更新日: 2024年03月08日

上越新幹線の列車の種類、座席コンセント有無、駅弁情報など まとめ

出張や旅行で乗車することがある新幹線。新幹線によっては停車駅や座席へのコンセント有無が異なり、迷うことがある方もいるのではないでしょうか。この記事では、上越新幹線の停車駅や列車の種類、座席へのコンセント有無、駅弁の売店情報、ベビー休憩室の情報などをご紹介!上越新幹線に乗車する前のこの記事を読めば準備万全です!(2024年3月現在)

上越新幹線とは?

上越新幹線E7系イメージ
▲ 上越新幹線E7系イメージ
上越新幹線は、大宮駅~新潟駅を結ぶ269.5 kmの路線で、ほぼ全ての列車が東京駅~大宮駅間の東北新幹線と直通運転を行っており、東京駅~新潟駅間を運行しています。
「とき号」「たにがわ号」の2つの列車種別があり、「とき号」は、東京駅~新潟駅を結ぶ列車として運行し、「たにがわ号」は東京駅~高崎駅・越後湯沢駅(冬季はガーラ湯沢駅まで)間を運行しています。
運行車両は、E7系12両編成で行われています。
200系新幹線イメージ
▲ 200系新幹線イメージ
上越新幹線は1982年に開業し、開業当初は200系を使用して運行されていました。
1994年にE1系Maxが営業運転開始、1998年にE2系が営業運転開始、2001年にE4系Maxが営業運転開始と、さまざまな新幹線車両による運行が行われていましたが、2024年3月現在はE7系による運行に統一されています。

上越新幹線の停車駅は?

上越新幹線停車駅イメージ
▲ 上越新幹線停車駅イメージ
上越新幹線では、「とき号」が東京駅~新潟駅間を運行する列車です。
「とき号」のうち、午前中に東京駅~新潟駅間を1往復運行する速達タイプが運行されており、この速達タイプの「とき号」が上越新幹線で運行されている列車の中で一番停車駅が少ない列車です。
「たにがわ号」は東京駅~高崎駅・越後湯沢駅(冬季はガーラ湯沢駅まで)間を運行しています。

上越新幹線を走る列車の種類は?

とき号

とき号編成イメージ 出典:https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e7.html
▲ とき号編成イメージ
編成両数は、12両編成で自由席が1~5号車、指定席が6号車~10号車、グリーン車が11号車、グランクラスが12号車に連結されています。
※列車によって、指定席・自由席の号車番号が変更になる場合がございます。
※全車禁煙となっております。
運行区間:東京〜新潟
使用車両:E7系

たにがわ号

「たにがわ号」編成イメージ 出典:https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e7.html
▲ 「たにがわ号」編成イメージ
編成両数は、12両編成で自由席が1~10号車、グリーン車が11号車、グランクラスが12号車に連結されています。
※列車によって、指定席・自由席の号車番号が変更になる場合がございます。
※全車禁煙となっております。
運行区間:東京〜高崎・越後湯沢
使用車両:E7系

E7系とは?

E7系イメージ
▲ E7系イメージ
E7系は2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業に向けて開発された新幹線車両であり、2014年3月15日から「あさま」として東京~長野間に先行投入されました。上越新幹線では2019年より営業運転を行っています。
エクステリアデザインは、車体上部色は「空色」、車体色を「アイボリーホワイト」、車体中央の帯色を「銅色(カッパー)」および「空色」としています。

E7系の座席コンセントの場所は?

E7系普通車座席コンセントイメージ
▲ E7系普通車座席コンセントイメージ
<コンセント情報>
普通車:全座席設置
グリーン車:全座席設置
E7系グリーン車コンセントイメージ
▲ E7系グリーン車コンセントイメージ
<コンセント情報>
座席の窓側席・通路側席の中央のひじ掛け下に、コンセントが2口設置されています。窓側席・通路側席で使用することができます。
E7系グランクラスコンセントイメージ
▲ E7系グランクラスコンセントイメージ
<コンセント情報>
座席のひじ掛け下に、コンセントが設置されています。

E7系の車内を徹底解説

E7系普通車イメージ
▲ E7系普通車イメージ
インテリアは、普通車は“集う和”をテーマとしてデザインしています。
E7系普通車座席イメージ
▲ E7系普通車座席イメージ
テーブルを使用し、リクライニング倒したイメージ。
E7系普通車車端部テーブルイメージ
▲ E7系普通車車端部テーブルイメージ
車端部のテーブルは、大きなタイプとなっており、パソコン作業等を行うには便利なサイズです。
 E7系グリーン車イメージ
▲ E7系グリーン車イメージ
E7系の11号車にはグリーン車が連結されています。
グリーン車は“和風の和”テーマとしてデザインとなっています。
▲ E7系グリーン車座席イメージ
▲ E7系グリーン車座席イメージ
ひじ掛け部分にあるスイッチでリクライニングを倒すことができます。
E7系グランクラスイメージ
▲ E7系グランクラスイメージ
E7系の12号車には、特別なゆとりとおもてなしを提供するグレード「グランクラス」を連結しています。
グランクラスは、伝統を感じる空間と先進の機能を持つシートがお互いを高めあうことで、居心地の良い、ゆとりある車内空間を感じていただけるような演出を行い、日本の伝統的な事物を象徴しつつも現代的な感覚を合わせ持つカラーイメージで重厚な空間を目指しています。
E7系荷物置き場イメージ
▲ E7系荷物置き場イメージ
E7系の車内には、荷物棚のほか荷物置き場を設けています。
※車両によっては設置がない場合があります。
E7系女性専用スペース
▲ E7系女性専用スペース
車内設備としては、共用のトイレ・洗面所のほか、女性のお客さまの声を反映したトイレ・洗面所などの女性専用スペースを設置しています。目的地に着く前に、車内でのちょっとした時間で安心して身支度を整えることができます。
E7系多目的トイレ
▲ E7系多目的トイレ
7号車、11号車には車いすやベビーカーが入る多目的トイレがあり、室内にはオムツベットが設置されています。
このほか、共用トイレにもオムツ交換ベットが設置されていますので、赤ちゃんのオムツ替えも安心です。
▲ E7系多目的室イメージ
▲ E7系多目的室イメージ
E7系の7号車には、多目的室が設置されています。
多目的室の利用は、ご予約のお客さまを優先しています。ご予約の状況のにより、授乳するお客さま、体調のすぐれないお客さまなどもご利用いただけます。
※ご予約は、ハンドル形電動車いすご利用のお客さま、特段のご事情があるお客さまを対象とさせていただいております。
E7系車内設備イメージ 出典:https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e7.html
▲ E7系車内設備イメージ
E7系のトイレは、1号車、3号車、5号車、7号車、9号車、11号車、12号車に設置されています。
E7系の座席表等の詳しい情報はこちら

ベビー休憩室がある駅は?

ベビー休憩室イメージ
▲ ベビー休憩室イメージ
長時間の乗車になることが多い新幹線。赤ちゃんや小さな子どもを連れて乗車する前に、駅で事前にオムツの交換や授乳をしておきたいですね。授乳室やオムツ交換台など設置されている「ベビー休憩室」がある駅をご紹介します。

<ベビー休憩室設置駅>
●東京駅
場所:新幹線北乗換口改札内(1階)
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、シンク(浄水器・温水器)、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:子供用便器・ベビーチェアのあるバリアフリートイレが隣接しています
※ほか、京葉地下改札内(地下3階)、スクエアゼロ内(地下1階)にもベビー休憩室があります。
●上野駅
場所:新幹線乗換口改札前
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、シンク(浄水器・温水器)、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:室内に親子トイレがあります
※ほか、3階コンコースにもベビー休憩室があります。
●大宮駅
場所:新幹線北乗換改札内(待合室内)
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:改札内の一般トイレにはベビーシートがあります。また、新幹線改札内の女性トイレには子供用便器があります。
※ほか、新幹線南乗換改札内(待合室内)にもベビー休憩室があります。
●熊谷駅
場所:新幹線コンコース 待合室の一部
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、シンク(浄水器・温水器)、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:ベビーチェアのあるトイレが隣接しています。
●本庄早稲田駅
場所:改札内コンコース
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:ベビーチェアのあるトイレが隣接しています。
●高崎駅
場所: 新幹線乗換口改札内
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、シンク(浄水器・温水器)
トイレ情報:新幹線コンコースのバリアフリートイレ及び一般トイレ(一部)にはベビーチェアがあります。
●上毛高原駅
場所:改札内コンコース
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、シンク(温水器のみ)、手洗器
トイレ情報:ベビーチェアのあるトイレが隣接しています。
●越後湯沢駅
場所:改札外コンコース
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、シンク(浄水器・温水器)、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:ベビーチェアのあるトイレが隣接しています。
●浦佐駅
場所:新幹線改札内コンコース
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:ベビーチェアのあるトイレが隣接しています。
●長岡駅
場所:新幹線改札内コンコース
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:ベビーチェアのあるトイレが隣接しています。
●燕三条駅
場所:新幹線改札内コンコース
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:ベビーチェアのあるトイレが隣接しています。
●新潟駅
場所:新幹線改札内コンコース(待合室内)
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:ベビーチェアのある一般トイレ・バリアフリートイレが近接しています。

新幹線に乗車する前に駅弁を購入するには?

駅弁屋 祭イメージ 出典:https://foods.jr-cross.co.jp/matsuri/
▲ 駅弁屋 祭イメージ
新幹線に乗車する前に、購入しておきたいのが旅のお供「駅弁」です。上越新幹線の「駅弁」を購入できるお店の一部をピックアップしてみました。
東京方面から新潟方面へ順番に紹介していきます。
■ 東京駅
店舗名:駅弁屋 祭
場所:グランスタ東京内 1F 中央通路エリア(改札内)
営業時間:(全日)5:30~22:00
ほか、改札内NewDays(コンビニ)、新幹線ホーム上に駅弁を取り扱う売店があります。
■ 上野駅
店舗名:駅弁屋 上野中央改札
場所:(改札内) 中央改札を入って正面(1F)
営業時間:(全日)6:00~21:00
ほか、改札内及び新幹線改札内等に駅弁を取り扱う売店あり。
■ 大宮駅
店舗名:駅弁屋 旨囲門 エキュート大宮札
場所:(南口改札内) エキュート大宮内
営業時間:(全日)6:00~22:00
ほか、新幹線北のりかえ口改札内、17・18番線ホーム上等に駅弁を取り扱う売店があります。
東京駅・上野駅・大宮駅の駅弁情報はこちら
駅弁を事前予約できる「ネットでエキナカ」はこちら
高崎駅 駅弁イメージ 出典:https://www.takaben.co.jp/obento/ekiben/daruma.html
▲ 高崎駅 駅弁イメージ
■ 高崎駅
店舗名:NewDays 高崎西口
場所:改札外 2F 自由通路
営業時間:(平日)6:15~22:00、(土日祝日)6:15~21:30
ほか、改札内に駅弁を取り扱う売店があります。
高崎駅の駅弁「たかべん」の駅弁情報はこちら
長岡駅 駅弁イメージ 出典:https://ekiben-no-ikedaya.shopinfo.jp/pages/1799681/menu
▲ 長岡駅 駅弁イメージ
■ 長岡駅
店舗名:池田屋 売店
場所:改札内 上越新幹線 上り東京方面ホーム
営業時間:(全日)10:30~14:00
長岡駅の駅弁「池田屋」の駅弁情報はこちら
新潟駅 駅弁イメージ 出典:https://www.niigata-sanshinken.co.jp/products/890/
▲ 新潟駅 駅弁イメージ
■ 新潟駅
店舗名:NewDays 新潟新幹線改札内
場所:新潟駅2F 改札内 新幹線コンコース
営業時間:(全日)5:40~21:40
ほか、改札外NewDays(コンビニ)等に駅弁を取り扱う売店があります。
新潟駅の駅弁「新潟三新軒」の駅弁情報はこちら
新潟駅の駅弁「神尾弁当」の駅弁情報はこちら

駅の新幹線ホームに温泉!?

越後湯沢駅新幹線下りホームの手湯イメージ
▲ 越後湯沢駅新幹線下りホームの手湯イメージ
越後湯沢駅の新幹線下りホームには、「健康の天使」という像があります。
この像の下には越後湯沢温泉の湯が湧き出ていて、湯沢町民と湯沢を訪れる方々の健康を願い作られました。手を入れてポカポカ温まることができます。

これで準備は万端。上越新幹線に乗っておでかけに行こう!

いかがでしたでしょうか。
上越新幹線に乗車する前にこの記事を読んで、準備万端でおでかけに行きましょう。
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