更新日: 2024年07月03日

4日間の光のお祭り!秋田竿燈まつりで特別な夏の思い出作り

大迫力の竿燈が夏の夜空を彩る、一生に一度は見たい東北三大祭りのひとつ「秋田竿燈まつり」をご紹介します。毎年100万人以上が訪れる秋田竿燈まつりの会場の近くでは、秋田のご当地グルメが堪能できる「竿燈屋台村」「ご当地グルメフェスティバル」も登場します。今年の夏のお出かけに、パートナーやご家族との忘れられない思い出になること間違いなしです。

秋田竿燈まつりとは?

秋田竿燈まつりの画像
秋田竿燈まつりは、「あきたかんとうまつり」と読みます。秋田県秋田市では、毎年8月に五穀豊穣と無病息災のための秋田竿燈まつりが開催され、東北三大祭りの一つとして人気です。

秋田竿燈まつりは江戸時代の中期より270年以上も続く伝統的な行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

近年では海外公演も行われ、世界的にも注目されている秋田竿燈まつりですが、一方で地域の子供も技を練習してお祭りに参加する、地域に根ざしたお祭りという側面もあります。

秋田竿燈まつりで使われる竿燈には長さ12mの竹竿に大きな提灯が46個吊され、重さは50kgにもなります。しなる竿を片手で持ったり、額や腰に乗せたりバランスを取りながら、技を魅せるお祭りです。

ゆらゆらと揺れる稲穂に見立てた約280本の竿燈が、大通りを埋め尽くす様は圧巻と言えます。太鼓や笛の音色に合わせて、「どっこいしょー どっこいしょー」といった掛け声が響き、ろうそくの幻想的な灯りが揺れる光景は、日本の夏らしさを存分に感じられるでしょう。
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秋田竿燈まつりの開催日と会場

秋田竿燈まつりの画像
秋田竿燈まつりは毎年8月3日から6日にかけて秋田県秋田市で開催されます。お祭りの会場は、JR秋田駅から徒歩15分の竿燈大通りです。

東北地方の夏は、秋田竿燈まつり以外にも青森ねぶた祭、仙台七夕まつりが開催され、東北三大祭りと呼ばれています。

東北三大祭りはそれぞれ日程が近いので、三大祭り全て巡るのもおすすめです。

なお、東北三大祭りの日程は下記のとおりです。

■秋田竿燈まつり

夜本番 8月3日〜6日
昼妙技大会 8月4日〜6日

■青森ねぶた祭
毎年8月2日~8月7日

■仙台七夕まつり
毎年8月6日~8月8日

秋田竿燈まつりは、JR秋田駅から徒歩15分の竿燈大通りが夜本番の会場です。夜本番のタイムスケジュールは、4日間共通で下記のようになります。

交通規制:18:15〜
竿燈入場:18:50
竿燈演技:19:15~20:35
終了:21:00
交通規制解除:21:30

◼︎昼の妙技大会
昼の妙技大会は、竿燈の技術力向上のために開催される大会です。型の美しさや囃子方の技術をじっくり堪能でき、夜本番とは違った見ごたえがあります。
場所はJR秋田駅から徒歩10分のエリアなかいちにぎわい広場となり、スケジュールは以下のとおりです。

8月4日〜5日:9:00〜15:40
8月6日:9:20~15:00

秋田竿燈まつりの見どころ

秋田竿燈まつりの提灯を実際に近くで見ると、その大きさに驚くでしょう。

縦に64cmもある提灯には一つ一つにろうそくが灯され、一つの竿に46個も下げられます。大きな提灯は米俵を模していて、長寿、豊作、子宝などの縁起物の柄や、企業のロゴなど様々な絵柄も見どころです。
秋田竿燈まつりの画像
重さ50kgの竿燈が開始の合図とともに一斉に立てられます。大通りを埋め尽くす竿燈は光る黄金の稲穂のようで、大きくしなる様子は圧巻で、夏の夜空を照らすろうそくの炎が幻想的です。

竿燈に使ったろうそくは安産のお守りとしてご利益があると言われています。ろうそくの長さが短ければ短いほど、お産の時間が短く安産だそうです。

ちなみに、竿燈は差し手と呼ばれる方々が交代で支えます。竿燈を片手で持ったり、肩に乗せたり、額に乗せたり、バランス感覚とダイナミックな技が見どころです。
秋田竿燈まつりの画像
長さ12mもある竿燈に、さらに継竹と呼ばれる竹を足して高さを増し、竿燈は最大20mに達します。

また、秋田竿燈まつりでは、子供達の演技も見どころの1つです。竿燈には、大若・中若・小若・幼若と4種類の長さの竿がありますが、演技に使う竿燈は年齢で決まります。

対象年齢や竿の長さ、提灯の数などは下記のとおりです。
竿燈の大きさを示した表
法被姿で小ぶりな竿燈で演技する小さな子供を見ていると、秋田竿燈まつりが地域に根付いた伝統的なお祭りなのだと再確認できます。

秋田竿燈まつりは観覧席の予約がおすすめ

秋田竿燈まつりの画像
竿燈大通りで開催される夜本番は、毎年約100万人の来場があり、ゆっくり見るには観覧席の予約がおすすめです。
観覧席は毎年5月に予約開始されます。
「秋田竿燈まつり」有料観覧席の情報
なお2023年の場合、15名以上の団体予約は、4月17日午前10時に先行して受付開始されました。同じく2023年の場合、14名以下の個人予約は、5月10日午前10時に受付開始されました。

また、枡席の予約受付は2023年の場合、5月12日までと短い期間だったため注意が必要です。
なお、申し込み多数の場合は抽選となります。

枡席の他にも、S席、A席、B席とありますが、大人も子供も同額です。
なお、席を必要としない乳幼児は無料、枡席は定員6名のため、6名利用で1人あたり約4,667円となります。

【観覧席予約センター】TEL:018-866-9977
「秋田竿燈まつり」公式サイトはこちら

おいしい秋田グルメに舌鼓

秋田グルメの画像
旅行の楽しみは、やはりご当地グルメです。秋田竿燈まつりで秋田に旅行する際は、秋田牛や地酒を楽しみましょう。

お米を与えて育てた秋田牛は柔らかくて旨味が強く、口の中でとろけるほどのおいしさです。

秋田竿燈まつりの会場近くで、秋田グルメが堪能できる場所をご紹介します。

◼︎竿燈屋台村
秋田市役所会場と中央会場に、竿燈屋台村が出店します。

2023年は、8月3日(木)〜8月6日(日) 午後3時〜午後9時30分に開催されていました。
2024年も同様の日程だと思われます。竿燈屋台村では、秋田市役所本庁舎前だけでもおよそ40店の屋台が並びます。

◼︎ご当地グルメフェスティバル
大町イベント広場で例年開催されます。

2023年は、8月3日(木)~8月6日(日) 午後3時〜午後9時30分に開催されていました。
2024年も同様の日程だと思われます。ご当地グルメフェスティバルでは、秋田のさまざまなご当地グルメが魅力です。

JRで行く秋田竿燈まつり

秋田竿燈まつりへ行くにはJRの利用がおすすめです。JR秋田駅から徒歩10分で、妙技大会が楽しめる昼の会場へ。夜の会場も徒歩15分とどちらの会場も徒歩圏内です。

遠方からJRを利用する場合は、えきねっとなら簡単に新幹線の時間や乗り換え検索、予約が可能です。「えきねっと事前受付」を利用すると乗車日の1カ月前から事前予約の申し込みができます。

さらに、トクだ値が設定された経路の場合、割引価格で乗車券を予約することができるため、お得に秋田に行くことが可能です。トクだ値は出発駅や条件で異なるので、えきねっとで一度経路を検索してみてください。
トクだ値で、チケットを購入した場合は通常料金と比べて5〜30%OFFになるため、見逃せません。

他にも、乗り換え回数や乗車時間、1人あたりの金額も調べることができるため、旅の予定が立てやすいのも特徴です。

予定をしっかり立てて、チケットがお得になったぶん、秋田でグルメやお買い物を楽しみましょう。

夏の思い出作りに、ぜひ「秋田竿燈まつり」へ。伝統的な日本の夏祭りを体験してみませんか?
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