浜離宮恩賜庭園は、徳川将軍家が所有した潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。都内に残る大名庭園の中でも最大級で、国の特別名勝、特別史跡にも指定されています。また、季節ごとに変わる華やかな花々や銘木が鑑賞でき、多くの訪問者を魅了しています。
近くには築地市場や劇団四季の自由劇場などがあり、都心からのアクセスも便利で都心で働く人のオアシスとして人気のスポットになっています。
更新日: 2024年10月02日
浜離宮恩賜庭園に行ってみよう!見どころやアクセス、入園料をご紹介!
浜離宮恩賜庭園は、徳川将軍家が所有した江戸の代表的な大名庭園で、都内に残る大名庭園の中でも最大級です。また、庭園では豊富な種類のお花を観察でき、季節によって変わる風景を楽しむことが出来ます。この記事では、浜離宮恩賜庭園の見どころやお花の見頃、入園料、アクセスをご紹介します。
都内最大級の大名庭園!浜離宮恩賜庭園とは
浜離宮恩賜庭園の見どころ
【潮入の池】
都内唯一の海水の池で、東京湾の水位の干満に従って水門を開閉し、池の水の出入りを調整しています。そのため、潮の干満によって異なる表情を見せる潮入の池は、古くから親しまれています。
【お伝い橋・中島の御茶屋】
かつては房総を望め夕涼みや月見に使われていた、潮入の池に浮かぶ中島の御茶屋は、現在は和の雰囲気が感じられる畳席や庭園を一望できるテーブル席で500〜700円でお抹茶と和菓子を楽しむことが出来ます。その中島と岸をお伝い橋が繋いでいます。
【松の御茶屋・燕の御茶屋・鷹の御茶屋】
浜離宮恩賜庭園にある4つの御茶屋では、歴代の将軍たちが賓客と食事や調度品を鑑賞するなどして過ごすほか、鷹狩りの際の休憩所としても使用していました。御茶屋の多くは焼失してしまいましたが、現在は全ての御茶屋が復元されています。
【三百年の松】
家宣が庭園の大改修を行った際に、その偉業を称して植えられた樹齢300年を誇る都内最大級の黒松です。太い枝が低く張り出し下にせせり出すように生えた黒松の迫力は圧巻です。
【鴨場・鴨塚】
鴨場とは、鴨の狩りを行う場所で、浜離宮恩賜庭園には「庚申堂鴨場(こうしんどうかもば)」と「新銭座鴨場(しんせんざかもば)」の2つの鴨場を持っており、どちらも1700年代後半に作られた施設になります。鴨場の近くには、狩猟で獲物となった鴨の霊を慰めるための鴨場が建てられています。
都内唯一の海水の池で、東京湾の水位の干満に従って水門を開閉し、池の水の出入りを調整しています。そのため、潮の干満によって異なる表情を見せる潮入の池は、古くから親しまれています。
【お伝い橋・中島の御茶屋】
かつては房総を望め夕涼みや月見に使われていた、潮入の池に浮かぶ中島の御茶屋は、現在は和の雰囲気が感じられる畳席や庭園を一望できるテーブル席で500〜700円でお抹茶と和菓子を楽しむことが出来ます。その中島と岸をお伝い橋が繋いでいます。
【松の御茶屋・燕の御茶屋・鷹の御茶屋】
浜離宮恩賜庭園にある4つの御茶屋では、歴代の将軍たちが賓客と食事や調度品を鑑賞するなどして過ごすほか、鷹狩りの際の休憩所としても使用していました。御茶屋の多くは焼失してしまいましたが、現在は全ての御茶屋が復元されています。
【三百年の松】
家宣が庭園の大改修を行った際に、その偉業を称して植えられた樹齢300年を誇る都内最大級の黒松です。太い枝が低く張り出し下にせせり出すように生えた黒松の迫力は圧巻です。
【鴨場・鴨塚】
鴨場とは、鴨の狩りを行う場所で、浜離宮恩賜庭園には「庚申堂鴨場(こうしんどうかもば)」と「新銭座鴨場(しんせんざかもば)」の2つの鴨場を持っており、どちらも1700年代後半に作られた施設になります。鴨場の近くには、狩猟で獲物となった鴨の霊を慰めるための鴨場が建てられています。
浜離宮恩賜庭園で見られる季節の花々とその見頃をご紹介
都心にあるとは思えない自然豊かな都会のオアシス「浜離宮恩賜庭園」には季節ならではのお花が咲き誇ります。
冬の終わりが近づく2月頃には梅園に梅が咲き、可憐な花と共によい香りが漂います。
春の4月~中旬頃には、100本余の桜が点在する庭園のソメイヨシノやヤエザクラが見ごろを迎えます。
夏から秋にかけてはコスモスが見ごろとなり、アジサイ、サルスベリ、ムクゲ、クチナシなども見ることができます。
秋の11月中旬~12月上旬頃には、ケヤキ・サクラ・ウメ・イチョウ・トウカエデ・イロハモミジ・ハゼノキなど260本の紅葉が楽しめます。
ゆっくりとお出かけしたくなる季節に庭園を散歩しながら季節の花々を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
冬の終わりが近づく2月頃には梅園に梅が咲き、可憐な花と共によい香りが漂います。
春の4月~中旬頃には、100本余の桜が点在する庭園のソメイヨシノやヤエザクラが見ごろを迎えます。
夏から秋にかけてはコスモスが見ごろとなり、アジサイ、サルスベリ、ムクゲ、クチナシなども見ることができます。
秋の11月中旬~12月上旬頃には、ケヤキ・サクラ・ウメ・イチョウ・トウカエデ・イロハモミジ・ハゼノキなど260本の紅葉が楽しめます。
ゆっくりとお出かけしたくなる季節に庭園を散歩しながら季節の花々を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
浜離宮恩賜庭園に行ってみよう!
見どころ満載の浜離宮恩賜庭園に行ってみよう!
所在地:東京都中央区浜離宮庭園1-1
開園時間:午前9時~午後5時 (入園は午後4時30分まで)
入園料:一般 300円、65歳以上 150円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
所在地:東京都中央区浜離宮庭園1-1
開園時間:午前9時~午後5時 (入園は午後4時30分まで)
入園料:一般 300円、65歳以上 150円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
浜離宮恩賜庭園への「電車でのアクセス」
【大手門口】
都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」「汐留駅」から徒歩約7分
ゆりかもめ「汐留駅」から徒歩約7分
JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋駅」から徒歩約12分
【中の御門口】
都営大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」から徒歩約5分
JR「浜松町駅」から徒歩約15分
都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」「汐留駅」から徒歩約7分
ゆりかもめ「汐留駅」から徒歩約7分
JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋駅」から徒歩約12分
【中の御門口】
都営大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」から徒歩約5分
JR「浜松町駅」から徒歩約15分
浜離宮恩賜庭園への「水上バスでのアクセス」
水上バス(日の出桟橋─浅草)、東京水辺ライン(両国・お台場行)「浜離宮発着場」下船
※水上バス乗場ご利用の際は、入園料が別途かかりますので御了承下さい。
※水上バス乗場ご利用の際は、入園料が別途かかりますので御了承下さい。
浜離宮恩賜庭園への「車でのアクセス」
※大手門橋を渡った所に多少の駐車スペースがありますが、下記の車両のみのご利用となりますのでご注意ください。
1.車椅子・障害者の方のお車(身体障害者手帳をご呈示下さい。)
2.観光バス
一般車両は最寄りの公共駐車場をご利用ください。(高速道路の下、地下に汐留駐車場があります。また、汐留住友ビルの地下にも駐車場があります。)
1.車椅子・障害者の方のお車(身体障害者手帳をご呈示下さい。)
2.観光バス
一般車両は最寄りの公共駐車場をご利用ください。(高速道路の下、地下に汐留駐車場があります。また、汐留住友ビルの地下にも駐車場があります。)
浜離宮恩賜庭園を満喫しよう!
江戸を代表する美しい浜離宮恩賜庭園は、季節によって庭園の景色が変化し趣深く心に残る風景を見ることが出来ます。また、最寄りの駅からもアクセスが良く、周辺にはランチができる場所も数多くあるため、ゆっくり過ごしたいと思った休日に、お出かけの目的地にするにはぴったりの場所になっています。
是非浜離宮恩賜庭園に足を運び都会の喧騒を忘れ、優雅な一時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
是非浜離宮恩賜庭園に足を運び都会の喧騒を忘れ、優雅な一時を過ごしてみてはいかがでしょうか。