更新日: 2023年12月27日

【ふるさと納税で行く列車旅】江の島鎌倉旅を満喫

JR東日本のふるさと納税の返礼品の一つに、列車と宿泊先が選べる「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」で使える割引クーポンがあるのはご存じでしょうか。
今回は、そのクーポン返礼品「ふるさと納税で行く列車旅」を使って、旅ライターのmocoさんに江の島・鎌倉を満喫してもらいました。

「仕事も趣味も旅、旅に生きる。」旅ライターmoco(中島誠子)

大学時代はバックパッカーで海外を渡り歩き、卒業後は旅行会社に就職。現在はフリーの旅行ライターとしてWEBや雑誌で活動、インスタグラムでは「旅ライターmocoのおでかけマガジン」を運営し、全国の旅行情報を発信しています。

今回は、mocoさん視点で江の島・鎌倉旅を満喫して頂きました。
旅ライターmocoのおでかけマガジン

ふるさと納税で行く列車旅

歴史的遺産と豊かな自然が調和した風光明媚な街、湘南・鎌倉。海の街らしいお洒落なカフェも行きたいし、歴史情緒溢れる街も散策したい...... 。久々に大学時代の友人に会いに湘南への旅が決まってから、毎日のプラン練りが楽しくて仕方がなかった。そんな時間も旅の醍醐味だろう。

いつもはお得なホテルを見つけて新幹線を別に予約するのだが、今回はJR東日本の「ふるさと納税で行く列車旅」を使って訪れることに。ふるさと納税で「旅」を選んだのは初めてだ。

JR東日本のふるさと納税の返礼品の一つに、「JR東日本びゅうダイナミックレールパック(新幹線+ホテル)」で使える割引クーポンというものがある。寄附金額の30%相当のクーポンを返礼品として付与され、寄付をした自治体にある対象宿泊施設での宿泊を含む旅行商品で利用できるものだ。

例えば100,000円の寄付をした場合、自己負担2,000円で30,000円分のクーポンを受け取ることができる。割引額によっては格安で旅行に行けるため、旅好きにとってはたまらない返礼品なのだ。
ふるさと納税で行く列車旅(神奈川県藤沢市)はこちら

藤沢駅に到着、友人と合流して旅がスタート

JR横浜駅まで新幹線に乗車し、乗り換えてJR藤沢駅へ。今回宿泊するホテルに荷物を預けて友人と合流。駅周辺は賑やかでいつもの生活と変わらない光景だったが、江ノ電の改札に入ると一気に非日常感が増した。
「元気だった?最近仕事どう?」旅の高揚感と共に友人との会話も弾み、ふたりの旅がスタート。

海を一望できるハワイアンカフェ「パシフィックドライブイン」

江ノ電に乗ること10分、到着したのは七里ヶ浜駅。駅から少し歩くと海が現れ、念願だったカフェが姿を見せた。ここは地元客やサーファーも足繁く通うハワイアンな雰囲気のドライブインカフェだ。キラキラと輝く海に、アメリカンレトロな看板とビーチハウスのような白い建物。私の好きなものを掛け合わせた、どストライクなカフェに胸の高鳴りが止まらない。
メニューはハワイアンプレートランチを中心に、ガーリックシュリンプ、ロコモコ、パンケーキ、アサイーボウルなどが選べる。冬だというのに春のような陽気。お洒落な店内での食事も悩んだが、気持ちの良い天気だったため外のテラス席でいただくことにした。

「ここにはよく自転車で来るの」

そう話す友人が羨ましくなった。テラス席からは海と江の島と富士山を一望でき、目の前には遮るものがない絶好のロケーション。注文したガーリックシュリンプは、にんにくが効いたプリっとした大きなエビが使われ、味も本格的だった。景色も相まって、もう気分は完全にハワイだ。

ダイナミックな大水槽や幻想的なクラゲ空間に感動した「新江ノ島水族館」

食後は江ノ電に乗って江ノ島駅へ。新江ノ島水族館は、相模湾と太平洋、そこに暮らす生き物をテーマとし、相模湾をメインにした展示、人気のクラゲ 、深海生物、ペンギンやアザラシたちにも出会える。

まず向かったのは相模湾大水槽だ。インスタを見ていて必ず押さえたかったスポットの一つである。ゴツゴツとした岩に囲まれた海の中を、イワシが大群になって泳ぎ、エイやサメが優雅に漂う。そのダイナミックな光景はしばらく眺めていても飽きないほど素晴らしいものだった。
続いて目に止まったのは、クラゲファンタジーホール。クラゲの体内をイメージさせる半ドーム式の空間にクラゲの水槽が集約され、幻想的な世界が作り出されている。中心に配置された球型水槽、クラゲプラネット(海月の惑星)は特に美しく訪れる人を魅了していた。
ゆらぎの効果なのだろうか、ソファにしばらく座って眺めているだけで心が解き放たれたような感覚に。

江島神社やシーキャンドル、グルメまで満喫した「江の島」

水族館を出た後は、江ノ島弁天橋を渡って江の島へ。海の向こうには富士山が浮かび、島に足を踏み入れた瞬間何だか安堵した。老舗の土産店や飲食店が軒を連ねる、江の島弁財天仲見世通りが賑わいを見せ、昔訪れた江の島の情景がそのまま残されていたのだ。

香ばしい醤油の香りにつられながらも、まずは参拝をしようと日本三大弁財天を奉る江島神社へ。縁結び、金運アップ、芸道上達などのご利益があるそうで、平日にも関わらず絶え間なく参拝者が訪れていた。境内の角に江島神社の象徴、弁天様をお祀りする奉安殿も忘れてはならない。ここで参拝を終える方も多いのだが、実は参拝をしたのは辺津宮。江島神社は、辺津宮、中津宮、奥津宮の三社からなり、さらに階段(またはエスカー)を上って別の御宮も巡るのだ。
参拝途中、江の島のシンボル、シーキャンドル(展望灯台)へ立ち寄った。ここは南国のガーデン、江の島サムエル・コッキング苑に堂々とそびえたち、海抜約100メートルの上から富士山や丹沢などのワイドな眺望が楽しめる。あいにく曇り空となり絶景を望むことは叶わなかったが、旅は100%成功しなくてもいい、また行きたいと思う位がちょうどいいのだ。
江の島を締めくくるのは食べ歩き。真っ先に向かったのは「あさひ本店」。たこを2~3匹まるまるプレスしてせんべいにするシーンを何度もテレビで観てきた。これを食べずに江の島の食べ歩きは始まらない。青くてカラフルなしらすせんにも惹かれて購入したが、たこせんもしらすせんも想像通り美味しい。まだ小腹が満たされず「PIZZERIA & DINING PICO」のしらすピザもいただくことに。満腹満腹..... そう言って江の島を後にした。

お宿は藤沢駅近くの「EN HOTEL Fujisawa」

友人と別れひとりホテルへ。EN HOTEL Fujisawaは、藤沢駅から徒歩8分、閑静な住宅街の一角に佇む “ヴァケーションホテル”だ。江ノ電の出発駅として、江の島・鎌倉へのアクセスも抜群。繁華街が近く、夕食に困ることもない。客室はシンプルでありながら機能的で、英国王室御用達のスランバーランド製のベッド「グランドスイート」は極上の寝心地だった。
私のお気に入りは、フリースペースとして宿泊者に開放されたラウンジ。朝食時間以外は。TEARTHのティーバッグが全種類並べられ、紅茶・コーヒーが飲み放題。電子レンジも備えているため、近くで夕飯を買ってここで済ませることもできる。
翌日、朝食は藤沢地産地消を追求した「釜揚げしらす丼」だった。まさかホテルでしらすをいただけるなんて...... しかも卵、お米、付け合わせに使う素材までも地産地消にこだわっている。旅先で地物をいただけるのはありがたい。周りを見渡すとしらす丼に醤油でないものをかけていたが、どうやらここでは鵠沼魚醤(くげぬまぎょしょう)を少したらしていただくようだ。魚醤の独特の風味と旨み、ふっくらしたしらすにご飯が止まらない。

翌日は紅葉が残る「長谷寺」

友人と再び待ち合わせをして翌日は鎌倉観光へ。長谷寺は一年を通じて「花の寺」として親しまれ、開創は奈良時代の736年、聖武天皇の治世下に勅願所と定められた鎌倉有数の古刹である。紅葉の時期を過ぎていたが、まだ紅色に染まったモミジが境内を彩り、特に放生池と紅葉のコラボは息を呑むほどの美しさだった。
モミジの絨毯に囲まれた良縁地蔵を見られるのもこの時期だけ。外国人観光客もこぞって写真に収めていた。
しかし私の目的はここだけではない。ご本尊の十一面観音菩薩も見ておきたかった。観音様は高さ9.18m、日本最大級の木彫仏。圧倒的なスケール感と黄金に輝く姿に鳥肌を立てた覚えがあるからだ。この迫力を皆に伝えたいが、ここは撮影禁止。ぜひとも鎌倉に訪れる際は必須で立ち寄っていただきたい。
密かに鎌倉プランに入れていたのは、長谷寺を出てすぐの「カンノンコーヒー カマクラ」。SNS映え抜群、大仏ビスケット付きのクレープを狙って来た。やはり可愛い。オリジナルブレンドのこだわりコーヒーと共に楽しむのがお勧めだ。

念願だったあの窓を見に「明月院」

最後に訪れたのは明月院。1159年、平治の乱で戦死した首藤俊通の供養として息子の經俊が明月庵を建てたのがはじまりといわれ、長い歴史を持つ。
紫陽花が有名なお寺でもあるが、紅葉も素晴らしく、「いつかあの窓から紅葉を見てみたい」と思っていた季節ごとの風景を切り取り、絵画のような美しい景色を見せてくれる悟りの窓。これには誰しも心を打たれるだろう。
通常窓の奥に広がる庭園は非公開だが、この時期は特別公開され裏側を覗くことができた。紫陽花の時期はどんな世界が広がるのだろう。少し想像しただけでもワクワクする。

旅の感想

前半は海沿いでパワーチャージ、後半は心を静めてリラックスした旅だった。想像していなかった紅葉も見れて大満足。食べ歩きを楽しんだり、自分へのお土産をいつもより多めに購入したりと、ふるさと納税でお得に旅が実現できた分、今回はより旅が充実したと感じる。また来年のふるさと納税も「旅」にしよう、そう決めた旅でもあった。

しかしJR東日本のふるさと納税の返礼品はこれだけではない。駅長や車両メンテナンスなどのお仕事体験や、鉄道古物を使用した、鉄道好きにはたまらない一点もののグッズなど、JR東日本ならではのオリジナル返礼品が勢ぞろいしている。他にもどんな返礼品か覗いてみると面白いだろう。

※時期により、取り扱い返礼品が異なります。
JRE MALLふるさと納税

「ふるさと納税で行く列車旅」でオトクに旅しよう!

いかがだったでしょうか?
今回は、JR東日本のふるさと納税の返礼品の一つ、列車と宿泊先が選べる「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」の旅行券を使って、旅のプロであるmoco(中島誠子)さんに、情緒溢れる江の島・鎌倉を旅行していただきました。

◆「ふるさと納税で行く列車旅」はここがおトク!
ポイント①:実質2,000円で旅行クーポンが手に入る!
ふるさと納税の返礼品である「ふるさと納税で行く列車旅」を利用することで、実質自己負担2,000円でおトクに旅行クーポンがもらえます。

ポイント②:列車と宿泊先を自由に組み合わせて寄付先へ旅行に行ける!
JR東日本びゅうダイナミックレールパックは宿泊する宿とJR乗車券類を自由に組み合わせて予約できます。

ポイント③:JRE POINTが貯まる・使える!
JRE MALLふるさと納税では、寄付額に応じてJRE POINTが貯まります。その際、ビューカードをご利用ならさらにおトクに!
貯まったポイントを使って寄付をすることもできるので、JRE POINTでおいしいループをご体感いただけます。

ぜひ「ふるさと納税で行く列車旅」を使って、おトクに旅しながら自治体の魅力に触れてみてください!
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