更新日: 2024年05月27日

ワインに賞味期限はある?ない?飲み頃や保管方法とともに解説|一度は味わいたい厳選3種も

ワインに賞味期限があるのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。ラベルを見ても分かるように、どのようなワインでも賞味期限の表示はありません。「ならばいつ飲んでもいいの?」と思われるかもしれませんが、ワインには「飲みごろ」があります。また、未開封か開封後かでも適切な保存方法は異なります。
今回は、ワインに賞味期限はあるのかないのか、飲みごろはいつなのか、そして適切な保存方法について解説します。後半は、ふるさと納税で味わえる上質なワインの返礼品もございますので、ぜひ最後までご覧ください。

■結論、ワインに賞味期限は「ない」

赤ワインをグラスに注いでいる所賞味期限
結論からいえば、ワインに賞味期限はありません。ワインボトルに賞味期限の表示がないのは、ワインの性質上、賞味期限を定めなくてよいためです。

ワインはボトルに詰められた後も熟成が進み、時間や保管状態によって香りや味が変わっていきます。一部のワインは何十年もの熟成期間を経て、味が仕上がるものもあるほどです。食品衛生法においてもワインに賞味期限を定める義務はありません。ワインに賞味期限がないのは、海外でも同様です。代わりに、ワインボトルには収穫年が記載されており、これを元に熟成年数を推定します。

飲みごろは「ある」

醸造技術の進歩により、現在ではほとんどのワインがお店に並んだ時点で、すでに「完成系」といえる味わいに仕上がっています。つまり一般的にお店で販売されているワインは、購入してすぐに、おいしく味わえます。

1,000円前後のデイリーワインは、すぐに飲むことが推奨されます。デイリーワインを除くと、白ワインは1〜2年以内、赤ワインは2〜3年以内に飲みきるのがおすすめです。ただしこの期間も、あくまで目安であり、メーカーによって異なります。長期間熟成させることで風味がよくなる場合もあり、ワインの飲みごろを把握するのには、ソムリエに相談するのがもっとも確実といえます。

開封済みのワインの場合は?

ワインには賞味期限がないものの、開封後にいつまでも置いておくのは避けましょう。ワインは開封後、時間が経つにつれて中身が酸化し、風味が落ちていきます。最後までおいしく味わうためには、開封後はなるべく早めに飲みきってください。

ワインの種類によっても、劣化のスピードは異なります。以下では、ワインの種類ごとに開封後から「劣化が始まるまでの目安」を紹介しているので、チェックしてください。

ライトボディ(赤):3日程度
フルボディ(赤):5日程度
辛口(白):3日程度
甘口(白):2〜4週間
スパークリング:2日程度

■ワインの鮮度を保つ、保管方法のポイント

ワインで乾杯している所
ワインを開封後に劣化させてしまう原因は、酸素との接触による「酸化」です。つまり開封後のワインをおいしく保つためには、できるだけ空気に触れさせないことがポイントです。ここではワインの鮮度を保つポイントを紹介します。

冷蔵庫で保管

開封後のワインを保存する場所として、最適なのは「冷蔵庫」です。赤ワインは常温で飲むのが一般的ですが、開封後は劣化を防ぐためにも、種類に関係なく冷蔵庫で保管しましょう。低温下では分子の動きが遅くなり、ワインの酸化速度も遅くなるためです。

残量によって瓶を変える

手間を惜しまない場合は、小さな容器に移し替える方法もあります。ワインが酸素に触れる面積を減らせるため、酸化を抑えられます。開封直後にハーフサイズの空瓶に移し替えて、冷蔵庫に保管すると、翌日も新鮮な状態で楽しめるでしょう。

空気が入るのを防ぐ

シンプルな方法ですが、もともと使われていたコルクやスクリューキャップで再び栓をする方法も効果的です。コルクを用いる場合は、元の向きと逆向きに挿し込み、ラップを巻いて密封度を高めてください。また真空ポンプを使うのも有効です。ゴム栓と空気を吸い出すポンプを使えば、ボトル内の空気を減らせるため、ワインの酸化を防げます。

■風味が落ちたワインはどうする?

ワインでサングリアを作っている所賞味期限
量や飲むペースによっては、どうしても飲みきれないこともあるかもしれません。しかし風味が落ちたからといって、処分するのは少し待ってください。ワインが味落ちしてしまっていても、まだまだ活用する方法があります。

ホットワインにする

寒い季節には「ホットワイン」にするのがおすすめです。風味が落ちたワインでも、スパイスを加えて火にかけ、ハチミツやオレンジジュースで甘みを調整すれば、温かくて心地よいホットワインが楽しめます。火にかけることでアルコールが飛ぶため、あまりお酒に強くないという方も安心です。

料理酒として再利用する

赤ワインを肉料理やソースに少量加えることで、コクが増して本格的な味わいになります。白ワインが余っている場合は、魚料理に活用してください。ただし、大量に加えてしまうと酸味が強くなるため、少量ずつ使ってください。

サングリアにする

ホットワインとは逆に、暑い季節には「サングリア」にするのがおすすめです。風味が落ちたワインでも、スパイスやフルーツを加えることで、爽やかでフルーティーな仕上がりに生まれ変わります。赤ワインだけでなく、白ワインやロゼワインでも作れるため、ぜひ試してみてください。

JRE MALLふるさと納税で頼みたい、おすすめワイン3選

ここまでご覧いただいた方のなかには「なんだかワインを飲みたくなってきた…」という人もいらっしゃるのではないでしょうか。購入方法は様々ですが。お得な方法としておすすめなのが「JRE MALLふるさと納税」です。飲み比べができるセットやスパークリングなど、おすすめのワインを紹介します。

ふるさと納税を利用する際は、いくつかの注意点もあります。そのポイントを以下リンク先にわかりやすくまとめました。初めて利用する方はぜひ読んでみてください。
ふるさと納税の仕組みをわかりやすく解説

甲府ワイン4種類飲み比べセット

ふるさと納税で利用でき甲府ワイン4種類飲み比べセットる 出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F089/F089-001011
甲府市内にあるワイナリーのワインを飲み比べできるセットです。「オルロージュ(白)」「甲斐ブラン(白)」「マスカットベリーA樽熟成(赤)」「ルージュQ」の4種が含まれています。それぞれの個性を、じっくりと感じてみてください。

【返礼品名】甲府ワイン4種類飲み比べセット
【内容量】750ml×1本、720ml×3本
【寄付金額】33,000円
JRE MALLふるさと納税で甲府ワイン4種類飲み比べセットを探す

高畠ワイナリーの数量限定「嘉スパークリングワイン ピノ・シャルドネ」

ふるさと納税で利用できる高畠ワイナリーの数量限定「嘉スパークリングワイン ピノ・シャルドネ」 出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F018/F018-F20B-947
ピノ・ブランを主体とし、シャルドネ、ピノ・ノワールをブレンドして作られたスパークリングワインです。ほんのりと赤みを帯びた、イエローグリーンの色合いが特徴。開栓するとレモンやリンゴ、フレッシュなイチゴの香りが漂います。力強いキレのある酸味が口のなかに広がり、すっきりと爽快な後味がたまらない1本です。

【返礼品名】《高畠ワイナリー》数量限定 嘉スパークリングワイン ピノ・シャルドネ
【内容量】750ml
【寄付金額】10,000円
JRE MALLふるさと納税で《高畠ワイナリー》のワインを探す

アルカンヴィーニュ カジュアルワイン2本セット

アルカンヴィーニュ カジュアルワイン2本セットふるさと納税で利用できる 出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F206/F206-15378-40004726
アルカンヴィーニュが提供する、カジュアルワイン(辛口)2種のセットです。軽快で心地よい口当たりは、食事との相性もぴったりです。「ブラン(白)」はバランスの取れた味わいであり、「ルージュ(赤)」は芳醇な香りを楽しめます。

【返礼品名】アルカンヴィーニュ カジュアルワイン 2本セット
【内容量】750ml×2本
【寄付金額】17,000円
JRE MALLふるさと納税でアルカンヴィーニュ カジュアルワインを探す

おいしい国産ワインなら、ふるさと納税で!

ワインの賞味期限について解説しました。ワインに賞味期限はありませんが、開栓抜後はなるべく早めに味わいましょう。酸化を防ぐためには、コルクやスクリューキャップで封をしたのち、冷蔵庫で保管してください。

なお「JRE MALLふるさと納税」では、ご紹介したワインの他にも、さまざまな国産ワインが揃っています。あなた好みのワインを、ぜひ探してみてください。寄付額に応じて、JREポイントが貯まるためお得ですよ。
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