更新日: 2024年11月20日

一人暮らし向け冷蔵庫の選び方!必要な容量や機能を解説

毎日の生活に欠かせない冷蔵庫。一人暮らしの場合はどのくらいの大きさが必要なのでしょうか。そんな、初めての一人暮らしをお考えの人に「冷蔵庫選びのポイント」をご紹介します。一人暮らしにピッタリな容量や冷蔵庫を購入する前に確認しておきたいポイントなども記載するので、冷蔵庫選びの参考にしてみてください。

一人暮らし向けの冷蔵庫選びのポイントは?

一人暮らし用のキッチンのイメージ画像
毎日の生活に欠かせない家電のひとつ「冷蔵庫」。
容量や機能がメーカーによって異なるため、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

しかも一人暮らしの場合は、自炊をする、しないでも必要な大きさ(容量)や機能が変わってきます。
買ってから「もっと大きいのにすればよかった」「ドリンクしか入れないから高機能じゃなくてよかった」など後悔しないためにも、自分にとってどんな冷蔵庫が必要なのかを事前に把握しておきましょう。

ここからは、これから一人暮らしを始める人に向けて冷蔵庫選びのポイントを紹介していいます。

一人暮らしで自炊をする人は容量「150~250L」の冷蔵庫がおすすめ

料理をする女性の画像
一人暮らしでも自炊をする予定の人は、数日分の食材を保存できる、容量「150L〜250L」の冷蔵庫がおすすめです。

毎日料理をする人は、冷蔵庫や野菜室の大きなものを。作り置きを中心に考えている人は、冷凍庫が大きめなものを選ぶと良いでしょう。
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外食やお弁当などが中心の人は容量「100L〜150L」の冷蔵庫がおすすめ

食事をする女性の画像
自炊はせず、外食やコンビニなどで買ってきたものを中心に食べるという人は、少し小さめの容量「100L〜150L」の冷蔵庫がおすすめです。

このサイズの冷蔵庫は、1〜2食分のお弁当や飲み物、調味料などを保存するのに適しています。
ちなみに、ビジネスホテルなどにあるような「50L未満」の冷蔵庫の場合は、「冷却力が弱い」「冷凍室がない」ということもあるので、ご自宅用にはあまり適しません。

家には寝に帰るだけなので飲み物だけあればいいという人は、「50L未満」の冷蔵庫でも問題ないでしょう。
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【一人暮らし向けの冷蔵庫に欲しい機能①】耐熱天板

冷蔵庫の上に電子レンジが乗っている画像
ここからは、一人暮らしの冷蔵庫に「あると嬉しい機能」について説明していきます。
一人暮らしの場合に有効活用したいのは、何と言っても空間(スペース)。冷蔵庫の上に電子レンジを置けると、キッチン周りが少しきれいに見えますよね。

冷蔵庫の上に電子レンジを乗せる場合に注意したいのは、冷蔵庫の上部が「耐熱天板」になっているかどうかです。
冷蔵庫は「食材を冷やすもの」、電子レンジは「食材を温めるもの」となり、相反する機能を有するため、冷蔵庫の機能を維持するためにも「耐熱天板」であることが重要となります。

とはいえ、耐熱天板の対応温度は100℃までとなりますので、トースターのように外殻温度が100℃を超えるものは置かないようにしましょう。

【一人暮らし向けの冷蔵庫に欲しい機能②】自動霜取り機能

霜がついてしまった冷蔵庫の様子
冷蔵庫の冷却方式は2種類あり、庫内の冷却機で直接冷やす「直冷式」と冷却機で作った冷気をファンで庫内に送る「間冷式(ファン式)」の2つがあります。

「直冷式」の場合は、扉の開閉を繰り返すことにより庫内に霜がつき、冷却機能が低下してしまう場合があります。そのため、「直冷式」の場合は、定期的な霜取りが必要となります。

一方の「間冷式」であればファンによる自動霜取り機能があるため、霜取りの手間がかからず冷却機能も維持されるというメリットがあります。

【一人暮らし向けの冷蔵庫に欲しい機能③】静音性能

周りの音が気になっている女性の画像
意外と見落としがちなのが、冷蔵庫の静音性能です。

普段生活をしている分には気になることは少ないですが、就寝時など周りが静かになった時に冷蔵庫の「ブーン」という動作音は想像以上に気になるものです。

特に一人暮らしの場合は冷蔵庫と寝室との距離も近いため、動作音が気になって熟睡できなかったということもあるかもしれません。

メーカーによっては動作音のレベルや静音性能を公表しているところもあるので、その数値を参考にすると良いと思います。

【一人暮らし向けの冷蔵庫に欲しい機能④】省エネ性能

省エネのイメージ画像
冷蔵庫は24時間稼働しているため、意外と電気を使います。
そのため、本体価格だけで選んでしまうと長期的な視点で考えた場合に割高になってしまうこともあります。

せっかくの一人暮らしなので生活費はできるだけ安く収めたい、という人は温度調整機能が細かくできるものや省エネ機能が搭載されているものを選ぶようにしましょう。

【冷蔵庫購入前にチェックしたいこと①】搬入経路や設置スペースを確認

居室の廊下の画像
ここからは、冷蔵庫を購入する前にチェックしておきたいポイントを紹介します。
お気に入りの冷蔵庫を見つけたけど、部屋に入れたら使いにくかったなんてことにならないように、冷蔵庫の大きさだけでなく、こちらもチェックしておきましょう。

まずチェックしておきたいのは、ご自宅の入口から冷蔵庫置場までの搬入経路です。
購入前に確認しておきたいのは、「建物の階段やエレベーターの幅」「外廊下の幅」「玄関ドアの幅」「室内通路の幅」などです。

目安は、冷蔵庫の幅「プラス10cm」。そのくらいの余裕があれば、問題なく冷蔵庫を搬入できるでしょう。

それ以外に確認しておきたいのは、冷蔵庫置場の大きさ(幅・奥行き・高さ)です。
冷蔵庫置場の幅が決まっている場合、それよりも大きな冷蔵庫を購入するとそこに置くことができなくなっていまいます。

冷蔵庫自体の大きさについては、商品のパンフレットやメーカーのHPに「据付必要寸法」として記載されているので、そちらを確認するようにしましょう。

【冷蔵庫購入前にチェックしたいこと②】扉の開く向き

冷蔵庫の扉を開けた所
冷蔵庫は「右開き」「左開き」「両開き」の3種類があります。
冷蔵庫の設置場所と扉の開く向きによっては、「冷蔵庫を閉めてからじゃないと身動きができない」ということもあります。

そんなことにならないためにも、冷蔵庫の設置場所確認するだけでなく、自分の生活動線や冷蔵庫自体が「どちら向きに開くのか」も確認しておきましょう。

【冷蔵庫購入前にチェックしたいこと③】棚の数やドアポケットの収納容量

冷蔵庫から食材を取り出す所
冷蔵庫を選ぶ際は、冷蔵室の棚の数やドアポケットの容量も重要です。
可変式の棚であれば、収納する食材の大きさによって使いやすいように変更できます。棚の位置を変えられない場合でも、一人暮らし向け冷蔵庫であれば棚は3段あると便利です。

また、扉側の収納スペース「ドアポケット」については、大型のペットボトルや調味料類を入れられるか、卵ケースがあるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
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自分の一人暮らしの生活をイメージして、使い勝手のいい冷蔵庫を見つけよう

新しく一人暮らしをする人に向けて、冷蔵庫選びのポイントをご紹介しました。
一人暮らしの場合は、自分の生活スタイルに応じでサイズや機能が変わってきます。また、お気に入りの冷蔵庫を見つけても、お部屋に入らなかった、使い勝手が悪かったということにならないよう、事前の確認と準備が大切です。

一人暮らしを楽しむためにも、自分にピッタリの冷蔵庫を見つけてみてくださいね。
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