「JR東日本トレインシミュレータ」は、運転士が乗務員区で実際に訓練用に使用している業務用シミュレータをベースに開発・配信している、PC用シミュレーションソフトです。
業務用に搭載されている異常時対応など一部の機能は省略されていますが、JR東日本で実際の車両を用いて収録した高精細の映像や走行音を使用しており、実車に則した保安装置の挙動と合わせてリアルな運転体験ができます。
ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて行われており、ゲーミングPCでプレイすることが可能です。
更新日: 2024年11月05日
JR東日本の路線では初!自動放送が実装された「横須賀線」の実写運転シミュレータが2024年10月29日(火)配信開始
運転士が乗務員区で実際に訓練用に使用している業務用シミュレータをベースに開発・配信を行っている、PC用シミュレーションソフト「JR東日本トレインシミュレータ」。そんなJR東日本トレインシミュレータに、新たなDLC(ダウンロードコンテンツ)である横須賀線が登場しました!
この記事では2024年10月29日(火)に発売開始となった「横須賀線DLC」について動画を交えてご紹介します!
「JR東日本トレインシミュレータ」とは?
新たに配信開始した「横須賀線」とは?
横須賀線は、神奈川県横須賀市の久里浜駅と同県鎌倉市の大船駅を結ぶ全長23.9kmの路線です。大船駅から東京駅までは東海道本線が正式名称ですが、久里浜駅から東京駅まで電車が直通しているため、久里浜駅~東京駅間を横須賀線として親しまれています。
1980年に東京駅から千葉方面へ総武快速線との直通運転が開始され、千葉駅や成田空港駅など千葉県エリアまで行くことができます。成田空港行きの特急「成田エクスプレス」も走り、様々な行先の車両を見ることができます。
また2001年には、逗子駅から宇都宮駅までの湘南新宿ラインが直通運転を開始して、新宿駅など東京副都心方面や宇都宮線へのアクセスが便利になりました。
久里浜駅を出た列車は、軍港の街横須賀駅や、大仏や鶴岡八幡宮で有名な鎌倉駅、東海道本線と合流する大船駅などを経由し、横浜駅を目指します。横浜駅から先、鶴見駅付近で東海道本線と別れ、新鶴見機関区が拡がる新川崎駅や武蔵小杉駅を経由し、東海道新幹線と並走しつつ品川駅へ向かいます。品川駅から先は地下を走り、終点の東京駅を目指します。
1980年に東京駅から千葉方面へ総武快速線との直通運転が開始され、千葉駅や成田空港駅など千葉県エリアまで行くことができます。成田空港行きの特急「成田エクスプレス」も走り、様々な行先の車両を見ることができます。
また2001年には、逗子駅から宇都宮駅までの湘南新宿ラインが直通運転を開始して、新宿駅など東京副都心方面や宇都宮線へのアクセスが便利になりました。
久里浜駅を出た列車は、軍港の街横須賀駅や、大仏や鶴岡八幡宮で有名な鎌倉駅、東海道本線と合流する大船駅などを経由し、横浜駅を目指します。横浜駅から先、鶴見駅付近で東海道本線と別れ、新鶴見機関区が拡がる新川崎駅や武蔵小杉駅を経由し、東海道新幹線と並走しつつ品川駅へ向かいます。品川駅から先は地下を走り、終点の東京駅を目指します。
「横須賀線DLC」の気になる配信内容は?
〇配信路線:横須賀線
〇配信区間:上り 久里浜駅~東京駅(73.3km)
〇駅数:19駅
〇配信車両:E217系(4両・11両・15両編成)
〇日本販売価格:3,480円
※横須賀線DLCのプレイには、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。
■横須賀線DLCの特徴
〇JR東日本路線では初となる自動放送をコンテンツに実装
〇現役車掌の肉声放送および現役運転士の指差喚呼音声を実装
(収録は横浜統括センターが担当)
〇4両・11両・15両のダイヤ選択が可能
横須賀線DLCでは、情報通信機器メーカーである八幡電気産業株式会社さまにご協力いただき、JR東日本トレインシミュレータのJR東日本路線では初となる、三浦七緒子さんとクリステル・チアリさんによる自動放送を実装しました。
また、横須賀線DLC発売に合わせてE217系のモーター音がブラッシュアップされ、自動放送と相まってさらに運転の臨場感が増しました。
〇配信区間:上り 久里浜駅~東京駅(73.3km)
〇駅数:19駅
〇配信車両:E217系(4両・11両・15両編成)
〇日本販売価格:3,480円
※横須賀線DLCのプレイには、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。
■横須賀線DLCの特徴
〇JR東日本路線では初となる自動放送をコンテンツに実装
〇現役車掌の肉声放送および現役運転士の指差喚呼音声を実装
(収録は横浜統括センターが担当)
〇4両・11両・15両のダイヤ選択が可能
横須賀線DLCでは、情報通信機器メーカーである八幡電気産業株式会社さまにご協力いただき、JR東日本トレインシミュレータのJR東日本路線では初となる、三浦七緒子さんとクリステル・チアリさんによる自動放送を実装しました。
また、横須賀線DLC発売に合わせてE217系のモーター音がブラッシュアップされ、自動放送と相まってさらに運転の臨場感が増しました。
「横須賀線DLC」の収録ダイヤは?
横須賀線DLCでは、久里浜駅~東京駅(73.3km)の5ダイヤを収録しています。
●上り
列車番号:730S
種別・行先:普通 君津行き
運転区間:逗子(07:51発)→東京(08:54着)
車種:E217系 15両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:834H
種別・行先:普通 逗子行き
運転区間:久里浜(08:40発)→逗子(09:01着)
車種:E217系 4両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:1204S
種別・行先:普通 君津行き
運転区間:逗子(12:52発)→東京(13:53着)
車種:E217系 11両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:1330S
種別・行先:上総一ノ宮行き
運転区間:逗子(13:42発)→東京(14:39着)
車種:E217系 15両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:1704H
種別・行先:逗子行き
運転区間:久里浜(17:21発)→逗子(17:42着)
車種:E217系4両
肉声放送担当:横浜統括センター
●上り
列車番号:730S
種別・行先:普通 君津行き
運転区間:逗子(07:51発)→東京(08:54着)
車種:E217系 15両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:834H
種別・行先:普通 逗子行き
運転区間:久里浜(08:40発)→逗子(09:01着)
車種:E217系 4両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:1204S
種別・行先:普通 君津行き
運転区間:逗子(12:52発)→東京(13:53着)
車種:E217系 11両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:1330S
種別・行先:上総一ノ宮行き
運転区間:逗子(13:42発)→東京(14:39着)
車種:E217系 15両
肉声放送担当:横浜統括センター
列車番号:1704H
種別・行先:逗子行き
運転区間:久里浜(17:21発)→逗子(17:42着)
車種:E217系4両
肉声放送担当:横浜統括センター
「横須賀線DLC」のリリースに合わせて行われたアップデート
①路線選択画面のソート機能の追加
ソート機能により、プレイ路線を選択時に「リリース順」「プレイ回数が多い順」など路線の並び替えが可能となりました。
②路線選択画面への路線紹介文の表示
路線選択画面に、路線ごとの紹介文を表示しました。
(キーボードのWボタンで、従来の路線地図との切り替えが可能です)
(キーボードのWボタンで、従来の路線地図との切り替えが可能です)
③急停車時の自動放送の実装
非常ブレーキを扱った際に急停車の自動放送が流れるようになりました。
(対応車種:E235系、E233系、E217系、E531系)
(対応車種:E235系、E233系、E217系、E531系)
④E217系モーター音のブラッシュアップ
横須賀線DLCのリリースに合わせて、E217系モーター音をブラッシュアップしました。
既に配信済みの総武快速線DLCのE217系にもアップデートが適用されています。
既に配信済みの総武快速線DLCのE217系にもアップデートが適用されています。
⑤常磐線DLC 制限速度の修正
東京駅手前にて、速度制限が反映されていなかった事象を修正しました。
⑥開始駅選択画面のローマ字表記を修正
宇都宮線宝積寺駅のローマ字表記を修正しました。
⑦基本パックで信越本線をプレイすると動作が重くなる事象の改善
直江津~土底浜間において、動作パフォーマンスが出ず画面のカクツキが発生する事象について改善を行いました。
「横須賀線DLC」の販売場所は?
ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて販売しています。
男鹿線DLC単体ではプレイすることは出来ないため、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。
男鹿線DLC単体ではプレイすることは出来ないため、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。
「横須賀線DLC」をプレイするには?
「横須賀線DLC」をプレイするには、予めSteamクライアントのダウンロードとアカウント作成、そして「JR東日本トレインシミュレータ」の基本パックの導入が必要です。
「JR東日本トレインシミュレータ」は元々ハイエンドPCで動作させることが前提の業務用のシミュレータがベースになっているため、一般的に「ゲーミングPC」と呼ばれるような高スペックのPCが必要です。
まずは、購入する前に使用しているパソコンのスペックを確認しておきましょう。
ソフトは、Steamのストアページで購入します。
「Steamクライアント」をダウンロードし、アカウントを作成後、ストアページでの購入が可能です。
おすすめのゲーミングPCや詳しいソフト導入の手順は、下記の記事で解説していますので、是非チェックしてみてくださいね。
「JR東日本トレインシミュレータ」は元々ハイエンドPCで動作させることが前提の業務用のシミュレータがベースになっているため、一般的に「ゲーミングPC」と呼ばれるような高スペックのPCが必要です。
まずは、購入する前に使用しているパソコンのスペックを確認しておきましょう。
ソフトは、Steamのストアページで購入します。
「Steamクライアント」をダウンロードし、アカウントを作成後、ストアページでの購入が可能です。
おすすめのゲーミングPCや詳しいソフト導入の手順は、下記の記事で解説していますので、是非チェックしてみてくださいね。
JR東日本トレインシミュレータをお試しで運転してみたい方は「とよすなトレインP318」がおすすめ!
「とよすなトレインP318」は、幕張豊砂駅前に2024年3月15日に開業した㈱千葉ステーションビルが運営する鉄道運転体験ハウスです。
京葉線の車体を模したトレーラーハウスの中には、鉄道運転シミュレータ「JR東日本トレインシミュレータ」や鉄道模型の「HOゲージ」が設置されており、それぞれ運転体験を予約不要で気軽に楽しむことが出来ます。
京葉線の車体を模したトレーラーハウスの中には、鉄道運転シミュレータ「JR東日本トレインシミュレータ」や鉄道模型の「HOゲージ」が設置されており、それぞれ運転体験を予約不要で気軽に楽しむことが出来ます。
「とよすなトレインP318」内に設置されているシミュレータ体験ブースには、実際の電車で使われているものとほぼ同型のマスコン(マスターコントローラー)が設置されています。
自宅でマウスやキーボードを使って操作するのとは異なり、よりリアリティのある操作感でプレイすることが出来ます。
「JR東日本トレインシミュレータ」が気になっているけど、まずはお試しでプレイしてみたいという方や、既に自宅でもやっているけど、購入していない他の路線も試してみたいなという方に、「とよすなトレインP318」はおすすめです。
自宅でマウスやキーボードを使って操作するのとは異なり、よりリアリティのある操作感でプレイすることが出来ます。
「JR東日本トレインシミュレータ」が気になっているけど、まずはお試しでプレイしてみたいという方や、既に自宅でもやっているけど、購入していない他の路線も試してみたいなという方に、「とよすなトレインP318」はおすすめです。
JR東日本トレインシミュレータでは、その他の路線も続々配信中!
「JR東日本トレインシミュレータ」では、今回ご紹介した横須賀線以外にも、宇都宮線や、高崎線、小海線、総武快速線、南武線、八戸線などのダウンロードコンテンツを多数配信しています。
順次配信路線を拡大していますので、是非チェックしてみてくださいね。
順次配信路線を拡大していますので、是非チェックしてみてくださいね。
©2024 Valve Corporation. Steam及びSteamロゴは、米国及びまたはその他の国のValve Corporationの商標及びまたは登録商標です。
Copyright © East Japan Railway Company / Hokkaido Railway Company /ONGAKUKAN Co., Ltd. All Rights Reserved.
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