小田原市最大の観光イベント「小田原北條五代祭り」をご紹介！

「小田原北條五代祭り」は、毎年5月3日に開催される神奈川県小田原市最大の観光イベントです。1960年に小田原城天守閣が復興された際の祝賀行事として催され、1965年からは「小田原お城まつり」と題して毎年5月3日の開催が定着、1987年に今の「小田原北條五代祭り」に名称を改め、今年で61回目となります。

当日は11:10～12:20に小田原城にて出陣式が開催され、その中で「北条三兄弟　未来への約束」と題する記念セレモニーがあります。
北条三兄弟とは約500年前、関東に一大勢力圏を築き上げた北条家の三兄弟、四代小田原城主の氏政、八王子城主氏照、鉢形城主氏邦を指します。

そして現代、その北条三兄弟の縁からそれぞれの城がある小田原市と東京都八王子市、埼玉県寄居町は2016年に姉妹都市盟約を締結し、多様な分野での交流や、「北条五代」の大河ドラマ化に向けた協力活動をしています。
この500年前から続く北条三兄弟の絆がこれから先の未来へ向かって続いていくよう記念セレモニーが行われます。

小田原城での出陣式後、12:20から「小田原北條五代祭り」最大の見どころであるパレードが始まります！
忍者風魔小太郎隊や手作り甲冑隊を先駆けに、初代北条早雲から五代氏直に至るまでの武者隊が小田原城銅門を出発後、馬出門からは武者隊を先導する音楽隊、三の丸小学校前では武者隊の後ろから小田原ばやしと神輿を担いでしんがりを務める賑やかなまち衆隊が合流し、大規模な交通規制が敷かれた小田原市街を反時計回りに勇壮に練り歩きます。

途中の大工町通り交差点からは市内学校の生徒、児童達を中心とした吹奏楽隊が先導を務め、総勢1,700人もの隊列となって小田原城銅門に戻る、約2.1kmの大規模なパレードです。

パレードが通るコースの街角要所要所では、主にパレードが通過する前の時間帯にスペシャルパフォーマンスが行われます。
侍や風魔忍者による殺陣パフォーマンス、鉄砲演技、和太鼓など、小田原の長い歴史を感じるパフォーマンスが、これから通るパレードに向けて場を盛り上げます。

小田原城と城下町が一体となり、小田原市が1年で最も活気と熱気溢れるイベント、「小田原北條五代祭り」に是非お越しください！

※掲載の内容は2025年4月現在の情報です※

小田原市街を練り歩く大規模なパレードに伴い、市内の道路は交通規制が敷かれ、周辺の道路や駐車場も大混雑が予想されますので、ご来場には公共交通機関のご利用がオススメ！

東京からは東海道線の特急「踊り子」で約1時間です。ゴールデンウィークで臨時列車も多数運転されていますので、是非とも空席をご確認の上、お早目のご予約をお願いします。

「踊り子」のご予約には「えきねっと」がおすすめ！「在来線チケットレス特急券サービス」では通常の特急料金から100円引きとなり、みどりの窓口に行かなくてもお手持ちのスマホからご予約が可能です。