E217系は、横須賀線・総武快速線などで運用されていた国鉄時代製造の113系の老朽化に伴う置き換えならびに、通勤通学による混雑緩和を目的に1994年から製造された車両です。
従来の鋼鉄製電車から軽量ステンレス製車体となり、省エネルギー、保守費用軽減に配慮された車両となりました。
更新日: 2024年11月18日
運用を減らすE217系を湘南色に再現!湘南色の3車種を並べた撮影会イベントを開催!
神奈川県小田原市(最寄り駅:御殿場線下曽我駅)にある国府津車両センターで、2024年7月20日(土)、21日(日)にE217系を旧カラー・湘南色に復刻し、E231系湘南色、E233系湘南色の3車種を並べる「東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会!!」を開催します。
かつて、東海道線で活躍したE217系旧カラー・湘南色を撮影することができる撮影会です。この記事では、E217系の歴史を振り返り、現在の運用範囲と撮影会イベントのオススメポイントをご紹介します。
E217系とは?
E217系は製造時期により異なる構造
E217系は製造時期により、車内ボックス席の構造や握り棒の有無、車内トイレの大型化、貫通扉から非常時脱出機能の廃止など、車内外に細かい変化があります。
E217系を愛する鉄道ファンにとっては撮り鉄、乗り鉄、そして、編成の差異を再現する模型鉄が趣味のしがいのある車両になっています。皆さんは何次車がお好きですか?
E217系を愛する鉄道ファンにとっては撮り鉄、乗り鉄、そして、編成の差異を再現する模型鉄が趣味のしがいのある車両になっています。皆さんは何次車がお好きですか?
押さえておきたいE217系の車内構造①普通車
E217系の普通車車内は、オールロングシートの車両とボックス席を設置した車両を連結しており、客室窓を大型化したことで従来の113系と比較し開放的な車内環境空間となっています。
113系に設置されていたボックス席をE217系では踏襲し、一部の車両にボックス席が設置されました。
E217系のボックス席の構造は、のちに登場するE231系、E233系などのボックス席の構造に踏襲されています。ボックス席は休日のお出かけの際に旅情が出ていいですね。
E217系のボックス席の構造は、のちに登場するE231系、E233系などのボックス席の構造に踏襲されています。ボックス席は休日のお出かけの際に旅情が出ていいですね。
押さえておきたいE217系の車内構造②グリーン車
E217系のグリーン車は、113系・211系に連結されていた2階建てグリーン車の構造を踏襲した2階建て構造となっています。
2階の座席モケットの色は青系統の色で、2階からは遠くの車窓まで楽しむことができます。
2階の座席モケットの色は青系統の色で、2階からは遠くの車窓まで楽しむことができます。
グリーン車の1階には、読書灯が設置されているほか、座席モケットの色が赤系統の色になっているのが特徴です。
2階と比べると少し落ち着いた雰囲気になっています。
2階と比べると少し落ち着いた雰囲気になっています。
グリーン車の端部となる平屋は、座席モケットの色は1階と同じく赤系統の色を採用され、座席頭上には荷物棚が設置されています。
車内とデッキを仕切る自動扉には木目調の化粧板がデザインされ、都心と湘南エリアを結ぶ横須賀線車両の伝統的なグリーン車である風格を感じます。
車内とデッキを仕切る自動扉には木目調の化粧板がデザインされ、都心と湘南エリアを結ぶ横須賀線車両の伝統的なグリーン車である風格を感じます。
気になるE217系の運用範囲は?
横須賀線・総武快速線を中心に、各線区で運用を行っています。
・横須賀線・総武快速線久里浜駅~千葉駅間
・内房線蘇我駅~君津駅間
・外房線千葉駅~上総一ノ宮駅間
・総武本線千葉駅~成東駅間
・成田線佐倉駅~成田空港駅・香取駅間
・鹿島線香取駅~鹿島神宮駅間
など
・横須賀線・総武快速線久里浜駅~千葉駅間
・内房線蘇我駅~君津駅間
・外房線千葉駅~上総一ノ宮駅間
・総武本線千葉駅~成東駅間
・成田線佐倉駅~成田空港駅・香取駅間
・鹿島線香取駅~鹿島神宮駅間
など
デビューから12年が経過し、E217系湘南色が登場!
鎌倉車両センター所属のE217系のうち15両編成3本(45両)が、東海道線などで運用されていた113系の置き換えのために国府津車両センターへ転属し、湘南色の帯色への変更などを行い2006年3月のダイヤ改正より運転を開始しました。
国府津車両センターに転属したE217系は、車両設備の都合上、湘南新宿ラインへの運用はなく終日15両編成で運用されました。
そのため東海道線来宮以西や伊東線への直通運用もなく、運用区間が東京 - 熱海(回送列車では来宮まで)間に限定され、乗務員室のMONのモニタ装置には「この車両は東京⇔熱海(来宮)間限定運用です」と表記されていました。
2006年3月より東海道線で活躍していたE217系ですが、2015年3月14日のダイヤ改正で東海道線での運用は終了し、国府津車両センターから鎌倉車両センターへ再転属し、活躍の場が横須賀線・総武快速線などに戻りました。
E217系湘南色の活躍はわずか9年間のみだったため、撮影された方は少ないのではないでしょうか。
そんな懐かしい湘南色3車種の撮影会がJRE MALLチケットに登場です!
国府津車両センターに転属したE217系は、車両設備の都合上、湘南新宿ラインへの運用はなく終日15両編成で運用されました。
そのため東海道線来宮以西や伊東線への直通運用もなく、運用区間が東京 - 熱海(回送列車では来宮まで)間に限定され、乗務員室のMONのモニタ装置には「この車両は東京⇔熱海(来宮)間限定運用です」と表記されていました。
2006年3月より東海道線で活躍していたE217系ですが、2015年3月14日のダイヤ改正で東海道線での運用は終了し、国府津車両センターから鎌倉車両センターへ再転属し、活躍の場が横須賀線・総武快速線などに戻りました。
E217系湘南色の活躍はわずか9年間のみだったため、撮影された方は少ないのではないでしょうか。
そんな懐かしい湘南色3車種の撮影会がJRE MALLチケットに登場です!
「東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会」が開催!
神奈川県小田原市(最寄り駅:御殿場線下曽我駅)にある国府津車両センターで、2024年7月20日(土)、21日(日)にE217系を旧カラー・湘南色に復刻し、E231系湘南色、E233系湘南色の3車種を並べる「東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会!!」を開催します。
ここからはイベントのオススメポイントをご紹介!
ここからはイベントのオススメポイントをご紹介!
オススメポイント① E217系湘南色を貸し切りで撮影できる!
撮影会では、JRE MALLチケットで申込みされた方(各回30名)の貸切開催のため、1時間の撮影タイムで時間が許す限りゆっくりと撮影することができます。
オススメポイント② E217系を湘南色に再現!
東海道線を走行したE217系「Y102編成(当時はF52編成)」が国府津車両センターへ里帰りし、E217系の先頭車両1両の「前面」と「両側側面の上下帯」に、湘南色の車体帯を模したラッピングシートを貼付けて当時の面影を再現します。
オススメポイント③ 湘南色の3車種が並ぶ様子を撮影できる!
湘南色の車体帯を纏ったE217系湘南色と共に、東海道線として活躍したE231系・E233系が並んだ様子を撮影できます。
「東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会」の参加申し込み方法
「東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会」は、2024年7月12日(金)12:00よりJRE MALLチケットから購入することが出来ます。
■イベント名
東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会!!
■日時
2024年7月20日(土)・21日(日)
・第一部 08:45~10:45
・第二部 10:30~12:30
※集合時刻から解散時刻まで(予定)
■開催場所
国府津車両センター(最寄り駅:御殿場線下曽我駅)
■対象
中学生以上
■参加費用
25,000円(税込)
■募集人数
各回30名
※定員に達し次第、販売終了
2024年夏は、懐かしいE217系湘南色に会いに行きませんか?
皆さまのお越しをお待ちしております!
イベントの参加は以下のリンクからお申し込みください♪
東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会!!
■日時
2024年7月20日(土)・21日(日)
・第一部 08:45~10:45
・第二部 10:30~12:30
※集合時刻から解散時刻まで(予定)
■開催場所
国府津車両センター(最寄り駅:御殿場線下曽我駅)
■対象
中学生以上
■参加費用
25,000円(税込)
■募集人数
各回30名
※定員に達し次第、販売終了
2024年夏は、懐かしいE217系湘南色に会いに行きませんか?
皆さまのお越しをお待ちしております!
イベントの参加は以下のリンクからお申し込みください♪
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