往年のEF81や211系との並びも！数を減らす185系の撮影会が開催

185系は、東海道線で運用されていた153系電車の置き換えを目的に1981年に導入されました。翌1982年には高崎線などで使用されていた165系電車を置き換えるため、耐寒耐雪装備や横軽対策を施した車両が増備され、1982年までに合計227両が製造されました。

1987年の国鉄民営化前に製造された車両であることから、「国鉄型」と呼ばれています。

東海道線では特急「踊り子」や「湘南ライナー」として、高崎線では新特急「谷川」や「草津」として、東北本線では新特急「なすの」などとして活躍しました。

定期運用としては、東海道線の特急「踊り子」や「湘南ライナー」、「おはようライナー新宿」、「ホームライナー小田原」が最後となり、2021年3月のダイヤ改正まで約40年間走り続けました。

新幹線リレー号色は、185系200番代の塗装に採用されました。塗装イメージは、185系200番代が大宮駅暫定開業だった東北・上越新幹線と連絡する、上野駅～大宮間を運行していた「新幹線リレー号」での運用がメインであることから、東北・上越新幹線の200系をイメージした塗装デザインとなっています。

緑ストライプ色は、ベースカラーを「太陽光」をイメージしたクリーム10号とし、その上から「伊豆の木々の緑」をイメージした緑14号によるストライプカラーを3本配しています。ストライプは60度の角度で、それぞれ帯の幅が4:2:1の比率になるようにデザインされています。

EXPRESS 185色は、1995年から1998年にかけて、車両のリニューアル工事が行われた際に、塗装変更が行われて登場しました。塗装イメージは、クリーム色をベースに上毛三山をモチーフとした黄色・グレー・赤色のブロックパターンを施し、車体の側面に "EXPRESS 185" のロゴが入っているのが特徴になっています。

湘南ブロック色は、1999年から2002年にかけて車両のリニューアル工事が行われた際に、塗装変更が行われて登場しました。このリニューアル工事によりそれまでのオリジナルの緑ストライプ色から、「みかんの実と葉にちなんだ色」であるオレンジと緑をあしらった湘南ブロック色へと装いを変えました。

定期運用が無くなり、臨時列車での運行のみとなった185系。
小山車両センターでは、1980年代～1990年代にフォーカスを当て、当時東北本線を走っていた寝台特急、特急、普通列車を再現した特別な撮影会を実施します。
懐かしい185系を、あの頃を思い出しながら、思う存分撮影してみませんか？

商品名：「懐かしの東北本線EF81・211系・185系撮影会」
販売ショップ：JRE MALL 大宮支社ショップ
イベント参加価格：27,000円（税込）
販売期間： 2024年2月16日（金）10時00分～ ※定員に達し次第終了

2024年2月12日(月・祝)には、東大宮操車場駅構内(埼玉県さいたま市)で、新幹線リレー号で活躍した当時のカラーリングを施した185系車両と、特急「踊り子号」などで活躍したストライプカラーの185系2編成を展示した撮影会を開催しました。

このイベントでは、懐かしい愛称幕をご用意し、参加されたお客さまは、懐かしい記憶を思い出しながら撮影されている様子が見受けられました。

JR東日本大宮支社では鉄道好きにおすすめのイベントはもちろん、一人旅やご家族での旅行でも楽しめる鉄道イベントがたくさん開催されています！
JRE MALLチケット 大宮支社のページを定期的に確認してみてくださいね!