JR東日本尾久車両センターは、東京都北区のJR東北本線尾久駅に隣接する、車両の点検や修理、清掃などを行う車両基地です。
お客さまに高品質な輸送サービスを提供するために日々、車両のメンテナンスを行っています。
カシオペアのE26系客車やお召し列車でも使用される特別車両E655系、事業用車で活躍する車両などが所属しています。
更新日: 2024年11月19日
カシオペア・E655系等の車両基地「JR東日本尾久車両センター」とは?
JR東日本尾久車両センターは、東京都北区のJR東北本線尾久駅に隣接する、車両の点検や修理、清掃などを行う車両基地です。お客さまに高品質な輸送サービスを提供するために日々、車両のメンテナンスを行っています。カシオペアの客車やお召し列車でも使用される特別車両E655系、事業用車で活躍する車両などが所属しています。この記事では、首都圏の安全運行を支えるJR東日本尾久車両センターについてご紹介します!
尾久車両センターとは?
現在、尾久車両センターに所属する車両
現在、尾久車両センターに所属している車両の一部をご紹介します。
① E001形(TRAIN SUITE 四季島)
尾久車両センターに所属するE001形は、JR東日本の新たなフラッグシップに相応しいデザイン・技術を備えたクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」専用列車として、2017年にデビューしました。
E001形は、電動機による動力分散方式の10両編成です。
動力方式は架線集電により駆動する電車モードと、非電化区間でも走行できるようにディーゼル発電機を1・10号車に搭載し、発電機により発電した電力で駆動するディーゼル・エレクトリック方式気動車の機能を併せ持つ新システム「EDC方式」を採用しています。
E001形は、電動機による動力分散方式の10両編成です。
動力方式は架線集電により駆動する電車モードと、非電化区間でも走行できるようにディーゼル発電機を1・10号車に搭載し、発電機により発電した電力で駆動するディーゼル・エレクトリック方式気動車の機能を併せ持つ新システム「EDC方式」を採用しています。
② E655系(和)
尾久車両センターに所属するE655系は、2007年に「ハイグレード車両」としてデビューしました。
全車グリーン設備とし、客室内は木質により柔らかい雰囲気としながら、「落ち着き・ 高級感」のあるモダンなデザインとしています。
愛称の「なごみ(和)」は、ご乗車になる全てのお客さまになごんでいただきたい思いが込められています。
全車グリーン設備とし、客室内は木質により柔らかい雰囲気としながら、「落ち着き・ 高級感」のあるモダンなデザインとしています。
愛称の「なごみ(和)」は、ご乗車になる全てのお客さまになごんでいただきたい思いが込められています。
③ E26系客車(カシオペア)
尾久車両センターに所属しているE26系客車「カシオペア」は、1988年から上野駅~札幌駅間を運行していた寝台特急「北斗星」からさらなる高水準のサービスを提供するフラグシップトレインとして、寝台特急「カシオペア」専用のE26系客車を製造し1999年に運行を開始しました。
全客室がA寝台個室であり、従来の寝台特急とのサービスの異なりから、人気の高い寝台列車でした。
全客室がA寝台個室であり、従来の寝台特急とのサービスの異なりから、人気の高い寝台列車でした。
④ EF81電気機関車
尾久車両センターに所属しているEF81形電気機関車は、50Hzおよび60Hzの交流電化区間と直流電化区間を直通して走行できる電気機関車として登場しました。
登場後は、東北本線や常磐線、羽越本線の貨物列車、寝台特急や客車普通列車などの牽引機関車として活躍しましたが、寝台特急の減少や、新型の貨物列車牽引用電気機関車の投入により運用が減り、現在は活躍しているEF81は僅かとなっています。
登場後は、東北本線や常磐線、羽越本線の貨物列車、寝台特急や客車普通列車などの牽引機関車として活躍しましたが、寝台特急の減少や、新型の貨物列車牽引用電気機関車の投入により運用が減り、現在は活躍しているEF81は僅かとなっています。
⑤ EF65形電気機関車
尾久車両センターに所属しているEF65形電気機関車は、国鉄が開発した直流用電気機関車です。直流区間の各地で、急行列車や寝台列車・貨物列車の牽引まで、幅広く活躍しました。
⑥ E493系・キヤE195系(事業用車)
尾久車両センターには、事業用車の E493系・キヤE195系が所属しています。E493系は回送列車の牽引等、キヤE195系はレール運搬列車で活躍しています。
過去に尾久車両センターに所属した車両
過去に尾久車両センターに所属していた車両の一部をご紹介します。
① 24系客車
尾久車両センターに所属していた24系客車は、寝台特急「北斗星」や「出雲」などに使用されました。
② 夢空間
尾久車両センターに所属していた「夢空間」は、次世代寝台車両の方向性を探るために製造され、尾久車両センターに配置され、寝台特急への併結や、団体臨時列車での運行で活躍しました。
③ 14系客車(ゆとり)
尾久車両センターに所属していた14系客車(ゆとり)は、車内には掘りごたつを設け、臨時列車や団体臨時列車などで活躍しました。
これまで尾久車両センターで開催されたイベント
機関車撮影会(2022年6月開催)
2022年6月に尾久車両センターで機関車撮影会が開催されました。イベント当日は、EF65やEF81、DE10が展示され、多くの鉄道ファンの参加者で賑わいました。
活躍の場を減らし、数も減らす機関車の撮影会は、不定期で開催されていますので、参加してみてはいかがでしょうか。
活躍の場を減らし、数も減らす機関車の撮影会は、不定期で開催されていますので、参加してみてはいかがでしょうか。
尾久車両センターの関連動画
EF81 95号機 臨A172 田端運転所最終運用 入区シーン(田端運転所:現尾久車両センター制作)
今回のYouTube動画は、2022年4月1日で機関車が尾久車両センターへ転属したことから、田端運転所所属最終運用の田端運転所南部機留線(現:尾久車両センター)入区シーンと、機関車の所属を表す区名札を変更するシーンをお届けいたします。
桜の花びらが舞う2022年3月31日、田端運転所配属としての最後の運用に就いたのは、レインボー塗装機として活躍するEF81 95号機でした。
臨試A172 試(8938)列車として最後の入区シーンから、区名札を「田」(田端運転所)から「尾」(尾久車両センター)に変更するシーンを記録として残しましたので、短い時間ではありますがご堪能ください。
桜の花びらが舞う2022年3月31日、田端運転所配属としての最後の運用に就いたのは、レインボー塗装機として活躍するEF81 95号機でした。
臨試A172 試(8938)列車として最後の入区シーンから、区名札を「田」(田端運転所)から「尾」(尾久車両センター)に変更するシーンを記録として残しましたので、短い時間ではありますがご堪能ください。
尾久車両センターで実施されるイベントに参加するには?
①JRE MALLチケットで鉄道イベントをチェック
JRE MALLチケット JR東日本首都圏本部店では、尾久車両センターをはじめ、東京エリアで開催しているJR東日本のイベントを販売しています。不定期で開催していますので、こまめにチェックしてみてくださいね!
② JRE MALLふるさと納税 JR東日本オリジナル返礼品をチェック
鉄道にまつわる貴重な体験やグッズなど、JR東日本ならではのオリジナル返礼品が勢ぞろい!
駅長や車両メンテナンスなどのお仕事体験や、鉄道古物を使用した、鉄道好きにはたまらない一点もののグッズなど、 オリジナリティ溢れる返礼品を是非ご覧ください♪
※時期により、取り扱い返礼品が異なります。
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※時期により、取り扱い返礼品が異なります。
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