9月といえば？9月の誕生石、祝日、イベント、誕生花

9月は秋の始まりを感じる季節で、和名・異名にも秋の風情が表現されています。

■長月（ながつき）（正式な和名）
9月の正式な和名は「長月（ながつき）」です。
「夜長月（よながつき）」が略されたものとされ、秋が深まり夜が長くなることに由来しています。

■菊月（きくづき）
9月は菊が美しく咲く季節であることから、「菊月」とも呼ばれます。
9月9日は「重陽の節句（菊の節句）」があり、邪気を払うとされる菊を飾ったり、菊酒を飲んで長寿を祝う習慣があります。

■詠月（えいげつ）
秋の夜長に、月を眺めて和歌や詩を詠むのにふさわしいことから、「詠月」とも呼ばれます。
9月は中秋の名月（十五夜）があり、月見を楽しむ風習もあります。

■彩月（いろどりづき）
紅葉や菊など色とりどりの花や景色が見られることから、「彩月（いろどりづき）」という異名もあります。
紅葉が少しずつ始まり、秋の気配を感じる月です。

■稲刈月（いねかりづき）
9月は稲刈りの季節であることから、「稲刈月」とも呼ばれます。収穫の喜びを迎える月であり、実りの秋を象徴する名前です。

9月の和名には、秋の風情や収穫の喜びが込められており、日本の四季の移り変わりを感じさせる美しい表現が多くあります。

9月には「白露（9月7日頃）」と「秋分（9月23日頃）」の二十四節気が含まれます。

■白露
毎年9月7日頃にあたる節気で、草花に朝露が宿る時期を指します。
夜間の気温が下がり、朝方には露が白く輝く様子が見られることから「白露」と名付けられました。
この頃から秋の気配が一層深まり、虫の音が賑やかになり、稲の収穫も始まります。

■秋分
昼と夜の長さがほぼ等しくなる時期で、秋の始まりを象徴します。
この日を境に日照時間が短くなり、夜が長くなっていきます。
また、太陽が真東から昇り真西に沈むことから、先祖を供養する秋の「お彼岸」の中日としても知られています。

これらの節気を意識することで、自然の移ろいをより楽しむことができます。

9月は秋の花々が咲き誇り、優雅で落ち着いた雰囲気を楽しめる季節です。特に注目したいのは、リンドウ、ダリア、コスモスの9月の誕生花です。

■リンドウ
紫や青の花が特徴で、秋の深まりを象徴します。「誠実」や「勝利」「正義感」という花言葉を持ちます。

■ダリア
華やかで存在感のある花。色や形が多様で、「優雅」「華麗」という花言葉がその美しさを表現しています。

■コスモス
可憐で親しみやすい花。風に揺れる姿が美しく、「調和」「謙虚」といった花言葉を持ちます。

これらの草花は、秋の風情を感じさせるとともに、日常に彩りを加えてくれる存在です。

9月の誕生石は「サファイア」です。濃い青色が印象的な宝石で、「誠実」「忠実」「真実」を象徴します。古代から王族や聖職者に愛され、神聖さや知恵を表す石とされてきました。

特徴：高い硬度（モース硬度9）を持ち、日常使いでも傷つきにくい宝石。
人気の理由：クラシックで洗練されたデザインが多く、特別な贈り物としても選ばれます。
おすすめのアイテム：サファイアのペンダント、リング、イヤリング

サファイアの持つ神秘的な輝きは、大切な人へのプレゼントにもぴったりです。

9月は季節の行事や伝統的なイベントが多く、秋の風情を感じられる機会が豊富です。

■敬老の日（9月第3月曜日）
敬老の日は、長年社会に貢献してきた高齢者を敬愛し、その長寿を祝う日本の国民の祝日です。
1947年、兵庫県多可郡野間谷村（現：多可町）で「敬老会」が開催され、それが「としよりの日」として広まり、1966年に「敬老の日」として国民の祝日に制定されました。当初は9月15日でしたが、2003年からはハッピーマンデー制度により9月の第3月曜日となりました。

■秋分の日（9月23日頃）
日本の国民の祝日で、年によって9月22日または23日にあたります。この日は昼と夜の長さがほぼ等しくなり、これを境に日照時間が短くなっていきます。
この日は「秋のお彼岸」の中日でもあり、先祖供養の習慣があります。

■秋のお彼岸
秋のお彼岸は、秋分の日を中日とし、その前後3日間を合わせた7日間を指します。
お彼岸には墓参りや仏壇の掃除、供物を供えるなどの供養が行われます。また、この時期には「おはぎ」を作り、仏前に供える風習もあります。

これらの行事を通じて、秋の季節感を深く味わえます。

1.誕生花を使ったフラワーアレンジメント

9月の誕生花であるリンドウやダリアを使ったアレンジメントは、贈り物やお部屋の飾りとして最適です。
リンドウの深い青や紫は上品で落ち着いた雰囲気を演出し、ダリアの華やかな色彩がアクセントとなります。
これらの花を組み合わせることで、シックで温かみのあるアレンジメントが完成し、季節感あふれる贈り物やインテリアとして楽しめます。

2.誕生石サファイアのアクセサリー

9月の誕生石であるサファイアを使用したアクセサリーは、気品と知性を感じさせる深い青が魅力です。透明感のある美しい輝きは、シンプルなデザインでも存在感を放ち、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。

また、サファイアは誠実や成功を象徴する石とされ、大切な人への贈り物やお守りジュエリーとしても最適です。

3.お月見セット

お月見を楽しむための便利でおしゃれなアイテムです。
9月の夜空は澄んでいて、月がとても美しく見える季節です。特に秋の始まりは空気が乾燥していて、月の輪郭がくっきりと見えるため、月見にはぴったりです。
お月見団子は、満月に見立てた丸い形が特徴で、豊作や健康を願う縁起の良い食べ物です。もちもちとした食感と素朴な甘さが楽しめ、地域によってはみたらしやあんこを添えるなど、さまざまな味わい方があります。

美しい月を眺めながら味わうことで、季節の風情を感じ、心が穏やかになるのも魅力のひとつです。

9月は、草花や行事を通じて秋の訪れを感じられる特別な月です。
リンドウやダリア、コスモスなどの花々、サファイアの輝き、敬老の日などのイベントが、9月ならではの楽しみを深めてくれます。

今回ご紹介した商品を活用して、9月を思い出に残る素敵な月にしてみませんか？
自然や文化を楽しみながら、秋の心地よいひとときをお過ごしください！