「東京総合車両センター」は、東京都品川区に構えるJR東日本の車両基地です。敷地面積は、223,475㎡で、これは品川区の約1/100の面積です。
センター内は、車両工場部分(西エリア)と車両基地部分(東エリア)に分かれており、車両工場部分では、E231系やE233系といった新系列車両のメンテナンス業務を行っています。一方で車両基地部分には、山手線の車両(E235系)が所属しており、終電後の収容や日夜定期検査業務を行っています。
更新日: 2024年11月20日
山手線の車両基地「東京総合車両センター」とは?大井町駅に隣接する巨大車両工場に潜入
東京都品川区に広大な敷地を持つJR東日本の車両基地、「東京総合車両センター」。大井町駅に隣接する「東京総合車両センター」は、車両メンテナンスを行う工場としてのほか、山手線車両の終電後の留置場所としてもその役割を持っています。実はこの東京総合車両センターには、知られざる地下空間があるんです。その姿はまるで「電車の立体駐車場」のよう。この記事では、謎のベールに包まれた「東京総合車両センター」を皆さんにご紹介します!
東京総合車両センターとは?

▲東京都品川区に構える「東京総合車両センター」
山手線ってどれくらいの車両が走っているの?

▲山手線で活躍する「E235系0番代」
2023年8月現在、山手線で使用されているE235系の編成総数は50本です。
1編成あたり11両で組成されているので、車両数で換算すると550両にものぼります。
1両あたりの長さは20mなので、全ての車両を繋げると11,000m(11km)の長さになります。
山手線1周が34.5kmなので、その約1/3を山手線の車両で埋め尽くすことが出来る計算ですね。
それだけの数と長さの車両を東京総合車両センターでは、収容しているのですから、驚きですよね。
(一部の車両はJR東京総合車両センター池袋派出所にも収容されています。)
1編成あたり11両で組成されているので、車両数で換算すると550両にものぼります。
1両あたりの長さは20mなので、全ての車両を繋げると11,000m(11km)の長さになります。
山手線1周が34.5kmなので、その約1/3を山手線の車両で埋め尽くすことが出来る計算ですね。
それだけの数と長さの車両を東京総合車両センターでは、収容しているのですから、驚きですよね。
(一部の車両はJR東京総合車両センター池袋派出所にも収容されています。)
E235系とは?

出典:https://www.jreast.co.jp/train/local/e235.html
▲ 山手線E235系0番代
首都圏の通勤・通学を主とする輸送におけるさらなるサービス向上、安定性向上を目的に、従来の列車情報管理装置「TIMS」に代わる「INTEROS」の導入をはじめ、多くの新規技術を導入し、エネルギーコスト低減、メンテナンス低減を実現した次期通勤型車両のスタンダード。「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」をキーワードとして開発されました。
山手線車両をまるごと飲み込む「立体駐車場」って?

▲東京総合車両センターの車両基地(地下部分)
50本もの山手線車両の収容を可能にしているのが、コンクリート製高架の2階建て構造です。
その姿はまさしく「立体駐車場」そのもの。
「立体駐車場」の1階部分は地下になっており、22線が横並びになっています。2階部分は地上になっており、23線が横並びになっています。
地下部分には、リフティングジャッキや車輪転削装置を備える修繕線があり、山手線車両の整備を行っています。
この車庫は大崎駅に直結しており、ここから山手線の輪の中に出入りしています。
電車の車庫の「立体駐車場」構造は全国的に見てもとても珍しいです。
東京の狭い土地を活用するアイデアがこの東京総合車両センターには詰め込まれていたんですね。
その姿はまさしく「立体駐車場」そのもの。
「立体駐車場」の1階部分は地下になっており、22線が横並びになっています。2階部分は地上になっており、23線が横並びになっています。
地下部分には、リフティングジャッキや車輪転削装置を備える修繕線があり、山手線車両の整備を行っています。
この車庫は大崎駅に直結しており、ここから山手線の輪の中に出入りしています。
電車の車庫の「立体駐車場」構造は全国的に見てもとても珍しいです。
東京の狭い土地を活用するアイデアがこの東京総合車両センターには詰め込まれていたんですね。

▲東京総合車両センターの車両基地(地上部分)
2階部分となる地上の留置線は、京浜東北線や東海道線の車窓から見ることが出来ます。
東京総合車両センター関連 JR東日本公式Youtube動画
電車の車体、どのように運ぶかご存じですか?
東京総合車両センターでは車両をメンテナンスするために「ノントラ」と呼ばれる車両で移動しており、
この運搬方法は世界でもここだけです!
普段は見ることのできない東京総合車両センターの裏側をご覧ください!
東京総合車両センターでは車両をメンテナンスするために「ノントラ」と呼ばれる車両で移動しており、
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普段は見ることのできない東京総合車両センターの裏側をご覧ください!
東京総合車両センターで実施されるイベントに参加するには?
① JRE MALLチケット JR東日本首都圏本部店のイベントをチェック

出典:https://event.jreast.co.jp/shop/detail/a002
▲ JRE MALLチケット JR東日本首都圏本部店
JRE MALLチケット JR東日本首都圏本部店では、東京総合車両センターをはじめ、東京エリアで開催しているJR東日本のイベントを販売しています。不定期で開催していますので、こまめにチェックしてみてくださいね!
② JRE MALLふるさと納税 JR東日本オリジナル返礼品をチェック

出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/feature/F000-2/org
▲ JRE MALLふるさと納税イメージ
鉄道にまつわる貴重な体験やグッズなど、JR東日本ならではのオリジナル返礼品が勢ぞろい!
駅長や車両メンテナンスなどのお仕事体験や、鉄道古物を使用した、鉄道好きにはたまらない一点もののグッズなど、 オリジナリティ溢れる返礼品を是非ご覧ください♪
※時期により、取り扱い返礼品が異なります。
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