佃煮やおにぎり、お弁当など、活用方法は無限大！日本が誇る栄養豊富なスーパーフード「海苔」を味わおう！

海苔といえば和食をはじめ日本国内で食べられているイメージが強いですが、和食人気の高まりとともに世界中で食べられるようになってきています。

海苔は英語で「seaweed（海苔だけでなくワカメなど海藻全般）」と言います。かつて欧米では海苔のことを「ブラックペーパー」などと呼んで敬遠していたこともありましたが、今では海外のレシピサイトでも、スープに入れたり、パスタにかけたりと、自分たちの好みに合わせて海苔を楽しんでいるレシピが見られます。

日本での海苔の食味をひもとくと、その歴史は奈良時代まで遡ります。日本最初の法律書である701年の大宝律令では朝廷への「調」（税の一種）のひとつに海苔が入っています。現代では誰もが気軽に食べられる身近な食材である海苔は、実は高級品として扱われていたんですね。

海苔の名産地は複数あり有明海、瀬戸内海のほか、東京湾や伊勢湾など。
有明海産はやわらかくて弁当やおにぎり向け、瀬戸内海産はしっかりしていて海苔巻きなどに向く、など産地によっても特徴に違いがあると言われています。

「海苔は消化に悪い」。そんな話を聞いたことはありませんか？
確かに、“生”海苔に含まれるポルフィランという多糖類は体内では消化・分解できないと言われていますが、熱を加えると細胞壁が壊れて消化されやすくなります。焼き海苔などの熱を加えた状態であれば消化に悪いということはありません。

かつて「多糖類を消化するための酵素を作る遺伝子を持つ腸内微生物が、日本人からのみ見つかった」という研究報告がありました。それが「日本人だけが海苔を消化できる!?」といった見出しで報道されたため、そこから転じて「海外の人は海苔を消化できない」、「海苔は消化に悪い」という誤解を生んだのかもしれません。

日本人は古くから生の海藻を食べる習慣があり、生海苔に含まれるバクテリアから、多糖類・ポルフィランを消化できる遺伝子が取り込まれたと考えられているそうです。体にいいものを食べ続けることが体質改善につながるのではないかと希望を持てる話ですよね。

しかも海苔には栄養素がたくさん含まれています。「消化に悪いのでは」なんて心配することなく、積極的に海苔を食べていきましょう！

普段から口にする機会が多い海苔。
手軽に食べられるこの食材に、どんな栄養素がどのぐらい含まれているのでしょうか。

海苔の栄養素として、まず注目したいのが食物繊維です。海苔はその3分の1が食物繊維で、全形の海苔1枚（約3g）で、レタス1/4個、バナナ1本などとほぼ同等の食物繊維を摂ることができます。
また、海苔に含まれる食物繊維は水溶性食物繊維で、野菜などに含まれる不溶性食物繊維よりも柔らかく、胃壁や腸壁にダメージが少ないことも特徴です。

食物繊維には、コレステロールの吸収を抑えたり、血糖値の上昇を防止する効果があり、生活習慣病の予防にもうってつけ。また、便秘を予防したり、消化速度を抑えて腹持ちをよくすることから、ダイエットしたい人にも積極的にとってほしい栄養素と言えます。

美容を意識する人に嬉しいのが、ビタミンCを多く含んでいることです。ビタミンC はコラーゲンの生成に欠かせない上に、メラニン色素の沈着を防ぐ働きも。様々な角度から美肌効果に期待できるのです。また一般的には「ビタミンCは熱に弱い」とされますが、海苔に含まれるビタミンCは熱に強いという特徴があると言われています。

ビタミンC以外にも海苔はビタミンB群など12種類ものビタミンを含んでおり、「海の野菜」とも呼ばれています。

鉄分は血液中の酸素の運搬に必要不可欠な成分で、女性は特に不足しがちなミネラルのひとつです。海苔にはこの鉄分もしっかり含まれています。植物性食品に含まれる鉄は「非ヘム鉄」という、吸収されにくい鉄分なのですが、海苔に豊富に含まれるビタミンCには鉄の吸収を促進するという働きもあるため、海苔は鉄分を効率的に摂れる食べ物だと言われています。貧血対策がしたいけれどレバーやほうれん草が苦手……という人にもおすすめです。

海苔の栄養素を語るうえで忘れちゃいけないのが、海苔の40％を占めるタンパク質です。しかも、海苔のタンパク質は、9つの必須アミノ酸をすべてバランス良く含んだ良質なもの。
タンパク質は、皮膚、臓器、筋肉など、身体の主成分となる重要な栄養素で、体づくりのためには高タンパク低カロリーな食事が望ましいと言われており、海苔はその条件にもピッタリの食材です。

また、タンパク質を効率良く身体に摂り入れるにはビタミンＢ群の力が必要なのですが、海苔にビタミンＢも豊富なことは前述したとおりです。

身近な食材の海苔に、こんなに多くの栄養素が含まれているなんて、改めて驚きですね。

普段なんとなく食べている海苔にはこれでもかというほどたっぷり栄養が入っていることがお分かりいただけましたか？
そんな日々いただきたい海苔はふるさと納税を活用すればお得に手に入れることができちゃいます。

ふるさと納税は応援したい自治体に寄付することで、その土地の特産品やサービスを返礼品として受け取ることができる制度のこと。しかも申請を行えば、税金の控除を受けることができるので自治体にとっても寄付者にとっても嬉しい制度なんです。

ここからは、ふるさと納税でもらえる「海苔」の返礼品をご紹介します。

有数の海苔の産地である佐賀県有明海で獲れた海苔のセット。8切れ6枚入りが50袋届きます。食事の時に1袋添えるだけで、より栄養豊富な食卓に！　食べきりやすい小分けタイプなので、海苔をしけらせてしまう心配もなく、保管にも便利で嬉しいですね。
たまごかけご飯に合わせるのがおすすめとのこと。お酒のおつまみにチーズを巻いて食べるにも良さそうなサイズです。

【返礼品名】佐賀おかずのり 5袋入り×10個（計50袋）
【内容量】8切6枚×5袋　10個入
【寄付金額】12,000円

木曾三川が伊勢湾に流れ込み、真水と海水がバランスよく調和したところで育てられた鬼崎海苔。磯の香りをしっかり感じる海苔を焼き海苔にして、やわらかみがあり深い味わいに仕上がりました。栄養分も豊富な高級海苔の「鬼崎海苔」は贈答品としてもおすすめです。

全型サイズ10枚入りの袋を7つお届けします。

【返礼品名】鬼崎のり（焼のり７帖）
【内容量】焼のり10枚×7袋
【寄付金額】10,000円

有明さんの海苔を使用して作られた海苔の佃煮の返礼品です。海苔は海苔でも生海苔の佃煮で、浜武漁業協同組合の女性部の方が手づくりで作られたもの。懐かしい家庭の味になるよう、何度も試行錯誤し完成したそうです。
3時間ほど機械でかき混ぜたあと、最終的には自分たちの手でかき混ぜることでちょうど良い煮込み加減になるんだとか。

丁寧に作られた生海苔の佃煮をぜひお召し上がりください。

【返礼品名】有明のり 柳川特産 生のり佃煮 3本入 合計510g のり 海苔 海苔佃煮
【寄付金額】7,000円
【内容】 510g(170g×3本)

こちらは有明海でとれた海苔の佃煮を含む、6種類の海苔の佃煮を楽しめる返礼品。新鮮な海の香りを楽しめる「岩のり」や明太子のピリ辛さが海苔とマッチしてクセになる「辛子明太子のり」をはじめ、しそや梅、あおさの風味を堪能できる海苔の佃煮セットとなっています。

いつものお食事に、ちょっと趣向を変えた海苔の佃煮を取り入れてみませんか？

【返礼品名】潮騒 のり佃煮 6本セット 合計1,080g (180g×6)
【寄付金額】12,000円
【内容】
・岩のり：180g×1
・辛子明太子のり：180g×1
・青しそのり：180g×1
・梅のり：180g×1
・有明のり：180g×1
・100％あおさのり：180g×1

おにぎり、海苔巻き、海苔弁当。
海苔は日本人にとって本当に身近な食材です。その海苔に、こんなに栄養素が豊富に含まれているとは驚きでしたね。
前述したほかにも、肝臓の働きを良くするタウリンや、中性脂肪を減少する効果が期待できるEPAなども含んでおり、お酒を飲む人はおつまみに海苔をとりいれるのが良さそうです。

ぜひ家に海苔を常備して、毎日いろいろなメニューで食べてみてくださいね。

ほかにもふるさと納税で選べる海苔はあるので、ぜひチェックしてみましょう。

ふるさと納税をする際には、JRE POINTが貯まって使えるJRE MALLふるさと納税が便利です。JRE MALLふるさと納税はJR東日本が運営するふるさと納税サイトで、日本全国の返礼品を見ることができます。

ぜひふるさと納税でお得に健康に海苔を味わってみませんか？