更新日: 2025年04月09日

7月の行事、由来、草花、イベント、誕生石

7月は、夏の自然や文化を思い切り楽しめる季節です。本記事では、「7月の草花と植物」「7月の行事とイベント」「7月の誕生石」などについて詳しく解説し、7月をより充実させるためのヒントをご提案します。さらに、7月にまつわるおすすめアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

7月とは?和名や由来を解説

「7月」のイメージ画像
以下、PIXTA画像です
7月の和名は「文月(ふみづき)」です。
ほかにも「七夕月(たなばたづき)」「愛逢月(めであいづき)」「涼月(りょうげつ)」「初秋(しょしゅう)」「親月(おやづき)」「巧月(こうげつ)」という言葉が、7月を表す和名として使われています。
※和名は旧暦を基にしているため、現在の暦とは1ヶ月ほどずれることがあります。

■文月(ふみづき)
7月の和名「文月」は、七夕に書物を干す行事があったことや、稲穂が実り始め穂を含む(ふくむ)ことに由来するとされています。
由来には諸説あり、古くから学問や詩歌に親しむ時期とされていたこともあり、書物や文字に関係の深い名前です。
夏の盛りでありながら、暦の上では秋の入り口にあたる7月は、知的な活動を楽しむのにもふさわしい月といえます。

■七夕月(たなばたづき)
「七夕月」は、7月7日の七夕にちなんだ和名です。
織姫と彦星が年に一度出会うという伝説が広まり、短冊に願いを書いて笹に飾る風習が生まれました。夏の夜空に広がる天の川を眺めながら願いを託すこの風習は、幻想的でロマンティックな雰囲気を持ち、日本の風情を感じさせる美しい風習として定着しています。

■愛逢月(めであいづき)
「愛逢月」は、七夕の伝説にちなみ、「愛しい人と逢う月」という意味を持つ雅称的な和名です。織姫と彦星が再会する様子を象徴し、恋愛成就の願いを込める風習とも関連しています。
夏の夜、星空を眺めながら大切な人を想うロマンティックな月でもあり、人との縁や絆を大切にしたいと思わせる美しい名前です。

■涼月(りょうげつ)
「涼月」は、暑さの中にも夕涼みや夜風の心地よさを感じる7月を表した雅な表現です。
和名として紹介されることもありますが、詩歌などで涼やかな夏の月を表す表現としても親しまれています。
日中の強い日差しが落ち着く夕暮れ時には、川辺や縁側で涼をとるのが日本の夏の風情。風鈴の音や浴衣での散策など、涼を楽しむ文化が根付いており、暑さの中にも涼しさを求める7月らしい言葉です。

■初秋(しょしゅう)
「初秋」は、旧暦の7月が秋の始まりにあたることから名づけられた和名です。旧暦の7月は、現在の暦で8月にあたり、お盆を過ぎるころから気温がだんだんと下がり、朝夕にわずかに秋の気配を感じることも。稲の生長や虫の音など、自然の変化に目を向けると、季節の移り変わりを少しずつ感じることができる月です。

これらの言葉は、日本の季節感や風習を反映した美しい表現として、今も使われています。

7月の自然と文化|草花、節気、行事

「7月」のイメージ画像
7月には「小暑(しょうしょ)」と「大暑(たいしょ)」の二十四節気が含まれます。
二十四節気は、太陽の動きに基づいて決められるため、年によって日付が1日程度前後することがあります。

■小暑(しょうしょ)
小暑は二十四節気のひとつで、毎年7月7日頃に訪れます。本格的な夏の暑さが始まる時期とされ、「暑さが少しずつ増してくる」という意味を持ちます。
この頃から梅雨明けが近づき、蝉の鳴き声が聞こえ始め、夏の訪れを実感できるようになります。
また、梅雨明けから立秋(8月上旬)までの期間は、一般的に「暑中」と呼ばれ、暑中見舞いを送る習慣もこの時期に根付いています。

■大暑(たいしょ)
大暑は二十四節気のひとつで、毎年7月22日頃に訪れます。
1年の中でも特に暑さが厳しくなる時期で、太陽の光が強く降り注ぎ、気温が最も高くなる頃とされており、まさに夏本番。
各地で夏祭りや花火大会などの行事が行われ、夏の風物詩を楽しめる季節でもあります。
また、暑さを乗り切るため、昔から「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣もこの時期に根付いています。

これらの節気を知ることで、季節の変化を意識した生活を送ることができます。
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7月の草花と植物

「7月」のイメージ画像
7月は夏の陽射しがまぶしく、草花が最も活気づく季節です。
この時期には、夏らしさを感じさせる草花が見頃を迎え、自然の美しさを身近に感じることができます。

代表的な植物として、太陽のような明るさを持つ「ひまわり」、日本の夏を象徴する涼しげな「アサガオ」、そして静寂の中に神秘的な美しさをたたえる「ハス(蓮)」が挙げられます。

ひまわり:
大きく明るい黄色の花が特徴で、太陽を象徴するような存在。その元気な姿は夏の風景によく映え、庭や公園などでも親しまれています。見る人にエネルギーと活力を与えてくれる、夏ならではの草花です。

アサガオ:
朝に花を咲かせ、青や紫などの涼やかな色合いが、朝の清々しさを引き立ててくれます。古くは中国から伝来し、江戸時代には観賞用として大いに流行した歴史があり、今も学校の教材としてもなじみ深い花です。

ハス(蓮):
池や湿地に咲く神秘的な花で、仏教ともゆかりの深い植物です。夏の早朝に花開き、昼には閉じるという性質があり、静かな水面に咲く姿は凛とした美しさを放ちます。「清らかさ」や「心の浄化」を象徴する花としても知られています。

これらの草花は、夏の自然の美しさを存分に感じさせてくれるだけでなく、家庭や庭でも育てることができ、日々の生活に彩りを加えてくれます。
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7月の誕生石|ルビーの魅力

「7月」のイメージ画像
7月の誕生石であるルビーは、情熱や勇気、愛を象徴する美しい宝石です。
その鮮やかで深紅の輝きは「宝石の女王」とも称され、古くから王族や戦士のお守りとして大切にされてきたほか、インドやヨーロッパでは、太陽や生命力の象徴ともされ、強いエネルギーを持つ石として尊ばれてきました。

ルビーには身につける人に活力を与え、困難を乗り越える力を授け、成功へと導いてくれると信じられています。その力強い輝きは、シンプルなデザインのジュエリーでも存在感があり、大切な人への贈り物やお守りとしても人気です。
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7月の行事とイベント

「7月」のイメージ画像
7月は季節の行事やイベントが盛りだくさんの月で、家族や友人と楽しむ機会が多くあります。

■七夕祭り
七夕祭りは、7月7日に織姫と彦星が年に一度出会うという伝説に由来する行事です。
笹に願い事を書いた短冊を飾り、星に願いを込める風習が特徴。各地で七夕飾りが彩る祭りが開催され、湘南ひらつか七夕まつりなどが有名です。
夜空に広がる天の川を眺めながら、ロマンティックな雰囲気を楽しめる夏の風物詩として親しまれています。

■海の日
海の日は、7月の第3月曜日に制定された祝日で、「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」とされています。
もともとは7月20日で、明治天皇が東北巡幸から船で帰港した日が由来です。海開きの時期と重なり、全国の海岸ではマリンスポーツや海水浴を楽しむ人々でにぎわい、夏の訪れを感じる祝日です。

■花火大会
夏の夜空を彩る花火大会は、日本の伝統的なイベントのひとつです。7月から各地で開催され、大規模なものでは何万発もの花火が打ち上げられます。
浴衣を着て屋台を楽しみながら、夜空に広がる美しい光と音を味わうのは、まさに花火大会の醍醐味。特に、隅田川花火大会や長岡花火大会などは有名で、多くの人々の心を賑わせています。

これらの行事やイベントを通じて、季節を楽しむだけでなく、日常生活では味わえない特別な時間を過ごすことができます。
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7月の魅力を満喫し、季節を存分に楽しもう!

7月は、夏の草花が美しく咲き誇り、七夕や花火大会などのイベントが各地で開催される特別な季節です。
誕生石のルビーや和名に込められた意味を知ることで、さらに深く7月を味わえます。

夏ならではの楽しみ方を取り入れ、自然や文化を満喫しながら、充実したひとときを過ごしてみませんか?
7月の魅力を存分に楽しんで、素敵な夏を迎えましょう!

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