更新日: 2024年08月13日

夏休みのおでかけにピッタリ!長瀞や秩父の観光に合わせて楽しめる秩父鉄道のSLパレオエクスプレス号の旅を紹介!

埼玉県の有名観光地「長瀞や秩父」の観光に合わせて楽しめる秩父鉄道のSLパレオエクスプレス。SLパレオエクスプレスは、熊谷駅(埼玉県熊谷市)から三峰口駅(埼玉県秩父市)までを結ぶ観光列車です。車窓からは、川下りができる長瀞付近の荒川や、秩父の山々を眺めることができます。この記事では、首都圏から新幹線や西武鉄道の特急ラビューで簡単にアクセスできる秩父鉄道のSLパレオエクスプレス号の乗車レポートと沿線の観光スポットを紹介します!

首都圏から簡単アクセス 秩父鉄道

SLパレオエクスプレス号の始発駅「熊谷駅」まで新幹線で楽々スピードアクセスが可能です
▲ SLパレオエクスプレス号の始発駅「熊谷駅」まで新幹線で楽々スピードアクセスが可能です
SLパレオエクスプレス号の始発駅「熊谷駅」は、上越新幹線・高崎線・上野東京ライン・湘南新宿ラインが乗り入れており、首都圏各方面からのスピーディーにアクセスが可能です。東京駅から新幹線を利用するろ約40分でアクセスが可能です。

熊谷駅でJR線から秩父鉄道への乗り換え方法

熊谷駅JR改札乗換イメージ
▲ 熊谷駅JR改札乗換イメージ
熊谷駅の新幹線改札から改札外へ出る場合、在来線改札内を通って改札外へ出る必要があります。新幹線改札を出たあと、もう一度乗車券が必要になりますので、新幹線改札での乗車券の取り忘れにご注意下さい!
熊谷駅JR改札から秩父鉄道改札への行き方
▲ 熊谷駅JR改札から秩父鉄道改札への行き方
熊谷駅のJR改札を出た後、秩父鉄道改札へは左方向へ曲がります。正面のNewDaysが秩父鉄道乗車前の最後のコンビニになりますので、このNewDaysでのお買い物をオススメ致します。
秩父鉄道改札
▲ 秩父鉄道改札
秩父鉄道改札では、自動券売機で乗車券の購入ができるほか、窓口でSLパレオエクスプレス号の指定席券を購入することができます。
なお、秩父鉄道では、交通系ICカードの利用が可能ですので、事前に交通系ICカードにチャージをして利用することをオススメします。
▶ 指定席予約や料金などSLパレオクスプレス号の情報はこちら【秩父鉄道公式】

SLパレオエクスプレス号と記念撮影をしよう!

熊谷駅秩父鉄道ホームに停車中のSLパレオエクスプレス号
▲ 熊谷駅秩父鉄道ホームに停車中のSLパレオエクスプレス号
10時過ぎにホームへSLパレオエクスプレス号が入線してきました。
ホーム上では、発車前に記念撮影をする乗客で賑わいます。
三峰口駅行きの下り列車では途中の「寄居駅・長瀞駅・秩父駅」の3駅でも8分~12分の停車時間(※2024年8月現在)があるので、熊谷駅で記念撮影ができなかった場合はほかの3駅での記念撮影をオススメします。

SLパレオエクスプレス号に乗車

SLパレオエクスプレス号で使用されている12系客車車内
▲ SLパレオエクスプレス号で使用されている12系客車車内
SLパレオエクスプレス号で使用されている12系客車の車内は、ボックス席になっています。旅行の趣があっていいですね!
秩父鉄道12系客車のボックス席に設置されているテーブル
▲ 秩父鉄道12系客車のボックス席に設置されているテーブル
ボックス席の窓側には、テーブルが設置されており、ちょっとした軽食や飲料缶等を置くことができます。

SLパレオエクスプレス号の車内販売は?

SLパレオエクスプレス号の車内販売
▲ SLパレオエクスプレス号の車内販売
SLパレオエクスプレス号の車内では、秩父市のキャラクター「ポテくまくん」がデザインされたお菓子や沿線のおみやげ、SLグッズなどを販売されています。

SLパレオエクスプレス号から見えるオススメ車窓

① 長瀞のライン下りで有名な「荒川」

SLパレオエクスプレス号の車窓から見える荒川
▲ SLパレオエクスプレス号の車窓から見える荒川
下り列車では、長瀞駅を発車ししばらく経つと、長瀞のライン下りで有名な「荒川」を渡ります。高い位置にある橋梁から眺める荒川も絶景です。

② 秩父といえば「武甲山」

秩父鉄道の車窓から見える「武甲山」
▲ 秩父鉄道の車窓から見える「武甲山」
秩父の山といえば武甲山です。武甲山の標高は1,304メートルで日本二百名山の一つに数えられています。武甲山は石灰岩の採掘が盛んに行われており、他ではなかなか見ることができない山の様子に見ごたえがあります。

③ 秩父鉄道の貨物列車

秩父鉄道の貨物列車
▲ 秩父鉄道の貨物列車
秩父鉄道では貨物列車が運行されており、電気機関車が「石灰石」を積んだ貨車を牽引しています。石灰石を運ぶ貨物列車は全国でも珍しい列車の為、車窓から見えた時はシャッターに収めたいですね。

途中停車駅でSL機関室を外から見学できる

C58 363の機関室
▲ C58 363の機関室
三峰口駅行きの下り列車では途中の「寄居駅・長瀞駅・秩父駅」の3駅でも8分~12分の停車時間(※2024年8月現在)があるので、ホーム上から機関室を見学することができます。

趣のある駅舎を楽しむ

秩父鉄道長瀞駅のホームにある木製のベンチ
▲ 秩父鉄道長瀞駅のホームにある木製のベンチ
秩父鉄道の駅には、木造の駅舎や木製のベンチなど趣のあるものが多く残っており、趣のある旅行を演出してくれます。

終点 三峰口駅に到着

秩父鉄道三峰口駅駅舎
▲ 秩父鉄道三峰口駅駅舎
熊谷駅を10時15分に出発し、3時間足らずの乗車で、12時54分に三峰口駅に到着しました。車窓や車内販売、などを楽しんでいるとあっという間の乗車時間でした。
13時30分頃から転車台(機関車を方向転換する装置)でSLが方向転換するということで、転車台での見学時間までに駅前でお昼ご飯を食べるのもいいですね。

SL転車台公園でのSLの整備作業、転車作業の見学

三峰口駅構内SL転車台公園傍でのSL整備作業の様子
▲ 三峰口駅構内SL転車台公園傍でのSL整備作業の様子
秩父鉄道終点三峰口駅の「SL転車台公園」は、SL転車台を中心に樹木、芝生、遊歩道があります。遊歩道に沿って沿線市町にちなむ樹木を植樹しており、季節ごとに咲く花も楽しむことができます。
秩父鉄道三峰口駅構内にあるSL転車台の様子
▲ 三峰口駅構内にあるSL転車台の様子
SL運転日には、三峰口駅やSL転車台公園で蒸気機関車の整備作業や転車作業を見学することができます。(13:00~13:40頃)
※当日の運行状況等により、見学や記念撮影ができない場合があります。

■整備作業(13:00頃~)
三峰口駅に到着するまでにたまった灰を捨てる排炭作業や炭水車の石炭を取り出しやすいようにする石炭ならし、帰りの分の水を補給する給水作業、給油などが行われます。
☆SLパレオエクスプレス号が熊谷-三峰口間を1回往復するのに必要な水は約9トン!家庭用のお風呂で約45杯分にもなります。

■転車作業(13:30頃~)
三峰口駅に到着したSLパレオエクスプレスが熊谷へ戻るために蒸気機関車の向きを回転させるのがSL転車作業です。SL転車台公園内にて間近に見学することができます。

秩父鉄道沿線のオススメ観光スポット

① 秩父神社

秩父神社
▲ 秩父神社
秩父神社は、秩父市の中央、柞(ははそ)の森に鎮座する神社です。秩父地方の総社で、創建は二千年前と言われています。
知恵の神様とされる八意思兼金命(やごころおもいかねのみこと)をはじめ四柱の神々をお祀りする本殿は埼玉県重要文化財に指定されています。
徳川家康公が再建した権現造りの本殿、幣殿、拝殿が並び、なかでも左甚五郎(ひだりじんごろう)作のつなぎの龍は有名です。秩父神社の例大祭は世に名高い秩父夜祭(12月2・3日)は国重要無形民俗文化財に指定されています。

■名称:秩父神社
■アクセス:埼玉県秩父市番場町1-3(秩父鉄道秩父駅より徒歩3分)
▶ 秩父神社の情報はこちら
秩父神社の手水舎
▲ 秩父神社の手水舎
▶ 秩父神社の詳しい情報はこちら「【公式】秩父神社HP」

② 秩父のレトロな街並み

秩父神社前通り(番場町商店街)にあるレトロな喫茶店「パーラーコイズミ」のメロンソーダ
▲ 秩父神社前通り(番場町商店街)にあるレトロな喫茶店「パーラーコイズミ」のクリームソーダ
秩父神社前通り(番場町商店街)には、レトロな飲食店などが立ち並んでおり、レトロな装いの中華屋・洋食屋・喫茶店などがあります。
どこか懐かしい雰囲気を感じながら、心もお腹も満たされる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■名称:秩父神社前通り
■アクセス:埼玉県秩父市番場町(秩父鉄道秩父駅より徒歩3分)
▶ 秩父の観光情報はこちら「【公式】秩父観光協会HP」

③ 長瀞ライン下り

長瀞ライン下りイメージ 出典:https://www.chichibu-railway.co.jp/nagatoro/boat.html
長瀞ライン下りイメージ
長瀞の荒川を、熟練された技術を持つ船頭さんが、巧みに竿をさばきながら、個性溢れるガイドで長瀞ラインくだりを楽しませてくれます。
水量が多く、迫力ある舟下りが楽しめる時は、3キロコースを約15~20分ほどで下ります。

■名称:長瀞ラインくだり本部
■アクセス:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞489-2(秩父鉄道長瀞駅から徒歩1分)
▶ 秩父鉄道沿線の観光情報はこちら「【公式】秩父鉄道HP」

秩父と都心を楽々アクセス 西武鉄道特急「ラビュー」

西武鉄道特急ラビュー 出典:https://www.seiburailway.jp/railway/reservedtrain/timetable/
▲ 西武鉄道の特急ラビュー
西武鉄道の特急ラビューは、西武鉄道の未来を担う新たなフラッグシップトレインとして、2019年3月16日にデビューしました。
池袋駅と西武秩父駅を結ぶ特急ラビュー「ちちぶ」を利用すると、池袋駅と西武秩父駅間を約1時間20分でアクセスできます。
思う存分秩父を楽しんだあと、都心まであっという間に帰路につくことができます。
西武鉄道のチケットレスサービス「Smooz」で事前に特急の指定席券を購入できますので、オススメです。
西武鉄道特急ラビューの車内イメージ 出典:https://www.seiburailway.jp/railway/reservedtrain/laview/
▲ 西武鉄道特急ラビューの車内イメージ
▶ 西武鉄道の特急ラビューの料金・時刻表の情報はこちら

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