更新日: 2024年07月04日

新幹線待合室の気になる「マッサージチェア」、実際に試してみました!

最近、新幹線待合室にある「マッサージチェア」。新幹線のカラーリングをまとったその姿は一度見たら忘れられない大きなインパクトがあります。以前から気にはなっていたけど、中々試せなかった筆者が出張帰りに実際に試してみました!

JR東日本の新幹線待合室にある「マッサージチェア」の正体

無重力マッサージ あんま王IV はやぶさモデル
▲東北新幹線 八戸駅の待合室に設置されている「無重力マッサージ あんま王IV はやぶさモデル」
最近、JR東日本の新幹線待合室にある「マッサージチェア」。東北新幹線E5系「はやぶさ」のカラーリングをまとったその姿に、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。

この「あんま王IV(はやぶさモデル)」は、株式会社ボディワークサービスが販売しているマッサージチェアで、2022年の鉄道開業150年の節目に、せっかくならば鉄道ファンの方にも楽しんでいただきたいというボディワークサービス、JR東日本の思いにより、実現したオリジナルモデルです。

既製品の「あんま王IV」をベースに「はやぶさ」の車体をモチーフにしたオリジナルデザインになっています。
フォルムはかなり近未来的で、その姿はまるでE5系はやぶさのコックピットのよう。

スキマ時間に使いやすい12分300円(※大宮駅は8分200円)という時間と料金設定。支払いには、便利な交通系電子マネーが使えるのも大きなポイントです。(現金も使用可能)

あんま王IV はやぶさモデルを実際に試してみました

▲交通系電子マネー決済端末および現金投入口
まずは、マッサージチェアに靴を脱いで腰かけ、料金の300円を決済します。
現金で支払う場合には、中央の現金投入口に100円玉を3枚投入します。

Suicaなどの交通系電子マネーで支払う場合には、黄色の端末画面を操作します。
画面の「\300」と書かれた黄緑色のボタンをタッチした後、交通系電子マネーのICカードをかざせば決済完了です。

操作方法は、左下のQRコードを読み込むことで、手元のスマートフォンで確認することが可能です。
▲マッサージチェアのリモコン
決済完了後、リモコンの画面が自動的に切り替わります。

人体検出が完了した後、リモコンの「無重力」ボタンを押すと「おまかせコース」から「無重力コース」に切り替わり、座席が無重力リクライニングの状態に倒れていきます。

個別項目については、
●もみ速さ
●たたき速さ
●足底もみ速さ
●エアー強さ
●肩もみ位置
の5項目を上下左右のボタンで調整することが出来ます。
▲通過していくはやぶさを眺めながら、「あんま王IV(はやぶさモデル)」を体験する筆者
着席してまず感じたのが身体を包み込むようなホールド感。
更に「無重力コース」により、身体に負担がかからず楽な姿勢でマッサージを受けることが出来ます。

お尻から肩まで広い可動域ともみ玉の繊細な動きによって、しっかりと身体がほぐれていきます。

足裏ローラーは思っていたより結構強烈です。
▲まわりの目が気になる方にはフードカバーがおすすめ
通常の状態でも頭の周囲が覆われているので、周りの目線がかなり気になりづらいのがグッドポイントです。
それでも気になる方は、格納されているフードカバーを引き出すことで、更に個室感がぐっと増します。

あっという間の12分。出張の疲れも癒されました。

どこの駅に設置されているの?

E5系はやぶさ
JR東日本管内の駅では、

大宮駅、宇都宮駅、那須塩原駅、新潟駅、燕三条駅、長岡駅、越後湯沢駅、新青森駅、八戸駅、盛岡駅、一ノ関駅、古川駅(大雨のため一時撤去中)、福島駅、郡山駅、熊川駅、新白河駅、上越妙高駅

などに設置されています。
※2022年9月現在。設置箇所は変更となる場合があります。
大宮駅に設置されているマッサージチェア
▲大宮駅に設置されているマッサージチェア。北側の待合室(けやき)に設置されている。
福島駅に設置されているマッサージチェア
▲福島駅に設置されているマッサージチェア。東北本線を見下ろせる。
▲新青森駅の新幹線改札内の待合室に設置されているマッサージチェア。東口の駅前広場を見下ろせる。
▲新青森駅の新幹線改札内の待合室に設置されているマッサージチェア。東口の駅前広場を見下ろせる。
新潟駅に設置されているマッサージチェア
▲新潟駅に設置されているマッサージチェア。待合室の中にあり、かつて上越新幹線で運行されていた現美新幹線で使われていたソファの隣に設置されている。

実はこれ「JRE MALL」で購入出来ちゃうんです!

あんま王Ⅳ(はやぶさモデル) 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s313/s313-BWS-JRE-0001
このオリジナルモデルの「あんま王Ⅳ(はやぶさモデル)」ですが、実はJRE MALLで購入出来ちゃうんです。

鉄道開業150年にちなんで150台の数量限定で販売しています。
気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
「あんま王Ⅳ(はやぶさモデル)」はこちら

他にもこんな鉄道車両カラーの家電があります

上越新幹線Maxときモデル 衣類乾燥除湿機 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s305/s305-999990000
2021年に惜しまれながら引退したE4系「MAX」のカラーリングをまとった加湿器もJRE MALLで販売しています。
こちらは、E4系の座席数にちなんで1,634台の数量限定販売です。

タッチパネルのボタンを押すことで、車内チャイムや発車メロディが流れる本格的な「鉄」仕様。
用事は無くてもついつい押してしまいそうですね。
「上越新幹線Maxときモデル 衣類乾燥除湿機」はこちら

\ SNSでシェア /