仙石線に2025年12月頃、新型車両E131系を投入！この機会に仙石線に乗りに来ませんか？

仙石線に約80年ぶりに新型車両E131系が投入されることになります。仙石線E131系の車両の前面デザインは、仙石線205系の色彩を踏襲しE131系特有のドット柄とします。インテリアデザインは、仙石線沿いの海の景色をイメージした室内とします。ラインカラーのスカイブルーをモケットの背に使用したロングシートとし、仙石線に馴染みのあるインテリアカラーとします。
4両編成を14編成、合計56両を新造し、2025年12月頃から営業運転を予定しています。

参考文献
高橋善三郎.東北の鉄道資料編.1998年
佐竹保雄.私鉄買収国電.2002年

その他の詳細は、以下のリンクからご覧ください！

E131系が仙石線に投入されることを記念して駅員や乗務員が作成したポスターが掲出されています。
現在、10デザインが掲出中です。

・第1弾:画像の上段5デザイン2025年4月1日〜（画像上段の5デザイン）
・第2弾:画像の下段5デザイン2025年7月頃〜 （画像下段の5デザイン）

みなさまがご利用の駅にはどのデザインが貼ってありましたか？

仙石線の前身は宮城電気鉄道株式会社です。大正14年（1925年）に仙台から西塩釜が開業し、昭和2年（1927年）に松島海岸、昭和3年（1928年）に石巻まで開通しました。宮城電気鉄道の仙台駅は地下駅として建設されましたが、大正時代には東京にもまだ地下鉄ができていなかったので、「日本初の地下駅」といわれています。戦時中の1944年（昭和19年）には当時の日本国有鉄道に国有化され、その際に「仙石線」という名称がつけられました。
おかげさまで2025年6月5日に仙台駅から西塩釜駅間は開業100周年を迎えました。100周年を迎えた駅は榴ヶ岡駅・陸前原ノ町駅・福田町駅・陸前高砂駅・多賀城駅・西塩釜駅です。そんな歴史的な年に、新型車両が投入されることになりました。

参考文献
日本国有鉄道.日本国有鉄道百年史第11巻.1973年
仙台市市民文化事業団仙台市歴史民俗資料館編集.仙台のまちと近代交通.2015年

　205系は、現在JR東日本で走行している電車の基本となる車両です。特徴として、軽量ステンレス車体と、使用した電気をブレーキ時に再び発電する仕組みを確立した省エネ電車の先駆けとなった車両です。2025年で誕生40周年を迎えるベテラン車両です！
　仙石線の205系の車両カラーは、青2色の編成と、赤・オレンジ・紫・緑の4色編成があります。もともと山手線・埼京線・南武線で走っていた車両が転用され、仙石線では2002年（平成14年）から運転開始されています。

参考文献
池口英司.205系物語.2015年
塩谷茂代.通勤型直流電車の決定版　205系Hyper Detail.2019年

仙石線沿線には楽天モバイルパーク、仙台うみの杜水族館、日本三景の松島や石ノ森萬画館など、魅力的なスポットが多くあります。ぜひ仙石線に乗って、さまざまな場所に足を運んでみてください！