3月といえば？和名、二十四節気、草花やイベント、誕生石

3月は冬から春への移り変わりを感じることができる季節です。日ごとに暖かくなり、花々が咲き始めるこの時期は、新たな始まりを象徴する月でもあります。

本記事では、3月にまつわる和名や由来、二十四節気、草花、行事・イベント、祝日、誕生石、誕生花について詳しく解説します。さらに、通販サイトで関連商品を購入できるリンクもご紹介します。

日本では3月を「弥生（やよい）」と呼びます。

この名称の由来には、「弥（いや）」が「ますます」、「生（おい）」が「草木が生い茂る」という意味を持ち、「弥生」となったとされています。寒さが和らぎ、植物が成長し始める季節にふさわしい名前です。

また、3月には以下のような異名もあります。

■花見月（はなみづき）
花見月は、3月から4月にかけて桜をはじめとする春の花が咲き誇ることに由来する異名です。
特に桜の開花は、古くから日本の文化に根付いており、多くの人々が花見を楽しむ季節となります。この時期には、全国各地で桜まつりが開催され、満開の桜の下で宴を開く伝統が続いています。
また、花見は単なる鑑賞だけでなく、新たな門出を祝う場ともなり、学校や職場でのイベントとしても定着しています。和菓子や弁当、桜をモチーフにした装飾品なども多く登場し、春の風情を満喫する時期として親しまれています。


■桜月（さくらづき）
桜月は、3月下旬から4月にかけて本格的に桜が開花することから名づけられた異名です。
桜は日本を象徴する花として古くから愛され、短い開花期間の美しさが人生の儚さと重ねられることもあります。平安時代には貴族の間で桜の花を詠んだ和歌が多く詠まれ、現在でも文学や芸術のテーマとして広く用いられています。
また、桜前線の予報が毎年話題となり、人々は桜の開花を心待ちにしています。学校の卒業式や入学式でも桜が背景に映えることが多く、新たな出発を象徴する花として親しまれています。

旧暦の3月は現在の4月頃にあたり、新しい生命が芽吹く季節として、活力に満ちた和名がつけられています。

二十四節気とは、太陽の動きを基準に一年を24の節目に分けた暦です。3月には以下の二つの節気が含まれます。

■啓蟄（けいちつ）3月5日頃
「啓」は「開く」、「蟄」は「土の中に閉じこもる」という意味です。冬の間、土の中で冬眠していた虫たちが春の訪れを感じて地上に出てくる頃とされています。気温が上がり、自然界が動き出す時期です。

■春分（しゅんぶん）3月20日から21日のいずれか
昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。春分を境に、日照時間が徐々に長くなり、本格的な春が訪れる節目とされています。また、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日にもなっています。

3月に見頃を迎える代表的な草花を紹介します。

■桜（さくら）
日本の春を象徴する花で、全国各地でお花見イベントが開催されます。

■菜の花（なのはな）
鮮やかな黄色い花が春の訪れを告げる花で、観賞用だけでなく食用としても親しまれています。

■スミレ（すみれ）
道端や野山で見かける小さく可憐な花で、春の足音を感じさせます。

桜の開花に合わせて各地で「桜まつり」が開催され、お花見グッズや関連商品も多数登場します。

3月には春を祝う行事や伝統的な祭りが多数あります。

■ひな祭り（3月3日）
女の子の健やかな成長を願う節句です。ひな人形を飾り、ちらし寿司やひなあられを食べる習慣があります。

■ホワイトデー（3月14日）
バレンタインデーにチョコレートをもらった人が、お返しをする日です。キャンディーやマシュマロ、クッキーなどが贈り物として人気です。

■春分の日（3月20日頃）
昼と夜の長さが同じになる日で、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として祝われます。また、お彼岸の中日として、先祖を供養する風習もあります。

3月の誕生石は「アクアマリン」と「ブラッドストーン」です。

■アクアマリン（藍玉）
澄んだ青色が特徴で、「幸福」「勇気」「希望」の象徴とされる石です。

■ブラッドストーン（血石）
深緑色に赤い斑点が入った石で、「勇敢」「自己犠牲」「強さ」の象徴とされています。

アクアマリンのアクセサリーは、3月生まれの人へのプレゼントとして人気があります。

3月は、寒さが和らぎ、花が咲き始める希望に満ちた季節です。桜や菜の花といった春の草花が見頃を迎え、ひな祭りや春分の日などの伝統行事が日本の文化を彩ります。
アクアマリンのジュエリーやお花見グッズを取り入れて、3月ならではの季節の魅力を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか？