JR東日本の大宮総合車両センターは、埼玉県の中心となっている大宮駅の隣に位置し1894年当時の日本鉄道株式会社 業務部 汽車課として設立されて以来、130年にわたって鉄道車両のメンテンナンスや新造・改造を行っています。
現在、大宮総合車両センターは首都圏を走る通勤車両や特急車両を主に担当しています。
また、鉄道ファンが多いSLについても、JR東日本管内のSL修繕は、大宮総合車両センターが担当しています。
このように現在も新旧の技術が混在し、鉄道車両の歴史が全て集約されているといっても過言ではない大宮総合車両センター。
いまや、「鉄道のまち大宮」のシンボルとして欠かすことのできない存在となっています。
■大宮総合車両センター
所在地:〒330‐0853埼玉県さいたま市大宮区錦町1017
最寄駅:大宮駅
電話番号:048-664-0049
更新日: 2024年11月20日
【JR東日本】大宮総合車両センターは 大宮鉄道のまちのシンボル!
JR東日本の大宮総合車両センターは、130年にわたり鉄道車両のメンテンナンスや新造・改造を行っています。首都圏を走る通勤車両や特急車両から、SLまで担当する大宮総合車両センターは、鉄道車両の歴史が全て集約されている場所となっています。
「大宮鉄道ふれあいフェア」や鉄道イベントについても紹介します。
鉄道のまち大宮のシンボル「大宮総合車両センター」
SLの修繕も担当。大宮総合車両センター入場時「D51 498」の修繕風景
2024年6月現在大宮総合車両センターでは、群馬県の高崎を起点としSLぐんまでも知られているSL「D51 498」が入場・修繕を行いました。
「D51 498」は、1988年(昭和63年)に動態保存として復活して以来、大宮総合車両センターで修繕を行っています。大宮総合車両センターでの修繕では、SLの部品を分解するとこから始まり、各部品の修繕・作製等を行い、奥深くまでメンテナンスをしていきます。
SLは走行中、常に上下左右運動を行っています。そのときに部品同士の鉄と鉄が擦れることで摩耗が発生します。大宮総合車両センターでは、摩耗した部分の溶接・盛金を行い、後にフライス作業やグラインダー作業を行い、元の指定寸法に戻す作業も行います。
「D51 498」は、1988年(昭和63年)に動態保存として復活して以来、大宮総合車両センターで修繕を行っています。大宮総合車両センターでの修繕では、SLの部品を分解するとこから始まり、各部品の修繕・作製等を行い、奥深くまでメンテナンスをしていきます。
SLは走行中、常に上下左右運動を行っています。そのときに部品同士の鉄と鉄が擦れることで摩耗が発生します。大宮総合車両センターでは、摩耗した部分の溶接・盛金を行い、後にフライス作業やグラインダー作業を行い、元の指定寸法に戻す作業も行います。
SLには数えきれないほどの部品が備わっています。部品によっては受注生産としてできますが、旋盤等の機械を使用し、社員の手で一から作製することが多くあります。
JR東日本社員の手で一個一個丁寧に手作業で削り、溝を作製していきます。数が多く難しい作業でありますが、匠の技が光ります!
このようにSLの修繕は社員一人ひとりの技術が発揮し、SLが完成していく姿は感動ものです!
JR東日本社員の手で一個一個丁寧に手作業で削り、溝を作製していきます。数が多く難しい作業でありますが、匠の技が光ります!
このようにSLの修繕は社員一人ひとりの技術が発揮し、SLが完成していく姿は感動ものです!
ミニ新幹線を作製!鉄道イベントでは乗車体験もあります
大宮総合車両センターの高い技術力を活かして、JR東日本社員がミニ新幹線(E5系、E6系、E7系)、ミニSLを作製。
ミニ新幹線・ミニSLは、鉄道イベントで乗車体験、記念撮影イベントなどで活躍していますので、見かけたらぜひ参加してみてくださいね。
ミニ新幹線・ミニSLは、鉄道イベントで乗車体験、記念撮影イベントなどで活躍していますので、見かけたらぜひ参加してみてくださいね。
大宮総合車両センターと言えば!「大宮鉄道ふれあいフェア」
JR東日本大宮支社とさいたま市が共同で開催する「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」では、さいたま市の「鉄道文化」や「鉄道のまち大宮」をPRするために大宮駅や大宮総合車両センターを会場として、毎年11月頃に開催されています。
2023年の大宮総合車両センターの会場では、車両センター内の試運転線での試乗会や、鉄道グッズの販売、ミニSL・ミニ新幹線乗車体験、工事用車両乗車体験、メンテナンス車両見学会などが行われました。
2023年の「大宮鉄道ふれあいフェア」では、入場事前申し込みが必要でした。
例年通りですと、2024年も10月ごろには情報解禁となりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2023年の大宮総合車両センターの会場では、車両センター内の試運転線での試乗会や、鉄道グッズの販売、ミニSL・ミニ新幹線乗車体験、工事用車両乗車体験、メンテナンス車両見学会などが行われました。
2023年の「大宮鉄道ふれあいフェア」では、入場事前申し込みが必要でした。
例年通りですと、2024年も10月ごろには情報解禁となりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
鉄道の歴史が集約されている大宮総合車両センター
130年もの鉄道車両の歴史が集約されている大宮総合車両センター。
「鉄道のまち 大宮」のシンボルとして、通勤列車からSLまで日々、鉄道車両のメンテンナンスや修繕・改造を続けています。
「大宮鉄道ふれあいフェア」や鉄道イベントについても、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。
「鉄道のまち 大宮」のシンボルとして、通勤列車からSLまで日々、鉄道車両のメンテンナンスや修繕・改造を続けています。
「大宮鉄道ふれあいフェア」や鉄道イベントについても、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。
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