正月の1月1日の元日から1月3日までのことを言います。新年をお祝いする期間で、多くの企業や学校が休みとなります。
三が日には、日本ではお雑煮やおせち料理を食べたり、初詣に行ったりと、正月特有のさまざまな慣習があります。
一方、三が日には縁起を担いでやらないほうがいいことがあります。
この記事では、正月ならではの行事や過ごし方、三が日にやってはいけないことを紹介します。
更新日: 2024年12月23日
正月三が日の過ごし方。やってはいけないこととは?
三が日は1月1日から1月3日のことで、多くの企業や学校が休みになり、初詣やお雑煮、お年玉などお正月特有のイベントを行わる期間です。帰省や旅行に出かけたり、家でゆっくりするなど過ごし方はそれぞれですが、お正月特有の行事の歴史や由来、三が日には掃除をしてはいけないなどやってはいけないことがあるのをご存じですか?この記事では、正月ならではの行事の歴史や由来、三が日にやってはいけないことを紹介します。
三が日とはいつ?三が日の過ごし方や、やってはいけないことを紹介
三が日の過ごし方。行事の歴史や由来などを紹介。
三が日はどのように過ごしていますか?初日の出や初詣に行ったり、家でおせち料理を食べたり、こどもにお年玉をあげるなど、お正月特有の風習はたくさんあります。それらの風習の歴史や由来について紹介します。
初日の出
1年で1番初めに見る日の出のことです。初日の出は、新年の幕開けの象徴であり、新年の神様である「年神様」は日の出とともにやってくると言われています。
山の上など高いところや、海に行き水平線からのぼる初日の出を見るためにおでかけをする方もいるかと思いますが、新年から体調を崩さないようにしっかり防寒対策をしてお出かけください。
山の上など高いところや、海に行き水平線からのぼる初日の出を見るためにおでかけをする方もいるかと思いますが、新年から体調を崩さないようにしっかり防寒対策をしてお出かけください。
初詣
初詣とは、年が明けてから神社やお寺へお参りに行き、旧年の感謝をするとともに新年が良い年になるようにお祈りする正月の行事です。年の初めにお参りすると新年の幸せが増えると言われており、有名な初詣スポットには多くの参拝客でにぎわいます。
古い歴史がありそうな初詣ですが、実は一般に広まったのは明治時代中期ごろといわれています。
古い歴史がありそうな初詣ですが、実は一般に広まったのは明治時代中期ごろといわれています。
お年玉
お年玉とは新年のお祝いとして、大人からこどもに向けて金品を贈ることです。こどもにとってはお正月の一番大きなイベントなのではないでしょうか?
元々は金品ではなくお餅を贈っていたようですが、昭和に入り金品を贈るのが主流になってきたようです。
元々は金品ではなくお餅を贈っていたようですが、昭和に入り金品を贈るのが主流になってきたようです。
おせち料理
おせち料理とは、お正月に食べるお祝い料理のひとつです。
実は歴史はとても古く、弥生時代に始まり、平安時代に原型ができたとされています。その後、江戸時代に庶民に広まったようです。
おせち料理の食材には定番の料理や食材があります。これにはそれぞれ以下のような由来があります。
[黒豆]…まめに働けるように健康や勤勉さを表す
[栗きんとん]…金銀財宝を意味し、金運を呼ぶ縁起物
[数の子]…数多くの卵が付いていることから子孫繫栄や子宝祈願
[伊達巻]…書物のような見た目から学業成就
[鯛]…「めでたい」という語呂合わせ
[昆布巻き]…「よろこぶ」の語呂合わせ
[海老]…海老が長いひげや背を丸めて入っていることから長寿祈願
[れんこん]…穴から先を覗くことができことから、将来の見通しが良い縁起物
実は歴史はとても古く、弥生時代に始まり、平安時代に原型ができたとされています。その後、江戸時代に庶民に広まったようです。
おせち料理の食材には定番の料理や食材があります。これにはそれぞれ以下のような由来があります。
[黒豆]…まめに働けるように健康や勤勉さを表す
[栗きんとん]…金銀財宝を意味し、金運を呼ぶ縁起物
[数の子]…数多くの卵が付いていることから子孫繫栄や子宝祈願
[伊達巻]…書物のような見た目から学業成就
[鯛]…「めでたい」という語呂合わせ
[昆布巻き]…「よろこぶ」の語呂合わせ
[海老]…海老が長いひげや背を丸めて入っていることから長寿祈願
[れんこん]…穴から先を覗くことができことから、将来の見通しが良い縁起物
三が日にやってはいけないこと
三が日にやってはいけないことは、諸説ありますが以下の6つを紹介します。
・掃除をしてはいけない
・水仕事をしてはいけない
・刃物を使ってはいけない
・火をつかう料理をしてはいけない
・四足(よつあし)の肉を食べてはいけない
・お金を使い過ぎてはいけない
・掃除をしてはいけない
・水仕事をしてはいけない
・刃物を使ってはいけない
・火をつかう料理をしてはいけない
・四足(よつあし)の肉を食べてはいけない
・お金を使い過ぎてはいけない
掃除をしてはいけない
お正月は、新年の神様である「年神様」が福を持って家を訪ねてきてくれるとされており、福を払いのけないよう、掃除は控えるべきだとされています。
水仕事をしてはいけない
新年の神様である「年神様」を水で洗い流すことになるため、キッチン、バス、トイレの掃除、洗濯などの水仕事は縁起が悪いとされています。
刃物を使ってはいけない
三が日に刃物を使うのはタブーとされています。諸説ありますが、「包丁で何かを切ることが縁切りを連想させる」や、「三が日はいつも使う包丁を休ませてあげる」などの理由があります。
そのため、三が日はにはおせち料理と前もって作っておき、作り置きを食べるという風習があるようです。
そのため、三が日はにはおせち料理と前もって作っておき、作り置きを食べるという風習があるようです。
火をつかう料理をしてはいけない
煮物など火を使った料理を作る際に灰汁(あく)が出ます。この「灰汁」が「悪」と同じ音であることから、「悪」を出さないように、火を使う料理をしてはいけないとされています。
また、火を使う場所には火の神である「荒神様(家の中心にあって家人を守護する)」がいて、正月早々に火を使うと「荒神様」を怒らせてしまうという理由もあるそうです。
また、火を使う場所には火の神である「荒神様(家の中心にあって家人を守護する)」がいて、正月早々に火を使うと「荒神様」を怒らせてしまうという理由もあるそうです。
四足(よつあし)の動物の肉を食べてはいけない
四足の動物とは、「豚」「牛」「馬」など四足歩行の動物のことを指します。
殺生禁止という仏教の教えからきているなど、由来はいろいろあるようですが、一昔前のおせち料理では四足の動物の肉を入れるのは避けられていました。ただし、鳥肉は四足ではないことから食べても大丈夫だそうです。
殺生禁止という仏教の教えからきているなど、由来はいろいろあるようですが、一昔前のおせち料理では四足の動物の肉を入れるのは避けられていました。ただし、鳥肉は四足ではないことから食べても大丈夫だそうです。
お金を使い過ぎてはいけない
お正月にお金をたくさん使うと、その1年はお金が貯まらないそうです。ただし、お賽銭は神様に対して使うお金であるため、お賽銭に使うのはよいとされています。
新年から様々なお店で新年セールが行われますが、新年からお金を使いすぎて運気が下がらないように、お金の使い方には注意が必要ですね。
新年から様々なお店で新年セールが行われますが、新年からお金を使いすぎて運気が下がらないように、お金の使い方には注意が必要ですね。
三が日は日本の風習を知る良い機会
この記事では、正月三が日の過ごし方や、やってはいけないことを紹介しました。
お正月の初詣やおせち料理、お年玉などは身近なため知っている方が多いと思いますが、やってはいけないとされていることがたくさんあることを知っていましたか?全てをやらないことは現代の生活だと難しいですが、由来を知っているだけでも、豊かな三が日が過ごせるかもしれませんね。
お正月の初詣やおせち料理、お年玉などは身近なため知っている方が多いと思いますが、やってはいけないとされていることがたくさんあることを知っていましたか?全てをやらないことは現代の生活だと難しいですが、由来を知っているだけでも、豊かな三が日が過ごせるかもしれませんね。
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