更新日: 2024年10月31日

EF64形・EF81形電気機関車が集結!2024年10月5日(土)「満喫!“長岡”の電気機関車」が開催

JR東日本 長岡駅南部構内(新潟県長岡市)では、2024年10月5日(土)にEF64形・EF81形電気機関車を使ったイベント「満喫!“長岡”の電気機関車」を開催します!このイベントは、普段入ることのできない「長岡駅南部構内」へ潜入し、EF64形・EF81形電気機関車の撮影会や運転台見学、保線用「アルミカート」の乗車体験などをお楽しみいただけます。この記事では「満喫!“長岡”の電気機関車」についてご紹介します!

EF64形・EF81形電気機関車とは?

EF64形電気機関車 出典:https://media.jreast.co.jp/articles/1223
EF64形は1964年に登場した直流電気機関車で、中勾配区間に対応する発電ブレーキ搭載の電気機関車として開発されました。
1964年から1965年にかけて製造された最初の12両は、直流電化区間だった奥羽本線板谷峠越え(福島駅~米沢駅間)のEF16の置換え用として福島機関区に配置され、EF16に代わり急行「津軽」に代表される客車列車、貨物列車の牽引だけでなく、同区間を通る気動車特急であった「つばさ」・「やまばと」の前補機も務めました。
その後、製造された車両は甲府機関区・長野運転所・篠ノ井機関区・稲沢第二機関区などに配置され、中央本線・篠ノ井線などで運用されました。
さらにその後も、山線区間の上越線や伯備線、山陰本線のほか、各地で旅客・貨物列車の牽引機として活躍しました。

多くの両数が活躍したEF64ですが、夜行客車列車の削減や貨物列車牽引機の新型電気機関車への置き換えなどによって運用が減少し、2024年4月現在ではわずかな両数が残るのみとなっています。
関連記事:【イベントレポート】自作のヘッドマークの装着も可能!EF64が並ぶ電気機関車見学会を開催しました
尾久車両センター撮影会で並ぶEF81形電気機関車 出典:https://media.jreast.co.jp/articles/1763
EF81形電気機関車は、1969年に50Hzおよび60Hzの交流電化区間と直流電化区間を直通して走行できる電気機関車として登場し、164両が製造されました。
登場後は、東北本線や常磐線、羽越本線の貨物列車、寝台特急や客車普通列車などの牽引機関車として活躍しましたが、寝台特急の減少や、新型の貨物列車牽引用電気機関車の投入により運用が減り、現在は活躍しているEF81は僅かとなっています。
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EF64形・EF81形電気機関車を堪能できるイベントが2024年10月5日(土)に開催!

満喫!“長岡”の電気機関車
JR東日本 長岡駅南部構内(新潟県長岡市)では、2024年10月5日(土)にEF64形・EF81形電気機関車を使ったイベント「満喫!“長岡”の電気機関車」を開催します!
このイベントは、普段入ることのできない「長岡駅南部構内」へ潜入し、EF64形・EF81形電気機関車の撮影会や運転台見学、保線用「アルミカート」の乗車体験などをお楽しみいただけます。
関連プレス:鉄道ファンも親子も楽しめる!「長岡駅南部構内」で体験型イベントを開催します!(2024/8/27)

イベント内容①電気機関車見学コーナー

EF64形電気機関車
EF81形電気機関車
EF64形電気機関車およびEF81形電気機関車をそれぞれ1両ずつご用意し、当イベント専用の「機関車エリア」を設けます。「機関車エリア」内には「接近制限ゾーン」を設定し、機関車に近づいて見学・撮影できる時間と、遠くから撮影できる時間を20分間隔で設けます。

【展示車両(EF64形/EF81形電気機関車)について】
・「パンタグラフ」は2基とも常時上昇、「連結器」は「EF64」「EF81」ともに自動連結器搭載の車両を展示予定です。
・ヘッドマークは、「EF64形」「EF81形」ともに宮内駅側に「あけぼの」を掲出します。
・「前部標識(前照灯)」を点灯、長岡駅側にて「後部標識(尾灯)」を点灯します。
・「EF64形」「EF81形」ともに長岡駅側の車両側面にステップを設置して運転台見学を行います。運転台見学実施中は、他のお客さまやステップが映り込む場合があります。
・「ヘッドマーク」、「連結器」、「灯火類」の調整等個別のご要望にはお応えできません。
機関車エリア

イベント内容②「EF64形/EF81形電気機関車」運転台見学

電気機関車の運転台
普段は乗車できない「EF64形」および「EF81形」電気機関車の運転台に、特別にご案内します。運転台に着席し、機関車の運転台見学をお楽しみいただけます。

※体験時間は1名あたり「EF64形」「EF81形」各5分ずつです。
※運転台のハンドル類、各種機器等に触れること及び機械室の出入りはできません。また、車両は動きません。
※電気機関車見学コーナーに展示している車両で運転台見学を行います。
※運転台内に三脚等は持ち込みはできません。

イベント内容③ヘッドマークの展示

ヘッドマークの展示
「EF64形」および「EF81形」電気機関車が過去に牽引した寝台特急などのヘッドマークを展示します。

イベント内容④保守用車の展示・説明

マルチプルタイタンパー
レール削正車
線路の点検や検査などの保守作業で昼夜問わず活躍する保守用車両を展示します。

また、各車両の説明タイム(各部2回)を設けます。
・「マルチプルタイタンパー(通称MTT)」…線路の歪みを直す車両。
・「バラストレギュレーター(通称BR)」…MTTが走行後バラスト(砂利)をならす車両。
・「レール削正車」…摩耗したレールの形状を整える車両。

イベント内容⑤保線用「アルミカート」の乗車体験

アルミカート
保線作業で使用される「アルミカート」に乗車し、レールの上を走行します。線路の点検作業における独特の視点や乗り心地をお楽しみください。

※片道約130mの区間をスタッフの運転で往復します。乗車はお一人様1回限りです。

イベント内容⑥「Suicaのペンギン」グッズの販売

会場内の特設物販ブースで「Suicaのペンギン」グッズを販売します。

※支払い方法はSuica等交通系電子マネーのみです。会場内ではチャージができません。
現金・クレジットカード・その他バーコード決済等はご利用いただけません。

「満喫!“長岡”の電気機関車」のイベント概要

会場マップ
■イベント名
 満喫!“長岡”の電気機関車
■開催日
 2024年10月5日(土)
 第1部:09:30~12:00
 第2部:13:00~15:30
■開催場所
 JR東日本長岡駅南部構内
 新潟県長岡市沢田(最寄り駅:信越本線長岡駅/宮内駅)
 長岡駅(長岡市城内町)より徒歩約25分/宮内駅より徒歩約15分
 越後交通路線バス「飛詰」バス停下車徒歩約3分
■販売期間
 2024年8月29日(木)12:30~2024年9月29日(日)23:59まで
■募集人数
 各部21名(合計42名)
 ※1回の購入操作では最大2組分までの購入としてください。
■対象者
 中学生以上
■販売ショップ
 JRE MALLチケット新潟支社店
■イベント価格
 15,000円(税込)

■スケジュール
【第1部】
9:30  受付後、指定エリア内を自由散策
12:00 イベント終了
※EF64形/EF81形電気機関車の運転台見学については、お客さまごとに体験時間を受付時にあらかじめ指定させていただきます。指定時間に体験場所にお越しください。

【第2部】
13:00 受付後、指定エリア内を自由散策
15:30 イベント終了
※EF64形/EF81形電気機関車の運転台見学については、お客さまごとに体験時間を受付時にあらかじめ指定させていただきます。指定時間に体験場所にお越しください。
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