上野駅は1883年に日本鉄道の駅として開業し、2023年に140周年を迎えた歴史が長い駅になっています。1925年の東北本線東京駅延伸までは東京から北へ向かう起点であった他、1928年の東北本線の東京駅延伸まで、また2015年の上野東京ライン開業まで東京の北の玄関口として機能していました。
かつて、東北や上信越方面に向かう多くの長距離列車が上野駅の地平ホームを発着しており、当時の様子を思い出す方も多いのではないでしょうか。
更新日: 2024年11月20日
国鉄時代を彷彿させる185系や211系・EF81が大集合!懐かしの上野駅地平ホーム体験会が開催
東京都台東区(最寄り駅:山手線上野駅)にある上野駅地平ホームで、2024年8月13日(火)1:00~4:00、2024年8月15日(木)1:00~4:00に「懐かしの上野駅地平ホーム体験会」を開催します。終電後の上野駅地平ホームを会場とし、懐かしの車両を入線させて在りし日の地平ホーム体験会(撮影可)を開催します。
終電後の駅という特別な空間で、当時の列車が地平ホームから発着していたシーンを再現します。かつて上野駅に頻繁に乗り入れていた「185系」「211系」「EF81形電気機関車」車両の停車状態を見学(撮影可)できる貴重な体験イベントです。この記事では、上野駅の歴史を振り返り、今回のイベント詳細をご紹介します。
上野駅とは?
かつて上野駅を発着し運行されていた列車たち
583系「はつかり」
「はつかり」は、東京方面と北東北・北海道間の連絡列車の一翼を担う列車として1958年に上野駅 - 青森駅間で運転を開始しました。1968年の東北本線全線電化、および上野駅 - 仙台駅間複線化に伴い、使用車両が583系電車となりました。その後、1982年に東北新幹線が盛岡駅まで開業したため、運行区間は盛岡駅 - 青森駅間に短縮されました。
寝台特急「はくつる」
寝台特急「はくつる」は、上野駅~青森駅間を結ぶ寝台特急として1964年10月のダイヤ改正でデビューしました。運行開始直後は寝台客車で運行されていましたが、後に583系での運行に変更されましたが、平成14年の運行終了時は寝台客車での運行でした。
寝台特急「北斗星」
寝台特急「北斗星」は、青函トンネルが開業した1988年から上野駅~札幌駅間を結ぶ寝台特急としてデビューしました。編成には食堂車が連結され、フランス料理や和食、軽食類などが用意されていました。
寝台特急「カシオペア」
寝台特急「カシオペア」は、1988年から上野駅~札幌駅間を運行していた寝台特急「北斗星」からさらなる高水準のサービスを提供するフラグシップトレインとして、寝台特急「カシオペア」専用のE26系客車を製造し1999年に運行を開始しました。
全客室がA寝台個室であり、従来の寝台特急とのサービスの異なりから、人気の高い寝台列車でした。
全客室がA寝台個室であり、従来の寝台特急とのサービスの異なりから、人気の高い寝台列車でした。
211系宇都宮線・高崎線
211系は、老朽化していた113系・115系などを置き替える近郊型電車として、開発製造された車両です。従来の鋼鉄製電車から軽量ステンレス製車体となり、制御装置やブレーキ制御方式も変更され、省エネルギー、保守費用軽減に配慮された車両となりました。
1985年に登場した後、東日本エリアでは、東海道線でのデビューを皮切りに、高崎線、宇都宮線(東北本線)で最大15両編成での運用により、増大する通勤通学需要で大きな活躍をしていました。
1985年に登場した後、東日本エリアでは、東海道線でのデビューを皮切りに、高崎線、宇都宮線(東北本線)で最大15両編成での運用により、増大する通勤通学需要で大きな活躍をしていました。
185系
185系は、東海道線で運用されていた153系電車の置き換えを目的に1981年に導入されました。翌1982年には高崎線などで使用されていた165系電車を置き換えるため、耐寒耐雪装備や横軽対策を施した車両が増備され、1982年までに合計227両が製造されました。
特に晩年の上野駅で多くみられたEXPRESS 185色は、1995年から1998年にかけて、車両のリニューアル工事が行われた際に、塗装変更が行われて登場しました。塗装イメージは、クリーム色をベースに上毛三山をモチーフとした黄色・グレー・赤色のブロックパターンを施し、車体の側面に "EXPRESS 185" のロゴが入っているのが特徴になっています。
特に晩年の上野駅で多くみられたEXPRESS 185色は、1995年から1998年にかけて、車両のリニューアル工事が行われた際に、塗装変更が行われて登場しました。塗装イメージは、クリーム色をベースに上毛三山をモチーフとした黄色・グレー・赤色のブロックパターンを施し、車体の側面に "EXPRESS 185" のロゴが入っているのが特徴になっています。
「懐かしの上野駅地平ホーム体験会」はどんな内容?
東京都台東区(最寄り駅:山手線上野駅)にある上野駅地平ホームで、2024年8月13日(火)1:00~4:00、2024年8月15日(木)1:00~4:00に「懐かしの上野駅地平ホーム体験会」を開催します。終電後の上野駅地平ホームを会場とし、懐かしの車両を入線させて在りし日の地平ホーム体験会(撮影可)を開催します。終電後の駅という特別な空間で、当時の列車が地平ホームから発着していたシーンを再現します。かつて上野駅に頻繁に乗り入れていた「185系」「211系」「EF81形電気機関車」車両の停車状態を見学(撮影可)できる貴重な体験イベントです。
オススメの見どころは?
今回のイベントの見どころが盛りだくさん!
<見どころ>
・3本の列車が順次到着するシーン、出発するシーンを再現します
・停車中の185系、211系にご乗車いただけます
・ホーム屋根下には、かつて使用していた乗車案内札を掲出します
・LED発車標の表示
・ホーム案内放送の実演
・社員が作成した鉄道動画の上映会
・機関車ヘッドマークの交換
<見どころ>
・3本の列車が順次到着するシーン、出発するシーンを再現します
・停車中の185系、211系にご乗車いただけます
・ホーム屋根下には、かつて使用していた乗車案内札を掲出します
・LED発車標の表示
・ホーム案内放送の実演
・社員が作成した鉄道動画の上映会
・機関車ヘッドマークの交換
「懐かしの上野駅地平ホーム体験会」参加申し込み方法は?
ここまでご紹介してきた「懐かしの上野駅地平ホーム体験会」は、2024年7月18日(木)12時よりJRE MALLチケットから購入することが出来ます。
■イベント名
懐かしの上野駅地平ホーム体験会
■日時
8月13日(火)、15日(木)
1時00分~4時00分
※8月12日(月)、14日(水)終電後の開催です。参加日をお間違えないようご注意ください。
■開催場所
上野駅地平ホーム(最寄り駅:山手線上野駅)
■対象
18歳以上(高校生不可)
■参加費用
50,000円(税込)
■募集人数
100名(最小催行人数20名)※各日
■イベント名
懐かしの上野駅地平ホーム体験会
■日時
8月13日(火)、15日(木)
1時00分~4時00分
※8月12日(月)、14日(水)終電後の開催です。参加日をお間違えないようご注意ください。
■開催場所
上野駅地平ホーム(最寄り駅:山手線上野駅)
■対象
18歳以上(高校生不可)
■参加費用
50,000円(税込)
■募集人数
100名(最小催行人数20名)※各日
夏の深夜に、上野駅の地平ホームで思い出に浸ってみませんか?
皆さまのお越しをお待ちしております!
イベントの参加は以下のリンクからお申し込みください♪
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