福岡の明太子を自宅で！選び方やおすすめ品について人気のお店とともに紹介！

福岡県・博多の味覚といえば「明太子」です。その明太子はスケトウダラの卵巣を唐辛子ベースのタレに漬け込んで作られます。
そのままでご飯やお酒と一緒に楽しむのもいいですが、食材との相性がよくアレンジレシピも豊富にあります。

では、そんな人気食材の「明太子」のルーツはどこにあるのでしょう？

日本の明太子は、山口県・下関市で誕生したと言われています。
明太子の誕生には諸説ありますが、ここでは山口県のルーツについてご紹介します。

時代は戦前、山口県下関と朝鮮の釜山の連絡船を介して、スケトウダラの卵巣を使った「塩漬け」の輸入が始まりました。これがいわゆる「明太子の原形」と考えられています。
当時の「たらこの塩漬け」にはニンニクが入っており、キムチのようなものだったそうです。

その後、戦時中に輸入が途絶えましたが、戦後になって日本初の明太子専門店が下関に誕生します。
当時の明太子は、たらこに唐辛子をまぶした「まぶし型」であり、現在のような「漬け込み型」ではありませんでした。

その一方で、「漬け込み型」の明太子の元祖とされているのが福岡県・博多。『ふくや』の創業者・川原俊夫氏によって開発されました。
現在では「漬け込み型」が主流であるため、明太子＝福岡県というイメージが根付いたと考えられています。

また、明太子と辛子明太子は「唐辛子が入っているか」が大きな違いであり、ほぼ同じ商品となります。

福岡にはさまざまな明太子があります。いざ購入しようとすると、あまりにも種類が豊富で戸惑う方もいらっしゃるでしょう。何を買えばよいか悩んでいる方は、本章で紹介するポイントに沿って、明太子を選んでください。

明太子には、一本ものや切れ子、バラ子といった形状があります。贈り物や料理に使うなど、用途に応じて形状を選べることも、明太子が親しまれる理由かもしれません。

一般的に、贈答用の明太子には「一本もの」がおすすめです。形が整っており、大粒で熟成が進んだ卵を使用した明太子は、全体の食感と粒感を同時に楽しめます。自分用には「切れ子」が適しています。製造過程で、皮が取れたり途中で千切れたりした明太子が使われているものの、味に違いはありません。形状から一本ものより、手頃な価格で購入できます。

料理に使いたい場合は「バラ子」を選びましょう。皮が取り除かれた明太子であり、料理中にサッと使えます。

鮮度の高い明太子を選びたい場合は、薄皮で弾力のある商品を探してください。一本ものであれば、中が透けるほど皮が薄く、全体的にふっくらしているものを選びましょう。切れ子の場合は、粒感がしっかりしている明太子を選んでください。

口当たりの良さを重視する場合は、漬け込み時間（製造方法）に注目してください。漬け込み時間が長いほどまろやかな口当たりと、深いコクが感じられます。

先ほどもご紹介した通り、明太子と辛子明太子の違いは、「唐辛子が入っているか」で大きく分けられます。
ピリッとした辛さのある明太子がお好きな人は、辛子明太子を選んでみてください。

一般的に「辛子明太子」と言っても、辛さの度合いは千差万別です。
辛さはお店によっても異なりますが、甘口から激辛まで選べます。

食べやすさを重視する場合は甘口、適度な辛さが大好きなら中辛、辛いもの好きであれば激辛を選んでみてください。
中には、中辛の2倍以上も辛い明太子もあるようなので、購入の際はご注意ください。

福岡の明太子を選ぶ際には、名店から商品を探すのが効率的です。店によって特徴が異なるため、実際に食べてみて自分の好みの明太子を探してみてくださいね。

■かねふく・やまや
『かねふく』と『やまや』は、オーソドックスな明太子を提供するメーカーです。マイルドな味わいを求めるなら『かねふく』がよいでしょう。さっぱりとした味わいを求める場合は『やまや』がおすすめです。柚子胡椒を使用した漬け込みタレが特徴であり、華やかな風味が楽しめます。

■福さ屋・ふくや
さまざまな種類の明太子を探している方には『ふくや』と『福さ屋』がおすすめです。『ふくや』には、長期保存可能な缶詰をはじめ、明太子をベースとした多彩な商品が揃います。

ご飯のお供を探している方は『福さ屋』がおすすめです。高菜や角煮、生のりなどと組み合わせた明太子が豊富です。

■ひろしょう・稚加榮（ちかえ）
ギフトとして明太子を贈りたい方には『ひろしょう』や『稚加榮（ちかえ）』が適しています。素材にこだわる『ひろしょう』では、厳選された北海道産スケソウダラの卵を使用。『稚加榮』では、味と食感のバランスが整った明太子を提供しています。料亭ならではの上品な味わいが特徴です。

福岡の味覚を自宅で楽しむならば、ふるさと納税がおすすめ。「JRE MALLふるさと納税」には、ご紹介したメーカーを含む、さまざまな明太子が揃います。数ある返礼品のなかでも、イチ押しの3品を紹介します。

ふるさと納税を利用する際は、いくつかの注意点もあります。そのポイントを以下リンク先にわかりやすくまとめました。初めて利用する方はぜひ読んでみてください。

製造工程中に破れた箇所があるため、1kg詰めの「家庭用明太子」として提供される返礼品です。味や品質に関しては、贈答用のものと同様です。1kgと大容量なので、大家族にもおすすめです。

【返礼品名】熟成無着色明太子切子（冷凍）
【内容量】1kg
【寄付金額】11,000円

辛くないたらことピリッと辛い明太子の食べ比べセットです。
贈答品の製造途中で形が崩れてしまった「切れ子」を使用しているため「訳あり」となっていますが、味に遜色はありません。

たらこは、じっくりと二度漬けした濃厚で上品な旨味を感じます。明太子は、はじける食感と程よい辛さに深みのある味わいを楽しめます。
辛さの違いや食感・味わいの違いをぜひ感じてみてください。

【返礼品名】かねふく たらこ 明太子 食べ比べ セット 訳あり 1kg 規格外 不揃い 傷 訳アリ わけあり 切れ子 切子 タラコ めんたいこ 冷凍 小分け 魚介類 めんたいパーク 家庭用
【内容量】たらこ 500g×１箱、明太子 500g×１箱
【寄付金額】11,000円

『ふくや』は、日本で初めて「漬け込み型」の明太子を製造したメーカーです。「花セット」は、発祥の店ならではの味を、余すことなく楽しめる返礼品です。ご飯のお供としてはもちろん、そのままお酒のつまみにぴったりな和え物も堪能できます。

【返礼品名】ふくやの明太子〈花セット〉
【内容量】味の明太子100g、数の子明太子110g、いか明太子110g
【寄付金額】10,000円

福岡の明太子について紹介しました。明太子のルーツが福岡でなかったことに、驚かれた方も多いでしょう。しかし現在、主流となっている明太子の元祖であり名産地は、やはり福岡です。多種多様なメーカーが並ぶ福岡の明太子は、やはり他県とはひと味違います。

福岡の味覚を存分に味わうならば「JRE MALLふるさと納税」を活用してみてください。地元の味を、自宅で気軽に楽しめますよ。