更新日: 2024年05月29日

【2024年最新】「長野びんずる」はどんな祭り?いつから開催?歴史・開催場所まとめ

毎年8月の第一週目の週末に長野県長野市で行われる「長野びんずる」。「長野市民祭」とも呼ばれていて、地元を中心に多くの人が参加する長野県を代表する夏祭りです。さまざまな団体がしゃもじを鳴らしながら踊る光景を見るのはとても楽しく、なんと当日飛び入り参加も大歓迎!そんな「長野びんずる」の歴史や開催場所などを詳しく解説します。

「長野びんずる」ってどんなお祭り?

長野びんずるののぼり旗 出典:https://binzuru.info/
「長野びんずる」は、毎年8月の第一週目の週末、長野県で行われる夏祭りです。地元の有志団体や学校、企業などが「連」と呼ばれるチームを作り、しゃもじを鳴らしながら長野市の中心地でダンスやパフォーマンスを披露します。

毎年200チーム、総勢1万人以上が参加する「長野びんずる」ですが、一時期は新型コロナウィルスの影響で開催が中止になったり規模が大幅に縮小したことも。しかし、2023年には「ビヨンドコロナ」時代のスタートとしてこれまでと同じ規模での開催が実現するなど、徐々に本来の盛り上がりを取り戻してきています。

「長野びんずる」の見どころ

「長野びんずる」のメインは、200チーム・1万人を超える踊り子たちのパフォーマンスです。しゃもじを打ち鳴らしながら踊る本来のスタイルは大事にしつつ、それぞれの団体の特色が表れたダンスは見ていて飽きません。

さらに、「長野びんずる」ではなんと当日の飛び入り参加も大歓迎!地元の方はもちろん、旅行でたまたま長野を訪れた観光客でも楽しめるお祭りなんです。

「長野びんずる」の歴史・由来

今や長野県を代表するお祭りにもなっている「長野びんずる」ですが、その起源を辿ると江戸時代まで遡ります。

長野ではその頃、日本三大祇園祭として有名な「御祭礼」が開催されていました。しかし戦争の影響で盛り上がりに欠けるようになり、だんだんと衰退していきました。
これに代わる市民が参加できるお祭りを作ろうと、1971年に今の「長野びんずる」が誕生しました。

「びんずる」の由来は、病気を治す力があるといわれている「おびんずるさん(善光寺)」。長野県民や旅行客の健康を祈るお祭りでもあるんですね。

「長野びんずる」の概要

長野びんずるの提灯 出典:https://binzuru.info/
「長野びんずる」は、毎年8月の第一土曜日に開催されており、2024年も8月3日(土)開催予定です。

詳しい時間帯や場所などの情報はまだ発表されていたいため、参考までに2023年のものを紹介します。

■2023年「長野びんずる(長野市民祭)」概要
開催日:2023年8月5日(土)
会場:長野市の中心地(長野市中央通り、昭和通り)※当日は歩行者天国
時間:18:30〜21:00
「長野びんずる」公式サイト

「長野びんずる」は関連イベントも目白押し!

長野びんずる関連イベント 出典:https://binzuru.info/event/
▲2023年長野びんずる関連イベント
「長野びんずる」のメインとなる踊り自体は夜の開催ですが、当日はお昼から路上パフォーマンスや福引などのイベントが開催されたり、飲食ブースが出店したりします。

また前日には前夜祭も開催されるため、2日間通して楽しめますよ。

「長野びんずる」のアクセス情報

「長野びんずる」は、長野市内の中央通り・昭和通りを中心に行われます。
 
当日は交通規制が行われかなりの混雑が予想されるため、公式サイトでも自家用車でのアクセスは推奨されていません。当日は公共交通機関を利用するようにしましょう。

■「長野びんずる」アクセス
電車でのアクセス:長野駅から徒歩または臨時バス
『えきねっと』で長野駅までの電車チケットを購入する

長野県の夏の風物詩「長野びんずる」を楽しもう

毎年200チーム、総勢1万人以上が参加する「長野びんずる」。チームごとのパフォーマンスの違いを見つけてみるのもよし、当日飛び入り参加で踊るのもよし、お昼から飲食ブースで飲み食いするのもよし、楽しみ方はさまざまです。

そんな「長野びんずる」は、長野県の市内中心地で毎年8月の第一土曜日に行われます。ぜひ、年に一度の「長野びんずる」を体験してみてください。

\ SNSでシェア /