秋田県では抜群の知名度を誇る“いぶりがっこ”。
いぶりがっことは、大根の乾燥工程を燻製で行った「たくあん漬け」のことです。名称は秋田の方言で漬け物を指す「がっこ」に由来しており、パリパリと歯ごたえのある食感、燻製の香りと大根の甘みがマッチした独特の風味が特徴です。
秋田県は湿度が高く大根が干しにくいうえに、大根の収穫時期(晩秋から初冬)は降雪に見舞われることが多く、凍結する可能性がありました。そのため秋田の農家では、室内の梁に大根をぶら下げて囲炉裏の煙を利用して大根を干し上げて漬け込む独自の手法が定着しました。厳しい気候風土だからこそ育まれてきた秋田ならではの特産品です。
更新日: 2024年12月20日
秋田県の特産品おすすめ“いぶりがっこ”秋田駅直結の購入場所もご紹介!
秋田県の特産品おすすめ「いぶりがっこ」は、大根の乾燥工程を燻製で行うという秋田県独自の製法で造られたたくあん漬けです。そのまま食べても美味しい「いぶりがっこ」ですが、クリームチーズと一緒にいただいたり、ポテトサラダやタルタルソースとの相性も抜群!さまざまなアレンジレシピが楽しめるのも「いぶりがっこ」の魅力の一つです。
今回は秋田名物「いぶりがっこ」の特徴をお伝えするとともに、秋田駅直結でいぶりがっこを購入できる場所をご紹介します!
いぶりがっことは?先人の知恵と工夫から生み出された逸品
「いぶりがっこ」には様々な味わいがある
「いぶりがっこ」は原料の国産大根を香りや色付きが良い「ナラ」や「サクラ」等の広葉樹を用いて昼夜2日間かけて燻し、その後は糠床に40日以上漬け込みます。時間や手間を惜しまずに作り上げる「いぶりがっこ」ですが、燻し方や漬け込み期間、漬け込みに使用する調味料によって、味わいや食感は様々です。
「いぶりがっこ」を使ったおすすめアレンジレシピをご紹介!
「いぶりがっこ」をそのまま食べるのも美味しいですが、お料理に使うことで別の美味しさが広がります!今回はパリパリとした食感を活かした「いぶりがっこ入りポテトサラダ」のおすすめレシピを紹介します。
■角切りいぶりがっこ入りポテトサラダ
【材料(2人前)】
・じゃがいも3個
・いぶりがっこ100g
・きゅうり1本
・玉ねぎ1/2個
・人参4cm程度
・塩少々
・マヨネーズ大さじ2
【作り方】
❶じゃがいもは皮を剥き、適宜カットする。ひたひたの水で茹でて、火が通ったらお湯を捨て、粗目に潰す。いぶりがっこは5mm角の角切りにする。人参は半月切りにして、茹でておく。
❷きゅうりは薄切りにして塩もみし、水気を切る。玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気を切る。
❸ボウルに(1)のじゃがいも、いぶりがっこ、人参、(2)のきゅうり、玉ねぎを入れて混ぜ合わせ、マヨネーズと塩を加えてあえる。
じゃがいものホクホク感と、いぶりがっこのパリパリ感がマッチし、絶妙な味わいのレシピです。ぜひ試してみてくださいね。
■角切りいぶりがっこ入りポテトサラダ
【材料(2人前)】
・じゃがいも3個
・いぶりがっこ100g
・きゅうり1本
・玉ねぎ1/2個
・人参4cm程度
・塩少々
・マヨネーズ大さじ2
【作り方】
❶じゃがいもは皮を剥き、適宜カットする。ひたひたの水で茹でて、火が通ったらお湯を捨て、粗目に潰す。いぶりがっこは5mm角の角切りにする。人参は半月切りにして、茹でておく。
❷きゅうりは薄切りにして塩もみし、水気を切る。玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気を切る。
❸ボウルに(1)のじゃがいも、いぶりがっこ、人参、(2)のきゅうり、玉ねぎを入れて混ぜ合わせ、マヨネーズと塩を加えてあえる。
じゃがいものホクホク感と、いぶりがっこのパリパリ感がマッチし、絶妙な味わいのレシピです。ぜひ試してみてくださいね。
おすすめ「いぶりがっこ」を購入するならJR秋田駅構内の「おみやげ処 こまち苑」で!
「いぶりがっこ」は秋田の玄関口である秋田駅で購入することが出来ます。JR秋田駅2階の待合室内「おみやげ処 こまち苑」では秋田県内の地酒、お菓子、稲庭うどん等、様々なお土産を取り扱っています。「いぶりがっこ」の種類も豊富で、スライス、1本、個包装等、様々なタイプの「いぶりがっこ」を購入することが出来ますよ。
【おすすめ商品①】「雄勝野きむらや」の『いぶりがっこスライス』
昭和38年創業の「雄勝野きむらや」は、奥羽山脈の懐に位置する秋田県湯沢市(旧雄勝町)に位置しています。四方を山々に囲まれた秋田県屈指の豪雪地帯で素材の旬と鮮度にこだわった漬物づくりを続けています。「雄勝野きむらや」の「いぶりがっこ」は昔ながらの製法をもとに作られ、素朴でありながらも自然な風味が特徴です。
「雄勝野きむらや」の『いぶりがっこスライス』は既にカットされているので包丁を使う必要がなく、このままお召し上がりいただけます。
「雄勝野きむらや」の『いぶりがっこスライス』は既にカットされているので包丁を使う必要がなく、このままお召し上がりいただけます。
【おすすめ商品②】「桜食品」の『いぶりがっこ(Lサイズ)』
秋田県大仙市には、いぶりがっこの製造を行う事業者が多数ありますが、「桜食品」は古くからこだわりの製法で作り続けています。今でも手作業で縄で大根を編んで燻しており、程よい燻製感や食感が特徴です。
「桜食品」の『いぶりがっこ(Lサイズ)』はお好みの厚さにカットしてお召し上がりいただくタイプです。お好みの歯ごたえや食感を見つけてみてくださいね。
「桜食品」の『いぶりがっこ(Lサイズ)』はお好みの厚さにカットしてお召し上がりいただくタイプです。お好みの歯ごたえや食感を見つけてみてくださいね。
秋田県仙北市には「がっこ(漬物)」をモチーフにしたホテルがある!!
秋田県仙北市は秋田県の東部中央に位置しており、自然・歴史文化などの観光資源が豊富な都市です。水深日本一の田沢湖や玉川温泉・乳頭温泉郷、武家屋敷、桜並木が有名ですが、仙北市の角館エリアに点在する歴史ある蔵を改装したホテルが「和のゐ 角館」です。
3蔵のうち、特に注目してほしいのが「西宮家 ガッコ蔵」で、漬物にまつわる道具等を空間に散りばめています。浴槽も漬物樽がモチーフです!「和のゐ 角館」は1蔵貸し切りタイプですので、プライベートな空間をお楽しみいただけます。歴史ある日本の営みを体感しながら、ゆっくりと「いぶりがっこ」や秋田の地酒を楽しむのも良いですね。
3蔵のうち、特に注目してほしいのが「西宮家 ガッコ蔵」で、漬物にまつわる道具等を空間に散りばめています。浴槽も漬物樽がモチーフです!「和のゐ 角館」は1蔵貸し切りタイプですので、プライベートな空間をお楽しみいただけます。歴史ある日本の営みを体感しながら、ゆっくりと「いぶりがっこ」や秋田の地酒を楽しむのも良いですね。
秋田県の特産品おすすめ「いぶりがっこ」を食べてみてください!!
今回は、秋田県の特産品「いぶりがっこ」のおすすめレシピや購入できる場所をご紹介しました。秋田県の玄関口「秋田駅」で手軽に購入することが出来るほか、がっこ(漬物)をモチーフにしたホテル「和のゐ 角館」も面白いですね。ぜひ、秋田新幹線で秋田県までお越しいただき「いぶりがっこ」を食べてみてください!
※掲載している画像は全てイメージです。
※2024年6月1日時点の掲載情報です。
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※2024年6月1日時点の掲載情報です。
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