更新日: 2024年11月20日

山形新幹線の停車駅、座席コンセント有無、駅弁情報など まとめ

出張や旅行で乗車することがある新幹線。新幹線によっては停車駅や座席へのコンセント有無が異なり、迷うことがある方もいるのではないでしょうか。この記事では、山形新幹線の停車駅や列車の種類、座席へのコンセント有無、駅弁の売店情報、ベビー休憩室の情報などをご紹介!山形新幹線に乗車する前のこの記事を読めば準備万全です!(2024年3月現在)

山形新幹線とは?

山形新幹線E8系イメージ
▲ 山形新幹線E8系イメージ
山形新幹線は1992年7月1日に開業した新幹線で、山形新幹線の区間福島駅~新庄駅間の148.6kmの路線と、東北新幹線東京駅~福島駅間を直通運転しています。
1992年7月開業時は400系6両編成により運転を開始し、1995年12月には1両増結の全列車7両編成での運転となりました。1999年12月に山形駅~新庄駅間延伸開業及びE3系がデビュー。2010年4月には山形新幹線開業時から活躍した400系が引退し、全列車E3系による運転になっています。2024年3月にE8系がビューします。
新庄駅で並ぶE3系と400系
▲ 新庄駅で並ぶE3系と400系
かつて山形新幹線で活躍した400系つばさ号と、E3系1000番代つばさ号

山形新幹線の停車駅は?

山形新幹線停車駅イメージ
▲ 山形新幹線停車駅イメージ
東京方面からは、山形駅行きと新庄駅行きがあります。
「つばさ号」の途中停車駅は、大宮駅、福島駅、米沢駅、山形駅、天童駅、さくらんぼ東根駅、村山駅、大石田駅は全列車が停車し、小山駅、新白河駅の各駅は、全列車通過となります。その他の駅は、通過する列車がありますので、時刻表等で停車する列車の確認が必要になります。

福島駅で行われる連結作業

福島駅での連結作業の様子
▲ 福島駅での連結作業の様子
途中停車駅である福島駅では、「つばさ号」と「やまびこ号」の連結作業や切り離し作業が行われます。
※山形方面からの「つばさ号」は、連結作業終了後にドアが開きホームに降りることができる為、山形方面から「つばさ号」に乗車している場合は、福島駅での連結は見ることができません。

「つばさ号」には、自由席はある?

つばさ号11号車~17号車編成イメージ 出典:https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e3.html
▲ つばさ号11号車~17号車編成イメージ
編成両数は、11号車から17号車の7両編成になっています。
11号車がグリーン車指定席、12号車から17号車が普通車指定席になっています。自由席はありませんので、自由席特急券で乗車することはできません。※立席特急券で乗車できる場合があります。
運行区間:東京駅~新庄駅
使用車両:E3系

E8系とは?

E8系イメージ
▲ E8系イメージ
E8系は、新幹線と在来線を乗り換えなしで結ぶ「新在直通運転」を行う山形新幹線用の車両です。このため、東北新幹線の区間では最高速度300km/hでの高速走行安定性と、山形新幹線の区間となる在来線区間での曲線通過性能を両立させた車両となっています。
エクステリアイメージとして、
・山形新幹線の地域に根差したイメージを継承・維持してブランドへと醸成
・山形の風土と、離れた土地にいる人の心の結びつきを感じさせるデザイン
となっております。

E8系の座席コンセントの場所は?

E8系普通車座席コンセントイメージ
▲ E8系普通車座席コンセントイメージ
<コンセント情報>
ひじ掛けの下部にコンセントが設置されています。
普通車:全座席設置
E8系グリーン車コンセントイメージ
▲ E8系グリーン車コンセントイメージ
<コンセント情報>
座席の窓側席・通路側席の中央のひじ掛け下に、コンセントが2口設置されています。窓側席・通路側席で使用することができます。
グリーン車:全座席設置

E8系の車内を徹底解説

E8系普通車イメージ
▲ E8系普通車イメージ
普通車のイメージは、通路中央部に最上川をモチーフとした柄を通し、紅花の陽に照らされる黄色から抽出される紅色へのグラデーションを座席カラーに採用。藁細工の温もりある色彩や鋳物を感じさせる質感を取り入れ、山形の豊かな風土を表現しています。
E8系普通車座席イメージ
▲ E8系普通車座席イメージ
テーブルを使用し、リクライニング倒したイメージ。
E8系グリーン車イメージ
▲ E8系グリーン車イメージ
E8系の11号車にはグリーン車が連結されています。
グリーン車のイメージは、通路中央部に最上川をモチーフとした柄を通し、針葉樹林の広がる月山の緑色と最上川の水面のゆらぎを座席カラーで表現。肘掛にサクラ材を取り入れ、新庄亀綾織の光沢感や鋳物を感じさせる質感が、山形の上質な旅を演出します。
E8系グリーン車座席イメージ
▲ E8系グリーン車座席イメージ
テーブルを使用し、リクライニング倒したイメージ。
E8系多目的トイレイメージ
▲ E8系多目的トイレイメージ
12号車には車いすやベビーカーが入る多目的トイレがあります。
多目的トイレのほか、14号車、15号車、16号車にトイレが設置されています。
E8系の座席表等の詳しい情報はこちら

E3系とは?

E3系イメージ
▲ E3系イメージ
E3系は、山形新幹線400系と同様に、新幹線と在来線を乗り換えなしで結ぶ「新在直通運転」の第2号として1997年の秋田新幹線開業に合わせて登場しました。
在来線区間を走行するため、一般の新幹線車両よりも一回り小形に作られており、収納式のステップが設けられています。
また、新幹線区間ではE2系「やまびこ」と併結して走行し、最高速度は275km/hの高速運転が可能です。

E3系の座席コンセントの場所は?

E3系普通車座席コンセントイメージ
▲ E3系普通車座席コンセントイメージ
<コンセント情報>
普通車:窓側(A席、D席は全席設置)、B席、C席は車両デッキ出入り口付近一部座席のみ
※一部列車には、コンセントが無い場合があります。
E3系グリーン車座席コンセントイメージ
▲ E3系グリーン車座席コンセントイメージ
<コンセント情報>
座席の窓側席・通路側席の中央のひじ掛け下に、コンセントが2口設置されています。窓側席・通路側席で使用することができます。
※一部列車には、コンセントが無い場合があります。

E3系の車内を徹底解説

E3系普通車イメージ
▲ E3系普通車イメージ
普通車の座席は、落ち着きのある黒い座面に、赤い模様の背もたれとなっています。
E3系座席イメージ
▲ E3系座席イメージ
テーブルを使用し、リクライニング倒したイメージ。
E3系グリーン車イメージ
▲ E3系グリーン車イメージ
E3系の11号車にはグリーン車を連結しています。座席モケットは、ブラック系のデザインで施されており、普通車より落ち着いた雰囲気となっています。
E3系グリーン車座席イメージ
▲ E3系グリーン車座席イメージ
テーブルは背面収納とインアーム収納の2タイプを装備しており、使う用途に合わせて選んで使用することが可能です。
E3系トイレオムツ交換台使用イメージ
▲ E3系トイレオムツ交換台使用イメージ
赤ちゃんのオムツ替えも、トイレ内にオムツ交換台があるので安心です。
E3系の座席表等の詳しい情報はこちら

赤ちゃん休憩室がある駅は?

赤ちゃん休憩室イメージ
▲ 赤ちゃん休憩室イメージ
長時間の乗車になることが多い新幹線。赤ちゃんや小さな子どもを連れて乗車する前に、駅で事前にオムツの交換や授乳をしておきたいですね。
ここからは、授乳室やオムツ交換台など設置されている「ベビー休憩室」がある山形新幹線内の駅をご紹介します。
<ベビー休憩室が設置されている駅>
●福島駅
場所:在来線改札内
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:改札内の一般トイレ(一部)、バリアフリートイレ(東口)にはベビーチェアがあります。
<ベビー休憩室が設置されている駅ビル>
●山形駅
場所:S-PAL山形 2階
主な設備:授乳用イス、おむつ替えベッド、シンク(浄水器・温水器)手洗器、おむつ用ごみ箱
トイレ情報:隣接した一般トイレ(一部)、バリアフリートイレがあります。
東北新幹線各駅のベビー休憩室情報はこちら

山形新幹線に乗車する前に駅弁を購入するには?

山形新幹線  駅弁イメージ 出典:https://www.net-ekinaka.com/shop/g/gRESDDSHS0011-TSP0930/
▲ 山形新幹線 駅弁イメージ
新幹線に乗車する前に、購入しておきたいのが旅のお供「駅弁」です。山形新幹線の「駅弁」を購入できるお店の一部をピックアップしてみました。
山形新幹線内の駅で購入できる駅弁について紹介していきます。
米沢駅 駅弁イメージ(新杵屋 牛肉どまん中)
▲ 米沢駅 駅弁イメージ
■ 米沢駅
店舗名:おみやげ処よねざわ
場所:改札口外
営業時間:(全日)7:15~19:00
ほか、改札外NewDays(コンビニ)にて駅弁の取り扱いがあります。
米沢駅の駅弁「松川弁当店」の駅弁情報はこちら
米沢駅の駅弁「新杵屋」の駅弁情報はこちら
赤湯駅 駅弁イメージ 出典:https://yonezawaekiben.jp/etc/menu/
▲ 赤湯駅 駅弁イメージ
■ 赤湯駅
店舗名:NewDays 赤湯
場所:待合室内
営業時間:(全日)6:20~21:00
赤湯駅の駅弁「松川弁当店」の駅弁情報はこちら
赤湯駅の駅弁「新杵屋」の駅弁情報はこちら
かみのやま温泉駅 駅弁イメージ 出典:https://yonezawaekiben.jp/etc/menu/
▲ かみのやま温泉駅 駅弁イメージ
■ かみのやま温泉駅
店舗名:NewDays かみのやま
場所:1階 改札外
営業時間:(全日)7:00~19:35
※週末のみ取扱いあり
かみのやま温泉駅の駅弁「新杵屋」の駅弁情報はこちら
かみのやま温泉駅の駅弁「松川弁当店」の駅弁情報はこちら
山形駅 駅弁イメージ 出典:https://yonezawaekiben.jp/etc/menu/
▲ 山形駅 駅弁イメージ
■ 山形駅
店舗名:おみやげ処やまがた
場所:改札外
営業時間:(全日)6:30~20:30
ほか、改札内、改札外NewDays(コンビニ)にて駅弁の取り扱いがあります。
山形駅の駅弁「松川弁当店」の駅弁情報はこちら
山形駅の駅弁「新杵屋」の駅弁情報はこちら
新庄駅 駅弁イメージ 出典:https://yonezawaekiben.jp/etc/menu/
▲ 新庄駅 駅弁イメージ
■ 新庄駅
店舗名:NewDays 新庄
場所:1階 改札外
営業時間:(全日)5:30~21:30
新庄駅の駅弁「松川弁当店」の駅弁情報はこちら
新庄駅の駅弁「新杵屋」の駅弁情報はこちら
いかがでしたでしょうか。
山形新幹線に乗車する前にこの記事を読んで、準備万端でおでかけに行きましょう

これで準備は万端。山形新幹線に乗っておでかけに行こう!

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