「東京総合車両センター」は、東京都品川区に構えるJR東日本の車両基地です。敷地面積は、223,475㎡で、これは品川区の約1/100の面積です。
センター内は、車両工場部分(西エリア)と車両基地部分(東エリア)に分かれており、車両工場部分では、E231系やE233系といった新系列車両のメンテナンス業務を行っています。一方で車両基地部分には、山手線の車両(E235系)が所属しており、終電後の収容や日夜定期検査業務を行っています。
更新日: 2023年12月21日
東京総合車両センターの地下は山手線電車の立体駐車場
東京都品川区に広大な敷地を持つJR東日本の車両基地、「東京総合車両センター」。車両メンテナンスを行う工場としてのほか、山手線車両の終電後の留置場所としてもその役割を持っています。実はこの東京総合車両センターには、知られざる地下空間があるんです。その姿はまるで「電車の立体駐車場」のよう。謎のベールに包まれた「東京総合車両センター」を皆さんにご紹介します!
東京総合車両センターって?
![東京総合車両センター](https://media-jrenet-jp-image.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/article_item/image/5323/retina_%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B7%8F%E5%90%88%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC.jpg)
▲東京都品川区に構える「東京総合車両センター」
山手線ってどれくらいの車両が走っているの?
![山手線で活躍する「E235系0番代」](https://media-jrenet-jp-image.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/article_item/image/1013/retina_%E5%B1%B1%E6%89%8B%E7%B7%9AE235%E7%B3%BB_%E9%AB%98%E8%BC%AA%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E9%A7%85__%E8%97%A4%E9%87%8E%E6%92%AE%E5%BD%B1.jpg)
▲山手線で活躍する「E235系0番代」
2023年8月現在、山手線で使用されているE235系の編成総数は50本です。
1編成あたり11両で組成されているので、車両数で換算すると550両にものぼります。
1両あたりの長さは20mなので、全ての車両を繋げると11,000m(11km)の長さになります。
山手線1周が34.5kmなので、その約1/3を山手線の車両で埋め尽くすことが出来る計算ですね。
それだけの数と長さの車両を東京総合車両センターでは、収容しているのですから、驚きですよね。
(一部の車両はJR東京総合車両センター池袋派出所にも収容されています。)
1編成あたり11両で組成されているので、車両数で換算すると550両にものぼります。
1両あたりの長さは20mなので、全ての車両を繋げると11,000m(11km)の長さになります。
山手線1周が34.5kmなので、その約1/3を山手線の車両で埋め尽くすことが出来る計算ですね。
それだけの数と長さの車両を東京総合車両センターでは、収容しているのですから、驚きですよね。
(一部の車両はJR東京総合車両センター池袋派出所にも収容されています。)
山手線車両をまるごと飲み込む「立体駐車場」って?
![東京総合車両センターの車両基地(地上部分)](https://media-jrenet-jp-image.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/article_item/image/8709/retina_%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B7%8F%E5%90%88%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC_%E5%9C%B0%E4%B8%8A%E9%9A%8E.jpg)
▲東京総合車両センターの車両基地(地上部分)
![東京総合車両センターの車両基地(地下部分)](https://media-jrenet-jp-image.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/article_item/image/1016/retina_%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B7%8F%E5%90%88%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC_%E8%97%A4%E9%87%8E%E6%92%AE%E5%BD%B1.jpeg)
▲東京総合車両センターの車両基地(地下部分)
50本もの山手線車両の収容を可能にしているのが、コンクリート製高架の2階建て構造です。
その姿はまさしく「立体駐車場」そのもの。
「立体駐車場」の1階部分は地下になっており、22線が横並びになっています。2階部分は地上になっており、23線が横並びになっています。
地下部分には、リフティングジャッキや車輪転削装置を備える修繕線があり、山手線車両の整備を行っています。
この車庫は大崎駅に直結しており、ここから山手線の輪の中に出入りしています。
電車の車庫の「立体駐車場」構造は全国的に見てもとても珍しいです。
東京の狭い土地を活用するアイデアがこの東京総合車両センターには詰め込まれていたんですね。
その姿はまさしく「立体駐車場」そのもの。
「立体駐車場」の1階部分は地下になっており、22線が横並びになっています。2階部分は地上になっており、23線が横並びになっています。
地下部分には、リフティングジャッキや車輪転削装置を備える修繕線があり、山手線車両の整備を行っています。
この車庫は大崎駅に直結しており、ここから山手線の輪の中に出入りしています。
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![](https://www.jreastmall.com/img/goods/S248/L/00000006595230_A01.jpg)
出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS248-4932323580340/
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鉄道ファンのみならず、普段山手線を利用する方には、新鮮に映るのではないでしょうか。
気になる方は、是非JRE MALLで購入してみてくださいね。
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