いわきの日帰り旅行は夏がおすすめ！夏の涼しいおすすめスポット紹介

夏休みはお出かけする方が多い季節。マイカーでの移動は渋滞に遭遇すると大変です。一方、列車での移動は目的地に到着する時間も分かるので、安心して旅程が組めることがメリットですね。

この記事でおすすめする日帰りお出かけスポットは、常磐線特急ひたち号で東京から2時間の「福島県いわき市」です。いわき市は太平洋側に面しており、海からの涼しい風が吹くおすすめスポットです。

東京からはいわき方面に毎時1本の特急列車が運行されているのでアクセスも良好。そして、早めの予約であればおトクなきっぷも設定されているおすすめ路線です。進行方向右手（A席）には、偕楽園や太平洋を望むことが出来、左手（D席）であれば筑波山がご覧いただけます。

さて、特急ひたち号でやってきたのは湯本駅。いわき湯本温泉の玄関駅です。駅のホームには足湯もあるなど、温泉街の風情が漂う場所です。
そして湯本駅から、徒歩10分ほどの場所にあるのがいわき市石炭・化石館「ほるる」。こちらの施設はかつていわき市にあった常磐炭田の採炭の歴史と、いわき市内で発掘された化石や、地球の歴史を物語る諸外国の化石資料を展示する施設で、エントランスを入るとすぐに、いわき市で発見された日本を代表する化石フタバサウルス・スズキイが皆さまをお迎えします。

「ほるる」の館内には、化石展示室や学習標本展示室もあり、化石について学ぶことが出来ます。
そしてもう1つのテーマである「石炭」。こちらは、かつては「黒いダイヤ」と呼ばれた石炭について、常磐炭鉱の歴史とともに振り返ることができます。
　夏休みのお子さまの自由研究の題材として、そして屋内施設ですので天候に左右されないことも、おすすめ要素の１つです。

「ほるる」から湯本駅へ戻り、向かうは東北のハワイとも称される「スパリゾートハワイアンズ」。ここは全天候型屋内施設なので、雨の日でも安心。ドーム型プールなので、紫外線の強い季節でも安心してお楽しみいただけます。館内の室温は一定なので快適にお過ごしいただけます。
そして、「スパリゾートハワイアンズ」の元々のルーツが、先ほど「ほるる」で紹介した「常磐炭鉱」につながります。かつて「常磐炭鉱」はエネルギー革命により衰退。その炭鉱跡地の温泉資源を活用して出来た施設こそが「スパリゾートハワイアンズ（当時は常磐ハワイアンセンター）」なのです。
「スパリゾートハワイアンズ」は、湯本駅からは無料のシャトルバスをご利用いただけます（※一部の便は、「ほるる」からの直行バスもございます）。

南国ムードの全天候型大ドームは、椰子の木と水に覆われた常夏のパラダイス。スライダーでスリル満点の水遊びを楽しんだり、美しく情熱的なポリネシアンショーを堪能できます。

スパリゾートハワイアンズは最大夜22時まで営業（※シーズン、施設により異なります）。
無料シャトルバスの最終便を利用する場合でも、湯本駅19時以降の特急ひたち号に乗車可能です。
遅くまで遊べるので、いわきへのご旅行は日帰りえも十分に満喫できます。もちろん、そのままホテルハワイアンズやいわき湯本温泉の旅館に宿泊してゆっくりお過ごしいただくことも可能です。

最後に、特急券の購入方法についてご案内します。特急ひたち号の特急券は「えきねっと」をご利用ください。在来線チケットレス特急券（トク割）をご利用いただければ、特急券が35％割引でご利用いただけます。乗車券も合わせて購入も可能です。また、首都圏方面からは乗車券としてSuicaもご利用可能です。

記事でご紹介をした「スパリゾートハワイアンズ」やいわき市石炭・化石館「ほるる」の利用チケットがおトクな価格で購入するには、JR東日本が運営するサイト「ひたちのくに紀行」も合わせてご利用ください。「ひたちのくに紀行」では、各種おトクな電子チケットを取り扱い中です。