4月といえば？4月の祝日、花、イベント、和名、二十四節気、誕生石

4月の和名には、以下のような美しい言葉があります。

◾️卯月（うづき）
4月の正式な和名で、「卯の花（ウツギの花）が咲く月」という意味が由来とされています。
卯の花は春（新暦では5月～6月）に白い可憐な花を咲かせることから、4月の象徴とされています。また、「卯」という字には「門出」「始まり」といった意味もあり、新年度や新生活が始まるこの時期にふさわしい名前です。

◾️夏初月（なつはづき）
旧暦では4月から6月が夏とされ、その最初の月である4月を「夏初月」と呼びました。実際には春の終わり頃ですが、暦の上ではすでに夏の兆しが見え始める月です。

◾️卯花月（うのはなづき）
「卯の花月」とも書き、「卯の花（ウツギ）」が咲く時期に由来します。ウツギは、万葉集にも詠まれるほど古くから日本人に親しまれてきた花です。

◾️花残月（はなのこりづき）
桜の花が散り始める時期を指し、「花の名残を惜しむ月」という意味があります。桜の季節が終わることで、春の終わりと初夏の訪れを感じる表現です。

◾️清和月（せいわづき）
「清らかで穏やかな気候の月」という意味を持ち、春の終わりから初夏にかけての爽やかな気候を表現した美しい名前です。
これらの言葉は、気候や自然の変化を表し、日本の季節感を大切にする文化を反映しています。

4月には「清明（4月5日頃）」と「穀雨（4月20日頃）」の二十四節気が含まれます。

◾️清明（せいめい）
毎年4月4日から6日頃にあたります。そのため「4月5日頃が晴明」と説明される場面が多いです。この時期、太陽が黄経15度に達し、春分から15日後に訪れます。日本では、清明は春の訪れを感じる時期とされ、桜や菜の花が咲き誇り、自然が活気づく季節です。

◾️穀雨（こくう）
毎年4月20日頃とされ、この時期は春の雨が降り注ぎ、田畑を潤して穀物の成長を助けるとされています。「穀雨」の名称は、「春雨降りて百穀を生化すればなり」という『暦便覧』の記述に由来し、春雨が降って百穀を生じさせるという意味です。

これらの節気を意識することで、春の自然をさらに深く楽しむことができます。

4月は花々が一斉に咲き誇り、自然の美しさが満開になる季節です。特に注目したいのは、アルストロメリア、サクラ、チューリップの4月の代表的な花々です。

◾️アルストロメリア
エキゾチックな花姿が特徴で、「エレガントな友情」を象徴します。華やかさと気品を兼ね備えた花です。

◾️サクラ
日本の春を象徴する花で、花見や写真撮影のスポットとしても大人気。淡いピンク色が春の景色を彩ります。

◾️チューリップ
色とりどりの花が咲き揃う姿が春らしい雰囲気を演出します。特に庭先や公園で目にする機会が多い花です。
これらの草花は、日常に春の訪れを感じさせてくれる存在です。

4月の誕生石はダイヤモンドです。その無垢な輝きから、「永遠の愛」「純潔」「不屈の精神」を象徴する宝石とされています。特別な贈り物や、自分へのご褒美としても人気があります。

特徴：無色透明の輝きと高い硬度で、時代を超えて愛される宝石。
価格帯：デザインによって異なりますが、リングやネックレスは20,000円～100,000円程度。
おすすめシーン：誕生日プレゼント、プロポーズ、特別な記念日。

4月は新年度の始まりとともに、季節の行事やイベントが豊富な月です。

◾️入学式
日本では、4月に新学期が始まり、各学校で入学式が行われます。この時期は桜が咲き誇り、新たな門出を祝う象徴となっています。入学式は新たな学びのスタートを切る大切な行事として位置づけられています。

◾️お花見
「花を愛でる」こと自体は1年を通じて楽しめますが、「春のお花見」は、桜の花を楽しみながら、友人や家族と過ごす日本ならではの春の風物詩です。桜は一般的に3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えるため、この期間は多くの公園や名所で「桜まつり」などのイベントが開催され、夜間にはライトアップされた夜桜を楽しむこともできます。

◾️イースター（年によって変動）
キリスト教の復活祭で「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と定められており、3月22日から4月25日の間にあたります。年によって日付が変わり、2025年は4月20日（日）がイースターとなります。

これらの行事を通じて、春の楽しさを実感できます。

現在、日本の4月の祝日は 「昭和の日（4月29日）」 だけですが、過去には「みどりの日」として知られていた時期もあります。ここでは、4月の祝日の歴史や意味について詳しく解説します。

【昭和の日（4月29日）】
◾️意味・由来
昭和の日は、昭和天皇の誕生日（1901年4月29日）に由来し、「激動の昭和時代を顧み、国の将来に思いをいたす日」として制定されました。戦争や復興、高度経済成長といった昭和の歴史を振り返り、日本の発展を考える日とされています。

◾️祝日としての変遷
・1948年～1988年：「天皇誕生日」として祝日
・1989年～2006年：「みどりの日」に変更（昭和天皇が自然を愛したことに由来）
・2007年～現在：「昭和の日」に改称し、4月29日が昭和天皇を偲ぶ日となる
・「みどりの日」 は現在5月4日に移動

4月は、草花や行事を通じて春のエネルギーを存分に感じられる季節です。アルストロメリアやサクラ、チューリップなどの花々、入学式やお花見といったイベント、そしてダイヤモンドジュエリーが、4月の魅力をさらに引き立ててくれます。

今回ご紹介した商品を活用して、4月を思い出に残る素晴らしい月にしてみませんか？春の心地よい時間を存分にお楽しみください！