映画『青春18×2 君へと続く道』ロケ地巡り・長野編

JR東日本も撮影に協力した本作品は、台湾に住むジミー（シュー・グァンハン）と、日本人のアミ（清原果耶）が出会う切ないラブストーリーです。他キャストには、ジョセフ・チャン、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳といった豪華メンバーが勢ぞろい。

そこでさっそく、映画内で登場するロケ地巡りに行ってきました！今回の「長野編」では、ジミーが好きなスラムダンクの舞台鎌倉高校前の後に訪れた、長野県の松本駅から始まり、旅の途中でジミーと幸次が出会う飯山線などをレポートします！また映画を観た方には分かる感動のトンネルシーンも、、、

松本駅に到着！

映画では、ジミーは松本を散策し、偶然にも同郷の居酒屋店主と出会います。

私も、映画を思い返しながら、ジミーが降り立ったお城口から、道のりをなぞります。

信州・松本なわて通り商店街。映画内では、ジミーは暗くなった商店街を歩いていましたが、何を感じていたのでしょうか。

そんなことを考えながら歩いていると、ジミーがおそばを食べていたあの居酒屋を見つけました！
看板に書いてあった「一休みは より長い旅のため」という言葉が、とてもいい言葉だなぁとよく記憶に残っています。

さて、そのお店が、現実では何屋さんなのか…これは、ロケ地巡りをした人だけが知ることのできるポイントですね。笑

松本駅から城下町の街並みを見ながら徒歩15分ちょっとで、松本城に到着しました！夜の静けさを感じつつ、ジミーと店主が歩いたであろうルートをなぞります。松本城は、夜はライトアップもされているようで、水堀に移る様子も含め、とても厳かで、美しい風景でした。

これにてロケ地巡り1日目は終了！
明日は、ジミーがアミと見た映画『Love Letter』の世界を感じた、飯山線に乗車します！

2日目！本日は長野駅からスタートです！
ジミーも、朝ホテルを出て、長野駅の４番線ホームから飯山線に乗車していました。

レトロでかわいらしいキハ110系を使用している飯山線は、2両または1両編成で、豊野駅と越後川口駅を結ぶローカル線です。この列車に乗って、ジミーは途中下車しつつ長岡駅に向かいます。

私も映画を思いだしながら、飯山線を旅していきます。

車内は、ロングシートとボックスシート、2人掛けの向かい合わせの席があり、すべてのまどにカーテンがついています。ローカル線らしいレトロな雰囲気の車内と、車窓から見える、緑広がる田園風景や横を走る千曲川のきらきら光る水面、ゆったりとした時間が流れています。

この列車の中で、ジミーと幸次は出会ったんですね。

そして！映画『青春18×2 君へと続く道』のここでしか見れないポスターが！
ロケ地ならではの魅力ですね。映画ファンとしては何枚も写真を撮ってしまいました！

映画をご覧になった方には伝わるであろうあのシーン、トンネルを抜けると一面の雪景色…！
を探してみましたが、長野駅から森宮野原駅の間には、それらしきトンネルが３本ありました。
どれがあのトンネルなのか、断定はできませんが、これかな？これかも！と思いながら景色を楽しむのも、ロケ地巡りの魅力かもしれませんね。

ロケ地巡りをした5月では、雪景色は見られませんでしたが、トンネルを抜けるところでは急に光が差し込んで、あの感動を実際に味わうことができました！

この構図、見覚えがあるのではないでしょうか。
そう、ジミーと幸次が別れたあのシーンです。海外での一人旅、車内で出会い、そして駅で別れる、なんだかおしゃれですよね…やってみたい…と思ってしまいました。笑

今回、ジミーの通った道のりに沿って、松本を歩き、そして長野駅から飯山線で列車旅をしましたが、やはり日本の景色は素敵だなあ、と思わされました。
実際に映画のロケ地をめぐるのは、映画のシーンを思い返したり、印象的なお店を探してみたりととても楽しく、もう１度映画を見たい気持ちになりました。

今回のロケ地巡りで最もよかったと思うのは、やはり飯山線での列車旅です。

車窓を眺めながらぼーっとしてみたり、映画に想いを馳せていると、まるでジミーと同じ時間を共有できたような気がしました。
普段なら行かない駅や場所も、ロケ地巡りという目的を持って行くと、いろんな視点で楽しむことができます。

皆さんもぜひ、ロケ地巡りに行ってみてくださいね！