更新日: 2024年11月27日

【音鉄とは】音鉄の楽しみ方や分類、おすすめ機材・グッズ、関連イベントを紹介!

鉄道ファンには、列車の音を楽しむ「音鉄」、列車に乗る「乗り鉄」、鉄道車両を撮影する「撮り鉄」、駅のフォントを楽しむ「もじ鉄」など様々な種類があります。「音鉄」はさらに、モーター音を楽しむ「走行音鉄」、発車メロディを楽しむ「発車メロディ鉄」、自動放送を楽しむ「自動放送鉄」、ドアの開閉音やコンプレッサー音を楽しむ「機器動作音鉄」に細分化されます。この記事では、「音鉄」の特徴やおすすめの機材、鉄道グッズ、イベントを紹介します。

音鉄(おとてつ)とは?

音鉄のイメージ
音鉄とは、鉄道ファンの中でも鉄道に関連するあらゆる音を収集する趣味を持つ人のことを指します。具体的には、列車のモーター音を楽しむ「走行音鉄」、発車メロディを楽しむ「発車メロディ鉄」、列車内や駅構内の自動放送を楽しむ「自動放送鉄」、ドアの開閉音やコンプレッサーの動作音を楽しむ「機器動作音鉄」など、ひと口に音鉄といっても幅広い分類があります。
「音鉄」と「撮り鉄」は、どちらも「撮る(録る)」という点で共通していますが、「撮り鉄」は鉄道車両の写真を収集するのに対し、「音鉄」は鉄道に関連する音素材を収集しています。

音鉄の分類①「走行音鉄」

走行音の収録イメージ(音鉄貸切イベントにて) 音鉄
▲走行音の収録イメージ(音鉄貸切イベントにて)
(引用:https://media.jreast.co.jp/articles/604)
走行音鉄とは、音鉄の鉄道ファンの中でも、列車の走行音に特に興味を持ち、その音を収集したり、楽しんだりする人々を指します。走行音を楽しむ鉄道ファンは、鉄道に関連する音の中でも、特に列車が走行する際に発生する音に魅力を感じています。
走行音と一口にいっても、列車の加速や減速時に聞こえるモーター音(VVVFや抵抗制御)や、車輪とレールが擦れ合う音(フランジ音)、ディーゼル列車のエンジン音、さらには走行中に発生するジョイント音など、様々です。さらに新幹線の音や通勤型車両、地下鉄など、車両の種類や路線によって音色やリズムが異なります。
鉄道ファンは、その形式の違いや走行環境により変化する音の特徴を楽しんでいます。収録した走行音は、作業中や入眠時のBGMとして聴くファンもおり、音楽を聴くように日常生活の一部として取り入れることもあります。

音鉄の分類②「発車メロディ鉄」

駅のスピーカー 音鉄
発車メロディ鉄とは、音鉄の鉄道ファンの中でも、鉄道の「発車メロディ」に特に興味を持ち、その収集や鑑賞を楽しむ人々のことを指します。発車メロディは、鉄道の駅で列車の出発時に流れる音楽や音声で、駅ごとに異なるメロディが使用されています。これらの発車メロディは、鉄道会社や駅の個性を反映したもので、地域ごとの特色や列車の種類に合わせたものも多く、音楽的にも魅力的なものがあります。また、同一のメロディでも駅ごとに微妙に異なるスピーカーの音質や音程、さらにはバージョンの違いなど、わずかな違いにこだわり、それを追求するファンもいます。

音鉄の分類③「自動放送鉄」

「自動放送鉄」は、音鉄の鉄道ファンの中でも駅や車両内で流れる自動放送に特に興味を持ち、その音声を収集し、鑑賞することを楽しむ人々を指します。鉄道の自動放送は、鉄道会社や路線ごとに異なるシステムを使用しており、放送内容や声優が異なる点が特徴です。例えば、駅の自動放送では、JR東日本の東京圏におけるATOS(東京圏輸送管理システム)やPRC(自動進路制御装置)による放送で、声優や文章がそれぞれ異なり、その違いを楽しむファンが多くいます。
近年では、インバウンド需要に対応するため、英語をはじめとする多言語放送が増加しており、これらの新しい放送内容も注目されています。
車内放送に関しては、JR東日本の在来線では三浦七緒子さんやクリステル・チアリさんが担当し、新幹線や特急列車では堺正幸さんやジーン・ウィルソンさんが担当しています。自動放送鉄は、これらの声優や放送システムの違いに注目し、収集した音声を録音して再生したり、比較したりしながら楽しんでいます。

音鉄の分類④「機器動作音鉄」

機器動作音鉄のイメージ 音鉄
▲SLの機器動作音の収録イメージ
機器動作音鉄とは、音鉄の鉄道ファンの中でも、鉄道車両の機器が動作する音に特に興味を持ち、それを楽しむ人々のことを指します。
鉄道車両には、列車の運行に必要な様々な機器があり、その動作音には独特の魅力があります。機器動作音鉄は、こうした音を収集したり、録音したりして楽しむことを主な趣味としています。機器動作音の具体例としては、ドアの開閉音、コンプレッサー音、ブレーキ音、警笛、電動発電機音(MG)、SIV音などが挙げられます。
自身で収録した機器動作音は、Nゲージなどを走らせる時の効果音や目覚ましアラームの音声として使用する鉄道ファンもいます。

【音鉄】する際のマナーや注意したいポイント

当社施設内等における撮影マナーに関するお願い 音鉄 出典:https://www.jreast.co.jp/picture_manners/img/poster_pc.jpg
音鉄する際、どうしても良い音を録りたいが為に周囲が見えなくなりがちですが、列車の安全運行を確保したり、周囲に迷惑をかけないためにルールやマナーを守る必要があります。
例えば、
・ホーム上では、三脚、脚立、踏み台などを使用しない
・階段付近や通路の狭い箇所など、他のお客さまの流動を妨げる場所で収録をしない
・乗務員の業務の妨げとなることをしない
・線路内に立ち入らない
・私有地に立ち入らない
・譲り合いを心掛ける
など、様々なルールやマナーがあります。

お互いにルールとマナーを守ることで、列車の安全運行や楽しい鉄道イベントが継続して開催されますので、必ず決められたルールとマナーは守りましょう。
(参考)JR東日本施設内等における撮影マナーに関するお願い

「音鉄」におすすめの収録機材

列車の走行音や発車メロディ、自動放送など、音鉄の楽しみ方は無限大。そんな音鉄を始めるためには、まず適切な機材を揃えることが重要です。高音質な音を収録するためには、優れたレコーダーやマイクが欠かせません。ここでは、音鉄初心者から上級者までおすすめできる収録機材をご紹介します。鉄道音収集が一層充実する、使いやすく高性能な機材を選ぶ参考にしてください。

■レコーダー

①低価格ながら高音質の「TASCAM DR-05VER3」

DR-05VER3 リニアPCMレコーダー 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-4907034131341
TASCAM DR-05VER3は、音鉄初心者にも最適なハンディレコーダーです。低価格ながら高音質録音を実現しており、音鉄の入門機として非常に優れた選択肢となります。
レコーダーには、無指向性ステレオマイクユニットを搭載しており、走行音など全周囲の音を均等に収音できます。向きや場所に関係なく臨場感あふれる録音が可能です。さらに、マイクユニットは最大125dB SPLに対応した高耐音圧タイプを採用しており、ロックコンサートのような大音量でも歪みなく録音できます。
また、ピーク検出機能も搭載されており、過大な音を自動的に調整し、音量の変動を抑えつつ最適な録音レベルを保ちます。外部入力には、ステレオミニジャックが搭載されており、ミニプラグに対応した外部マイクを使用することも出来ます。
TASCAM DR-05VER3は、音鉄初心者に最適な入門機です。簡単な操作で高音質録音が可能で、音鉄活動を始めるのに理想的な一台です。

【商品名】リニアPCMレコーダー TASCAM DR-05VER3
【価格】12,800円(税込)
▶「リニアPCMレコーダー TASCAM DR-05VER3」はこちら

②マイク機能が充実した「LS-P5」

リニアPCMレコーダー ブラック LS-P5 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-4545350053659
OM SYSTEM LS-P5は、内蔵マイクが充実した高性能リニアPCMレコーダーです。このモデルは、新開発の「TRESMIC II」マイクシステムを搭載し、指向性制御が可能な3つの大型マイクがバランスよく音を収録します。これにより、低音から高音まで幅広い音域を忠実に捉えることができ、走行音や環境音など、音鉄ならではの繊細な音も高精度で録音できます。
また、ズームマイク機能により、音源との距離や周囲の音を考慮して、指向性を最大21段階に調整でき、特定の音を際立たせることができます。
LS-P5はコンパクトなサイズながら、最大96kHzのサンプリング周波数と24bitの量子化bit数に対応し、CDの約3倍の情報量を持つ高音質録音を実現。さらに、「FLAC」形式にも対応しており、ファイルサイズを抑えつつ高音質を維持できます。125dBSPLという高耐音圧特性を誇り、大音量でも歪みなく録音でき、鉄道音やライブ会場の音など、幅広い音源に対応可能です。

【商品名】リニアPCMレコーダー ブラック LS-P5
【価格】24,380円(税込)
▶「リニアPCMレコーダー ブラック LS-P5」はこちら

③音が割れないレコーダー「TASCAM PortacaptureX6」

リニアPCMレコーダー PortacaptureX6 [ハイレゾ対応] 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-4907034134014
TASCAM Portacapture X6は、32bitフロート録音に対応したポータブルレコーダーで、映像制作、楽曲制作、フィールドレコーディング、ポッドキャストなど、さまざまな録音シーンに対応できる高機能な機器です。このレコーダーは、直感的な操作を可能にするカラータッチパネルを搭載し、最大96kHz / 32bitフロート録音を実現しています。これにより、非常に広いダイナミックレンジと高解像度な音声が録音可能です。
さらにXLR入力(ファンタム電源対応)を2系統備えており、プロフェッショナルなマイクを接続することで、さらに高音質な録音が可能です。これにより、外部マイクを利用して、列車の走行音をより精緻に録音することができます。

【32bitフロート録音とは?】
走行音収録や機器動作音の収録の際、都度録音レベルの設定に苦労することはありませんか?そんな時におすすめなのが、この「32bitフロート」録音です。
32ビットフロート録音は、音質の劣化を避け、クリッピング(音割れ・歪み)を防ぎつつ、非常に広い音のダイナミックレンジを扱うことができる録音方式です。これにより、特に音量の差が大きい録音やフィールド録音、走行音収録、ライブ音声などで非常に有利です。鉄道の音には、静かな環境から大きな音まで幅広い音量が含まれますが、32bitフロート録音では、音がクリアで歪むことなく、どんなシーンでも詳細に再現できます。音鉄や音響の専門家、録音を行うあらゆるシーンで非常に役立つ録音技術です。

【商品名】リニアPCMレコーダー TASCAM PortacaptureX6
【価格】46,370円(税込)
▶「リニアPCMレコーダー TASCAM PortacaptureX6」はこちら

■マイク

①バイノーラル録音が手軽に楽しめる「Roland CS-10EM」

バイノーラルマイク(イヤホン一体型ステレオ・コンデンサー・マイク) CS-10EM 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-4957054412111
Roland CS-10EMは、バイノーラル録音の魅力を手軽に楽しむための優れたツールで、特にフィールド・レコーディングを愛する音鉄にとって便利で楽しい機器です。通常の録音方法では体験できない、360度の音の広がりや臨場感をリアルに感じることができるため、録音する音の世界により深く没入することができます。
イヤホンとマイクが一体になっているため、耳に装着してバイノーラル録音をしながら、イヤホンでモニタリングすることが出来る優れものです。音の臨場感を得られる無指向性マイクのため、主に走行音を収録する「走行音鉄」におすすめです。

【バイノーラル録音とは?】
バイノーラル録音とは、主にヘッドホンやイヤホンで聴くことを前提にした録音技術です。この録音方法では、人間の耳に近い条件で音を録音することで、再生時に録音したそのままの臨場感を再現することができます。通常、音は耳に届くまでに空間を伝わるため、音の方向や距離、空間の広がりなどを耳で感じ取ります。バイノーラル録音では、この音の伝わり方を忠実に再現することを目指しており、ヘッドホンやイヤホンで聴いたときに、まるでその場にいるような立体的な音響空間を感じることができます。

【商品名】バイノーラルマイク Roland CS-10EM
【価格】12,100円(税込)
▶「バイノーラルマイク Roland CS-10EM」はこちら

②狙った音を逃さない「RODE NTG-2 ショットガンマイク」

NTG-2 ショットガンマイク 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-0698813000470
RODE NTG-2は、鉄道音の収録において、広帯域の周波数レスポンスと低ノイズ回路を備えており、走行音や発車メロディなどの繊細な音を忠実に収録できるショットガンマイクです。スーパーカーディオイドの極性パターンを採用しており、正面と側面からの音をしっかりと拾い、後方からの不要な音をカットします。このため、機器動作音や発車メロディなど、特定の音を狙って収録する際に非常に効果的です。
軽量で161gの本体は、長時間の収録や移動を伴う音鉄活動において非常に便利で、ビデオカメラやブームポールへの取り付けも簡単に行えます。また、単三電池とP48ファンタム電源の両方に対応しており、電源が供給されない環境でも単三電池を使うことで使用可能です。さらに、付属のウィンドシールドにより、風切り音や破裂音を抑えることができ、屋外での収録でも安定した音質が得られます。

【商品名】RODE NTG-2 ショットガンマイク
【価格】40,000円(税込)
▶ 「RODE NTG-2 ショットガンマイク」はこちら

③より高い臨場感で環境音を収録する「コンデンサーマイク SE8PAIR」

コンデンサーマイク SE8PAIR 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-4530027261024
sE8は、鉄道音の収録に最適なスモールダイアフラムコンデンサーマイクです。新設計のカプセルにより、広いダイナミックレンジと優れたバランスのサウンドを提供し、走行音や環境音など、鉄道の繊細な音を忠実に収録します。さらに、アッテネーションパッドとローカットフィルターを搭載しており、環境音の影響を抑え、収録シーンに応じて音質を柔軟に調整できます。特に、鉄道音のような広帯域の音をクリアに捉えることができるため、音鉄にとって重要な機材となります。
また、sE8は「マッチド・ペア」モデルになっており、複数のマイクをペアで使用することで、立体的でリアルな音場を再現可能です。マッチド・ペアは、音のバランスを均一に保ちながら、精確なステレオ感を実現するため、鉄道の走行音や環境音を臨場感豊かに収録できます。付属の高精度ステレオマウントバーやウィンドスクリーンも、屋外での収録において非常に役立ちます。

【商品名】コンデンサーマイク SE8PAIR
【価格】76,270円(税込)
▶「コンデンサーマイク SE8PAIR」はこちら

「発車メロディ鉄」におすすめの鉄道グッズ

①発車メロディと言えば「春日電機 動力用開閉器 BSW215B3」

春日電機 動力用開閉器 BSW215B3 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-4573137241418
音鉄ならだれもが一度は押してみたくなる発車メロディスイッチ。実際に駅にあるスイッチを無断で扱うと、鉄道営業法に抵触してしまいますが、このスイッチが自宅にあればいつでも好きな時に操作することが出来、あの「カチッ」というクリック感をいくらでも堪能することが出来ます。
※「春日電機 動力用開閉器 BSW215B3」は汎用スイッチのため、このスイッチのみで音を鳴らすことは出来ませんのでご注意ください。

【商品名】春日電機 動力用開閉器 BSW215B3
【価格】4,110円(税込)
▶「春日電機 動力用開閉器 BSW215B3」はこちら

②駅の代表駅なスピーカー「JVC PS-S112BS」

PS-S112BS/WS 出典:https://www.jvc.com/jp/pro/pro-speaker/lineup/ps-s112bs/
駅の代表駅なスピーカー「JVC PS-S112BS」
PS-S112BS/WSは、特に厳しい環境でも優れた耐久性を誇る広指向性・高効率の重耐塩スピーカーです。樹脂製パネルとサビに強いステンレス製ネジを採用することで、海沿いや湿気の多い場所でも問題なく使用でき、長期間にわたって安定した性能を提供します。ISO14993準拠の重耐塩仕様で、海岸地域や潮風にさらされる場所でも安心して設置できます。
また、PS-S112BS/WSは、紫外線に強い耐UV塗装を施しており、日光による劣化を防ぎます。さらに、スピーカーユニットには耐水・耐UVコーン紙が使用されているため、屋外での使用でも音質が損なわれることなく、安定したパフォーマンスを維持します。スピーカーの設計も工夫されており、三角形の穴パネルが水滴の残りを軽減し、目詰まりを防止するため、長時間の使用にも耐え、音質を保ちます。
▶「PS-S112BS」はこちら

③駅の代表駅なスピーカー「JVC PS-S103BS」

JVC 重耐塩ラインアレイスピーカー PS-S103BS 出典:https://www.jvc.com/jp/pro/pro-speaker/lineup/ps-s103bs/
PS-S103BSは、耐塩性や耐UV性能に優れた設計が特徴のスピーカーです。特に海岸地域や紫外線が強い環境でも長期間使用できる耐久性を誇り、鉄道の駅や屋外での使用に適しています。金属製ではなく樹脂製のパネルや耐水・耐UVコーン紙を採用することで、サビや劣化のリスクを軽減し、安定した音質を保つことができます。加えて、PS-S103BSは、距離による音エネルギーの減衰を抑えることができるため、スピーカーから離れた場所でも音が明瞭に伝えられます。
▶「PS-S103BS」はこちら

④いつでもどこでも発車メロディ「駅メロ キーホルダー」

駅メロ キーホルダー 東京駅山手線バージョン(SH-3) 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s380/s380-002
発車メロディをいつでもどこでも持ち歩けるキーホルダーです。
真ん中のボタンを押す事で、スピーカーからメロディが流れます。USB充電ができるため、何度でも繰り返し聴くことができる嬉しい仕様です。

【商品名】駅メロ キーホルダー 東京駅山手線バージョン(SH-3)
【価格】1,200円(税込)
▶「駅メロ キーホルダー 東京駅山手線バージョン(SH-3)」はこちら

過去にはこんな音鉄向けのイベントも開催

①「209系1000代録音専用列車で録る常磐線快速電車イベント」 (2024年1月28日開催)

209系1000代録音専用列車で録る常磐線快速電車イベント
2024年1月28日(日)、我孫子運輸区の社員が企画した音鉄向けイベント「209系1000代録音専用列車で録る常磐線快速電車イベント」が開催されました。このイベントでは、貴重なGTOサウンドを乗車しながら録音できるよう、録音専用の列車を仕立てて常磐線快速電車で運行しました。午前の運転では、営業運転では実施されない110km/hでの高速走行が行われ、通過メインの運転が行われました。午後の運転では、常磐緩行線時代を彷彿とさせる「詰めたブレーキ」を実演するなど、停車メインの運転が行われました。貸切列車ならではの運転操作やダイヤによる演出を最大限に活かし、「録れ高」を追求しました。
関連記事:【イベントレポート】録音専用列車イベント第三弾!209系1000代を使用したイベントのこだわりに迫る!|常磐線の録音専用列車イベント
関連プレス:209系1000代を使用したイベント商品を販売します!(2023/12/19)

②大崎駅と永楽電気のコラボによる発車メロディ操作体験イベント(2024年10月12日・13日開催)

大崎駅と永楽電気のコラボイベント
2024年10月12日(土)と13日(日)、大崎駅にて、品川区大崎の地元企業である永楽電気株式会社とのコラボレーションによる「発車メロディスイッチ体験イベント」を開催しました。永楽電気株式会社は、駅のホームや事務室に設置される業務用放送装置の製作を手掛けており、その製作した放送装置はJR東日本の駅でも多く使用されています。
2023年に初めて実物の発車メロディーやスイッチ、スピーカーを取り付けた装置を製作していただき、今回のコラボイベントでは、普段は触れることの出来ない発車メロディスイッチの操作やアナウンス体験をお楽しみいただきました。
関連記事:【発車メロディー】大崎駅と永楽電気が今年もコラボイベントを開催します!

③貴重となった185系の機器動作音収録イベント(2024年10月4日開催)

秋の夜長の185系B6編成検修庫内録音会
2024年10月4日(金)に大宮総合車両センター東大宮センターにて、185系B6編成を使用した音鉄向けイベント「秋の夜長の185系B6編成検修庫内録音会」を開催しました。
録音会では以下の音を録音することができました。
・パンタグラフの上げ下げ
・電動発電機(MG)
・コンプレッサー
・ワイパー
・ブレーキ
・警笛
・ブザー音(乗務員室内)
・ドア(お客さまが乗り降りされる車両側面のドア、デッキと客室を結ぶ車内の貫通ドア)
・冷房、送風等の車内環境音
・車内チャイム(4種類)
・主制御器(走行時に必要な電力をモーターに流す機械)
・安全弁(ブレーキ等に必要な圧縮空気を溜めるタンクに必要以上に空気が溜まってしまうことによりタンクの変形やその他機器の故障を防ぐために空気を吐き出す弁)
▶「秋の夜長の185系B6編成検修庫内録音会」はこちら

④実際に駅で使われていたスピーカーや発車メロディスイッチの販売も「千葉えきまつり」(2024年11月25日開催)

千葉えきまつりでの信号通信設備販売
2024年11月24日(日)に千葉駅及びペリエ千葉等の千葉駅周辺施設にて「千葉えきまつり」を開催しました。このイベントの出し物の1つとして、信号通信設備を販売する「鉄道部品(鉄道古物)即売会」が行われました。鉄道古物販売会では、実際に駅で使用されていたスピーカー(BM-6001-BH/WH・FP-1002HW・PS-S102・PS-S1128・PS-S103B・MS-152JR・WS-927)のほか、発車ベルスイッチ、列車接近表示器、出発反応標識などが販売されました。特に発車ベルスイッチが人気で、販売開始早々に完売しました。
関連記事:【11月千葉鉄道イベント】鉄道部品(鉄道古物)販売・鉄道模型での実演を行います!

音鉄向けのイベントは「JRE MALLチケット」でも販売!

JRE MALLチケットロゴ
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音鉄向けのイベントも不定期で販売しています。
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