【宮城県観光】旅のはじまりは多賀城から 〜松島・塩釜も巡る宿泊モデルコース～

宮城県は歴史探訪から自然散策、グルメなど魅力が沢山あります。この記事では、旅のはじまりを多賀城とし、松島や塩釜といった人気観光地を1泊2日で満喫するモデルコースを紹介します。東北新幹線で東京駅から仙台駅まで最短1時間40分弱。仙台駅から電車に乗り、日本三大史跡の多賀城や日本三景の松島、海の幸が豊富な塩釜を巡る旅に出かけませんか？

<1日目>
▼JR仙台駅
↓JR東北本線で約15分
▼JR国府多賀城駅
↓徒歩約15分
①多賀城外郭南門
↓徒歩約15分
②東北歴史博物館・昼食
↓徒歩約3分
▼JR国府多賀城駅
↓JR東北本線で約10分
▼JR松島駅
↓徒歩で散策
③松島海岸エリアを観光
↓
松島にて宿泊

<2日目>
④瑞巌寺
↓徒歩約6分
⑤松島観光船 乗り場（中央観光桟橋）
↓観光船で約50分
⑥みなとオアシス・マリンゲート塩釜
↓タクシーで約10分
⑦塩釜水産物仲卸市場
↓タクシーで約5分
▼JR東塩釜駅
↓JR仙石線で約30分
▼JR仙台駅

※モデルコースの時間は一例です。
※以下、モデルコースの詳細をご紹介します。

旅のはじまりは日本三大史跡の多賀城から。JR東北本線「国府多賀城駅」から「多賀城外郭南門」へ移動します。8世紀中頃、多賀城外郭に設けられた入口にあった高さ14.5mの二重門が当時のまま復元されています。南門近くには小さなお堂があり、ここにおさめられているのが2024年国宝に指定された「多賀城碑」です。松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅で訪れた、日本三古碑のひとつです。

多賀城外郭南門から国府多賀城駅方面へ向かった先に「東北歴史博物館」があります。陸奥国府多賀城が創設されて1300年が経過しており、多賀城が果たした役割、当時の都との関わり等、さまざまな資料を通して学ぶことができます。館内レストラン「&Sun(アンドサン)」で人気なのが「古代米」を使った料理です。もっちりとした食感、白米より栄養価の高い古代米を、定食やカレーなどで提供しています。窓の外に広がる池を眺めながら、ゆったりした気分で味わえば、お腹も心も満たされます。

※定休日もございます。詳細はリンク先からご確認ください。

多賀城で歴史探訪を楽しんだ後は、日本三景の松島へ向かいます。260余りの島々の夕景は絶景です。土産店やカフェなどが軒を連ねる松島は街歩きもおすすめです。夜にもお楽しみがあり、例えば10月下旬～11月下旬には、町内各地で行われるライトアップが人気です。艶やかな紅葉が幻想的に浮かび上がり、神々しい光景です。

2日目は、松島観光のシンボル「瑞巌寺」からスタートします。国宝に指定されている本堂や庫裡(くり)など、絢爛豪華な桃山美術は見応えがあります。お土産は明治44年創業の老舗「松華堂」に立ち寄れば、観光客に大人気の銘菓「松華堂カステラ」や「きなこサンド」を購入できます。松島から塩釜までは、遊覧船に乗って仁王島や双子島など絶景スポットを間近に眺められます。

マリンゲート塩釜からタクシーで約10分の「塩釜水産物仲卸市場」に向かいます。活気あふれる市場内は、新鮮な魚介類や美味しい食材が豊富で、店舗数と種類の多さは東北最大級を誇ります。場内にはお食事処が併設され、「My海鮮丼」のポップを目印に食べたい海産物を買って、ご飯の上にのせて食べるオリジナルの海鮮丼が一番人気です。

※塩釜水産物仲卸市場は6:30～13:00(平日は～12:00)まで営業しています。
※定休日もございます。詳細はリンク先からご確認ください。

多賀城・松島・塩釜を巡る宿泊モデルコースも、いよいよフィナーレです。1300年の歴史ある「多賀城」、日本を代表する観光名所の「松島」、そして新鮮魚介の宝庫「塩釜」を巡る旅はいかがでしたか？

最後に、仙台駅でお土産や駅弁を買ってこの旅をしめくくりましょう。
おすすめのお土産や駅弁をご紹介しますので、ぜひチェックしてください。

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ほかにも宮城県は見どころが豊富です。車がなくても周遊観光が思いのままに。自分流の観光モデルコースを作って、ぜひ気軽にお出かけください。