更新日: 2024年06月25日

家族で楽しめる「碓氷峠鉄道文化むら」の見どころとは?子どもが楽しめる遊具も紹介!

群馬県安中市にある「碓氷峠鉄道文化むら」は、園内に碓氷峠をはじめ日本各地で活躍した鉄道車両が展示されているほか、子どもが楽しめる遊具があり、子どもから鉄道ファンまで楽しめる鉄道テーマパークになっています。「碓氷峠鉄道文化むら」は、東京駅から新幹線と信越本線を利用して最寄り駅の横川駅まで約2時間足らずでアクセスでき、観光地の軽井沢の観光と合わせて楽しめるおすすめのスポットです。今回は、JR社員の私と鉄道が大好きな息子がおすすめする、「碓氷峠鉄道文化むら」の楽しみ方を紹介します!

「碓氷峠鉄道文化むら」とは?

碓氷峠鉄道文化むら内に展示されている鉄道車両
▲ 「碓氷峠鉄道文化むら」内に展示されている鉄道車両
碓氷峠は、太平洋側と日本海側を結ぶ要所で、1997年まで最大66.7パーミル、標高差553mの急勾配を走る信越本線が運行されていました。
北陸新幹線開業により、信越本線横川駅~軽井沢駅間が廃止され、1997年に104年の歴史に幕を降ろしました。

長年に渡り、碓氷線が培ってきた技術や文化遺産を後世に受け継ぐ目的で、横川運転区跡に「碓氷峠鉄道文化むら」が開村されました。
碓氷峠鉄道文化むら施設案内 出典:https://www.usuitouge.com/bunkamura/
▲ 「碓氷峠鉄道文化むら」施設案内

「碓氷峠鉄道文化むら」6つの楽しみ方をご紹介

ここからはJR社員の私と鉄道が大好きな息子がおすすめする、「碓氷峠鉄道文化むら」の楽しみ方を紹介します!

楽しみ方① 動態保存されているEF63電気機関車の運転体験

運転体験で使用されるEF63電気機関車
▲ 運転体験で使用されるEF63電気機関車
1997年の信越本線横川駅~軽井沢駅間廃止まで活躍していた碓氷峠専用の電気機関車、EF63形電気機関車が動態保存されています。
動態保存されているEF63形電気機関車を運転体験することができます。
学科と実技(約1日)の講習を受講し、指導員添乗のもと、約400mの距離を往復運転(計約800m)することが可能!

子どもは運転体験ができませんが、園内で動くEF63形電気機関車を見れるだけでも迫力がありますね。

楽しみ方② EF63シミュレーターの運転操作

EF63シミュレーター
▲ EF63シミュレーター
鉄道展示館内に展示されているEF63形電気機関車シミュレーターで、碓氷峠の区間を約13分間運転体験をすることができます。
実際に、マスコンのノッチやブレーキ弁ハンドルを操作しながら力行と制動することができ、リアルな運転操作をすることができます。

【料金】
1回につき 1,000円(税込)
【体験時間】
1回につき 約13分間
【体験人数】
1日 約30人

楽しみ方③ ミニSL列車乗車体験

ミニSL列車への乗車体験
▲ ミニSL列車への乗車体験
園内を1周約300mの軌道を周回できる、炭水車と客車を連結した5インチゲージのミニSL列車に乗車することができます。

ミニSL列車にはこどもだけでなく大人も乗車可能です。

同じ軌道を走る最大6人(運転士を含む)が乗車可能なミニ電気機関車(ファミリー列車)もあります。
こちらは原則として大人が運転することが可能ですが、保護者の責任下で子どもも運転できます。

【料金】1回につき
大人(中学生以上):300円(税込)
子ども(4才~小学生):200円(税込)
幼児(3才以下):無料

楽しみ方④ 園内周遊あぷとくんの乗車体験

園内周遊あぷとくんの乗車体験
▲ 園内周遊あぷとくんの乗車体験
「碓氷峠鉄道文化むら」を囲むように一周を走る列車に乗って、碓氷峠の爽やかな風を感じながら楽しむことができます。
牽引する機関車は、蒸気機関車とディーゼル機関車の2種類!

一部区間が高架橋になっているので、高い位置から展示車両を眺めることができます。

【料金】
1回につき
大人(中学生以上):500円(税込)
子ども(4才~小学生):300円(税込)
幼児(3才以下):無料

楽しみ方⑤ 子ども向け遊具で遊ぶ

園内の子ども向け遊具
▲ 園内の子ども向け遊具
シンボル広場には、子どもにはうれしい遊具がたくさんあります。
懐かしい遊具もあるので、大人も見ていて楽しい気持ちになりますね。

楽しみ方⑥ ご当地グルメを食べる

「碓氷峠鉄道文化むら」で鉄道車両を見学し、ミニ列車などを見学してたくさん遊ぶと、お腹が空いてきますね。
お腹を満たすために、碓氷峠で食べてほしいご当地グルメを2つご紹介します!

おぎのや「峠の釜めし」

おぎのやの峠の釜めし
▲ おぎのやの峠の釜めし
碓氷峠といえば、おぎのやの「峠の釜めし」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
おぎのやの釜めしは、うずら卵、栗、ごぼう、杏子、鶏肉など、具だくさんです。
それぞれの具材は丁寧に調理され、やさしい味付けのものばかり。
碓氷峠鉄道文化むらの近隣のおぎのや「横川店・横川本店」で購入が可能です。

価格:1,300円(税込)
峠の釜めし本舗おぎのや ホームページはこちら

越後屋食堂のもつ煮

越後屋食堂のもつ煮
▲ 越後屋食堂のもつ煮
「碓氷峠鉄道文化むら」内で営業している越後屋食堂で人気なのが「もつ煮」で、もつ煮定食が1番のおすすめです。
もつ煮の他にも、肉豆腐定食、豚汁がそろっているほか、単品やおみやげも販売されています。

営業時間:10:00~16:00(※無くなり次第終了)
定休日:毎週火曜日、水曜日(臨時営業有)

「碓氷峠鉄道文化むら」の料金・営業時間は?

碓氷峠鉄道文化むら資料館屋上からの眺め
▲ 「碓氷峠鉄道文化むら」資料館屋上からの眺め
アクセス:群馬県安中市(信越本線横川駅下車、徒歩約3分)
入館料金:当日料金(中学生以上700円(税込)、小学生400円(税込)、小学生未満(保護者同伴)無料)
※各種割引利用券により料金が異なる場合があります。
開館時間:【3/1~10/3】9:00~17:00※入園は16:30迄
     【11/1~2月末まで】9:00~16:30※入園は16:00迄
「碓氷峠鉄道文化むら」の詳しい情報はこちら
オトク!碓氷峠鉄道文化むら・おぎのやで使える電子チケットはこちら
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