【2025】柏崎えんま市｜柏崎駅長おすすめイベント

こんにちは、JR東日本柏崎駅長です。皆さんに新潟県柏崎市で開催されます、柏崎駅チカイベント「えんま市」を紹介します！

まずは、新潟県柏崎市について簡単にご紹介します。
新潟県柏崎市は長細い新潟県のほぼ中央に位置した日本海に面した街です。首都圏から約300㎞、東京駅から上越新幹線に乗車し長岡駅で信越本線に乗り換えると約2時間30分で到着します。新潟市からは84㎞で特急しらゆきで約1時間15分で到着します。
　
これから柏崎市で開催される駅チカイベント「えんま市」をご紹介します。
お祭りの縁日や露店が並んでいるとワクワクしますよね。定番の焼きそばにイカ焼き、かき氷にチョコバナナに綿あめと目移りしてしまいます。私は、もちもちした蒸しパンのような黒砂糖の風味の新潟名物「ぽっぽ焼き」は外せません。

ご紹介するイベントは柏崎市の「えんま市」です。メイン通りの本町通りが歩行者天国になり、道路の両脇に露店が並びます。その数は約450軒！大人も子どももワクワクが止まりませんね。

柏崎市で毎年6月14日～16日に開催される「えんま市」。よく子どもに「嘘をついたらえんま様に舌を抜かれる」と言いますが、そのえんま様を祀っています。このえんま様のお祭り「えんま市」です。歴史は古く、もともとは閻魔堂の馬市だったものが、文政年間(1818～1829年)には露店が立ち並ぶ縁日の形態になったと伝えられています。その起源は200年前とも、300年前ともいわれており、歴史ある「えんま市」です。

【閻魔堂】
場所:新潟県柏崎市東本町2-7-40
柏崎駅から徒歩約15分

柏崎のメイン通りが歩行者天国になり、隙間なく立ち並んだ露店をご覧ください。道路の両脇に数キロに渡って並んだ露店は約450軒。これだけの規模になったのは、6月15日前後の日程が全国を廻っている露店商人の皆さんが一堂に会するのにちょうどよかったこと、季節は衣替えの時期で、ここで夏衣となって旅立ったことから自然に呉服市が立ち、それが田植えの済んだ農村の人たちの人気を呼んだとも言われています。
昼のえんま市もいいですが、夜がおすすめです！

【えんま市】
期間:2025年6月14日(土)～6月16日(月)(10:00～22:00：16日のみ21:00まで)
場所:柏崎市東本町、西本町(ニコニコ通り、本町通り、フォンジェストリート通り)
※柏崎駅から徒歩約10分で露店がスタート

当日は柏崎市内のメイン通りを中心に交通規制となりますので、電車でのお出かけがおすすめです。
「えんま市」の最寄駅は信越本線柏崎駅です。首都圏の皆さまは、東京駅などから上越新幹線に乗車して、長岡駅で信越本線に乗り換えてください。約2時間30分で柏崎駅に到着します。県内や近隣の皆さまは信越本線、越後線でお出かけください。「えんま市」期間中は、柏崎駅から出雲崎駅間で「柏崎えんま市号」の臨時列車も運転がありますので、夜店も楽しんでいってください。

「えんま市」のほか、柏崎市の観光情報は「柏崎観光協会 ぅわっと！柏崎」からご覧ください。

いかがでしたか。柏崎ではこの「えんま市」が終わると夏を迎える時期となります。本格的な夏が始まる前、海風が心地よいこの時期に、ぜひ柏崎市の「えんま市」にお出かけください。
わたしは皆さまのお越しを柏崎駅でお待ちしております！


※2025年5月現在の情報を掲載しています。