更新日: 2025年04月10日

12月の行事、誕生石、草花、由来

12月は一年の締めくくりとなる特別な月です。寒さが本格的になり、クリスマスや年末年始の準備で賑わいを見せる時期でもあります。
イルミネーションが街を彩り、家族や友人と過ごす温かい時間が増えるのも特徴です。本記事では、12月にまつわる和名や由来、二十四節気、草花、行事・イベント、祝日、誕生石、誕生花について詳しく解説します。さらに、通販サイトで関連商品を購入できるリンクもご紹介します。

12月の和名と由来

12月のイメージ画像
日本では12月を「師走(しわす)」と呼びます。ほかに「極月(ごくげつ)」「春待月(はるまちづき)」という呼び名もあります。

◾️師走(しわす)
「師走」は12月の和名で、「師(僧侶)」が年末の仏事のために忙しく走り回ることが語源とされています。
現代でも、年末は大掃除や年賀状の準備、忘年会などで慌ただしく過ぎるため、この言葉がぴったりの時期です。また、企業では決算や仕事納めの準備が進み、家庭ではお正月の準備が本格化します。
さらに、「師走」には「年の終わりに向かって人々が忙しく走る」という意味もあり、まさに一年の締めくくりとして、日本中が活気に満ちる季節を象徴する言葉です。

◾️極月(ごくげつ)
「極月」は、12月を表す異名の一つで、「一年の最後の月」という意味を持ちます。
12カ月の中で最も終わりに位置する月であり、「極(ごく)」という言葉が持つ「最も端(はし)」という意味と結びついています。一年を締めくくる重要な月であり、年越しの準備や、新年を迎えるための心構えを整える時期でもあります。
極月は、単なる月の名前にとどまらず、「終わりと始まりが交差する特別な時間」という意味を持ち、日本人の生活に深く根付いた表現です。

◾️春待月(はるまちづき)
「春待月」は「春を待つ月」という意味を持つ12月の異名です。
厳しい寒さが続く中で、春の訪れを心待ちにする気持ちが込められています。特に昔の日本では、冬の寒さを乗り越え、新しい季節が訪れることを強く願う気持ちがありました。
現在でも、12月はクリスマスや年末行事が続き、忙しいながらも、新しい年への期待が高まる時期です。冬至を過ぎると少しずつ日が長くなり、春への希望が膨らむこの時期を、「春待月」と表現するのはとても風情があります。

二十四節気における12月

12月のイメージ画像
二十四節気とは、太陽の動きを基準に一年を24の節目に分けた暦です。12月には以下の二つの節気が含まれます。

◾️大雪(たいせつ)|12月7日頃
「大雪」は、二十四節気の一つで、本格的な冬の到来を告げる節気です。
山間部では雪が積もり始め、平野部でも初雪が観測されることが増えます。寒気が強まり、動物たちは冬眠し、農作業も冬支度に入る時期です。
昔から「大雪」には冬の備えを万全にする習慣があり、現在でも暖房器具の準備や、年末に向けた冬支度が始まります。
また、冬の味覚が豊かになる時期でもあり、鍋料理や根菜類が美味しくなる季節としても親しまれています。

◾️冬至(とうじ)|12月22日頃
「冬至」は一年で最も昼が短く、夜が長い日です。
この日を境に再び日が長くなるため、古くから太陽の力が復活する日とされ、世界各地で祝祭が行われてきました。日本では、冬至の日にかぼちゃを食べ、柚子湯に入る風習があります。
かぼちゃは栄養価が高く、風邪予防に効果的とされ、柚子湯は血行を促進し、体を温める効果があります。
寒さが厳しくなる時期ですが、健康を願いながら冬の風物詩を楽しむ日でもあります。

12月の草花

12月のイメージ画像
12月に見頃を迎える代表的な草花を紹介します。

◾️ポインセチア
クリスマスシーズンの定番の花で、赤や白、ピンクの鮮やかな葉が特徴です。「聖夜の花」とも呼ばれ、クリスマスの飾りつけによく使われます。

◾️シクラメン
冬の寒さにも負けずに咲く美しい花で、鉢植えとして人気があります。赤やピンク、白の花があり、贈り物にも適しています。

◾️南天(なんてん)
「難を転じる」に通じることから、縁起の良い植物とされ、正月飾りにも用いられます。
JRE MALLで季節の「花」を購入する

12月の誕生石

12月のイメージ画像
12月の誕生石は「ターコイズ」「タンザナイト」「ジルコン」です。

◾️ターコイズ(トルコ石)
美しい青色が特徴で、「成功」「繁栄」「旅の安全」の象徴とされています。古くからお守りとして用いられてきました。

◾️タンザナイト
深い青紫色をした石で、「冷静」「知性」「神秘」の意味を持ちます。比較的新しく発見された宝石ですが、その美しさから人気があります。

◾️ジルコン
ダイヤモンドのような輝きを持つ石で、「成功」「富」「知性」の象徴とされています。
JRE MALLで「アクセサリー」を購入する

12月の行事とイベント

12月のイメージ画像
12月には冬の訪れを祝う行事や、年末年始に関連するイベントが多数あります。

◾️クリスマス(12月25日)
世界中で祝われるイベントで、日本でも家族や恋人と過ごしたり、プレゼントを交換する習慣があります。クリスマスツリーやイルミネーションが街を彩り、華やかな雰囲気に包まれます。

◾️冬至(12月22日頃)
一年で最も昼が短い日で、健康を願う風習があります。特に柚子湯に入ることは、体を温め、風邪予防につながるとされています。

◾️大晦日(12月31日)
一年の最後の日で、日本では年越しそばを食べたり、紅白歌合戦を見たり、除夜の鐘を聞きながら新年を迎える風習があります。寺社に初詣に行く準備をする人も多いです。
クリスマスにもピッタリ「アロマキャンドル」を購入する

1年の終わりを楽しむ12月

12月は、寒さが厳しくなる一方で、クリスマスや年末年始の準備で心が温まるイベントが多い月です。ポインセチアやシクラメンといった冬の花が街を彩り、クリスマスや大晦日などの行事が日本の冬の風物詩となっています。ターコイズやタンザナイトのジュエリーを身につけたり、冬至の風習を楽しんだりしながら、12月ならではの魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか?

\ SNSでシェア /

アクセスランキング

新たな夜行特急列車を2027年春に導入ーE657系1編成を全席グリーン車個室タイプに改造 1

新たな夜行特急列車を2027年春に導入ーE657系1編成を全席グリーン車個室タイプに改造

普通・快速列車の普通車自由席が3日間乗り降り自由!「急がない旅」のニーズにお応えした「東日本のんびり旅パス」を発売! 2

普通・快速列車の普通車自由席が3日間乗り降り自由!「急がない旅」のニーズにお応えした「東日本のんびり旅パス」を発売!

【発売日変更】2025年6月利用分の秋田・山形・上越新幹線が60%割引|えきねっとのおトクなタイムセールを実施! 3

【発売日変更】2025年6月利用分の秋田・山形・上越新幹線が60%割引|えきねっとのおトクなタイムセールを実施!

【夏の鎌倉観光】週末だけの臨時列車「常磐鎌倉号」をご紹介 4

【夏の鎌倉観光】週末だけの臨時列車「常磐鎌倉号」をご紹介

【第2弾!】JRE MALLで“生活応援価格”のお米が買える!令和6年産銘柄米が今だけ30%オフ&JRE POINT12倍還元! 5

【第2弾!】JRE MALLで“生活応援価格”のお米が買える!令和6年産銘柄米が今だけ30%オフ&JRE POINT12倍還元!

JRE MALLショッピング編集部