国鉄型電気機関車EF65形電気機関車は、国鉄が1965年に開発した、直流用電気機関車です。
国鉄型電気機関車EF65形には、さまざまな種類がありますが、大きく分けると3つに分類されます。
・ブルートレイン牽引用とした500番台(P形)
・重量のある貨物列車を高速で牽引するための装置を搭載した500番台(F形)
・貫通扉を付け耐雪耐寒装備を強化するなどの改良を加えた1000番台(PF形)
3つの分類の機関車が製造され、寝台列車から貨物列車の牽引まで、幅広く活躍しました。
更新日: 2024年11月20日
【イベントレポート】国鉄型電気機関車EF65形撮影会「名機は三度、甦る。」が開催!現在の運用も解説!
東京都港区(最寄り駅:山手線高輪ゲートウェイ駅)にある品川駅構内の車両基地で、2024年2月17日(土)、18日(日)に東海道本線を駆け抜けた名機である国鉄型電気機関車EF65形電気機関車の雄姿を間近で撮影することができる「名機は三度、甦る。」撮影会を開催しました。今回の記事では、国鉄型電気機関車EF65形の歴史を振り返り、現在の運用についてと、今回の撮影会イベント企画運営した社員の想いについてご紹介致します。
【国鉄型電気機関車】EF65形とは?
【国鉄型電気機関車EF65形】往年の活躍 花形の寝台特急牽引機として
国鉄型電気機関車EF65形は、寝台特急全盛期において、東海道本線、東北本線を駆け抜ける寝台特急の牽引機として活躍し、以下の寝台特急等の牽引しました。
<東海道本線>
・寝台特急「さくら」
・寝台特急「はやぶさ」
・寝台特急「みずほ」
・寝台特急「富士」
・寝台特急「あさかぜ」
・寝台特急「瀬戸」
・寝台特急「出雲」
<東北本線>
・寝台特急「あけぼの」
<東海道本線>
・寝台特急「さくら」
・寝台特急「はやぶさ」
・寝台特急「みずほ」
・寝台特急「富士」
・寝台特急「あさかぜ」
・寝台特急「瀬戸」
・寝台特急「出雲」
<東北本線>
・寝台特急「あけぼの」
【国鉄型電気機関車EF65形】寝台特急牽引機からの引退 現在の運用は?
新幹線の延伸や高速バスの台頭により機関車が牽引する寝台列車が無くなり、国鉄型電気機関車EF65形の活躍の場が減り、現在の運用は貨物列車や臨時列車、工事列車の牽引機としての活躍が中心となりました。
JR東日本では、以下の4両が現存するのみとなっています。(2024年3月現在)
<ぐんま車両センター>
EF65 501
<尾久車両センター>
EF65 1102・EF65 1103・EF65 1115
JR東日本では、以下の4両が現存するのみとなっています。(2024年3月現在)
<ぐんま車両センター>
EF65 501
<尾久車両センター>
EF65 1102・EF65 1103・EF65 1115
【国鉄型電気機関車EF65形】貴重になったEF65を主役とした撮影会を開催
2024年2月17日(土)、18日(日)開催「名機は三度、甦る。」EF65撮影会
2024年2月17日(土)、18日(日)に東京都港区(最寄り駅:山手線高輪ゲートウェイ駅)にある品川駅構内の車両基地で、東海道本線を駆け抜けた名機であるEF65形電気機関車の雄姿を間近で撮影することができる「名機は三度、甦る。」撮影会を開催しました。
【国鉄型電気機関車EF65形の撮影会】東京機関区全盛期を再現したい社員の想い
<今回の撮影会の企画運営を行った田町運転区社員のコメント>
2022年1月、2023年4月の開催から第3回目となる今回の撮影会も、品川駅構内にかつてあった東京機関区の全盛期をできる限り再現するコンセプトを継承し、東京機関区と縁深く、製造当時の姿(スノープロウ未装備)に近い、EF65 1115(尾久車両センター所属)、EF65 2090(JR貨物新鶴見機関区所属)、EF65 2092(JR貨物新鶴見機関区所属)の3機を展示しました。
JR貨物新鶴見機関区所属のEF65 2090とEF65 2092については、JR貨物様に多大なるご協力をいただき、それぞれナンバープレートを製造時の番号であるEF65 1090、EF65 1092に復元、ブレーキ管やコック類の装着、所属していた機関区ごとの装飾の違いを再現し、かつて東海道・山陽本線のブルートレインけん引機として活躍していた当時の姿を忠実に再現しました。
およそ半年間に及ぶ準備期間を経て、両日とも天候に恵まれ、鉄道博物館収蔵の当時実際に使用されていたヘッドマークを取り付けることができ、参加された約300名のお客さまに大変ご好評をいただくことができました。
改めまして、撮影会の準備に対し、ご協力いただきました皆さまに御礼申し上げます。
最後に・・・。
撮影会にご参加いただきました約300名のお客さま、ありがとうございました。
またのご参加をお待ちしております!
2022年1月、2023年4月の開催から第3回目となる今回の撮影会も、品川駅構内にかつてあった東京機関区の全盛期をできる限り再現するコンセプトを継承し、東京機関区と縁深く、製造当時の姿(スノープロウ未装備)に近い、EF65 1115(尾久車両センター所属)、EF65 2090(JR貨物新鶴見機関区所属)、EF65 2092(JR貨物新鶴見機関区所属)の3機を展示しました。
JR貨物新鶴見機関区所属のEF65 2090とEF65 2092については、JR貨物様に多大なるご協力をいただき、それぞれナンバープレートを製造時の番号であるEF65 1090、EF65 1092に復元、ブレーキ管やコック類の装着、所属していた機関区ごとの装飾の違いを再現し、かつて東海道・山陽本線のブルートレインけん引機として活躍していた当時の姿を忠実に再現しました。
およそ半年間に及ぶ準備期間を経て、両日とも天候に恵まれ、鉄道博物館収蔵の当時実際に使用されていたヘッドマークを取り付けることができ、参加された約300名のお客さまに大変ご好評をいただくことができました。
改めまして、撮影会の準備に対し、ご協力いただきました皆さまに御礼申し上げます。
最後に・・・。
撮影会にご参加いただきました約300名のお客さま、ありがとうございました。
またのご参加をお待ちしております!
鉄道車両撮影会に参加するには?
JR東日本が運営するECサイト「JRE MALL」では、貴重になった車両の撮影会や、普段ゆっくりと撮影することができない車両の撮影会などの鉄道イベントを随時発売しております。
JRE MALLでの参加チケット購入者限定の撮影会で、思う存分推しの車両の撮影をしてみませんか?
詳しくは、以下のリンクからご確認ください。
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