更新日: 2024年11月19日

湯河原の万葉公園でホタル観賞♪湯探歩イベントではプレゼントも!

初夏は都心からのアクセス抜群の湯河原へ。ホタル鑑賞で癒されませんか。
2024年5月31日(金)~6月9日(日)は「ほたるの宴」が万葉公園で開催されます。狸福(りふく)神社では「手持ち提灯」の販売や、湯河原の魅力が再発見できる「湯探歩(ゆたんぽ)」が開催。イベント参加者にはプレゼントもありますよ♪
こちらの記事では、湯河原の万葉公園で開催されるほたるの宴」の紹介や、ホタル観賞のポイントの他、日中もお楽しみいただけるイベント「湯探歩(ゆたんぽ)」をご紹介します。

2024年の初夏は、湯河原の万葉公園で「ホタル観賞」や、「湯探歩(ゆたんぽ)」で湯河原ならではのおもてなし♪

清らかな水際に舞い踊るホタル。
万葉公園で見られるホタルは、幼虫まで万葉公園内の“ほたる小屋”で飼育し、3月上旬に湯河原小学校の生徒さんたちの手によって放流され、自然発生したホタルです。

2024年5月31日(金)~6月9日(日)は「ほたるの宴」が万葉公園で開催されます。
1981年頃から開催されている「ほたるの宴」は、今年で43回目。
万葉公園の入口広場では、夜の散策がもっとエモーショナルになるアイテム「手持ち提灯」を販売しています。
縁結びの神様、狸福(りふく)神社に奉納する絵馬の他、金・土・日曜日限定でキッチンカーも出店します!

さらに、湯河原町で偶数月の第一土曜日・日曜日に開催している「湯探歩(ゆたんぽ)」では、湯河原温泉場をご自分のペースでのんびり散策しながら、旅館・店舗・団体などのこの日だけの特別なおもてなしをお楽しみいただけます。

初夏ならではの幻想的な景色や、癒しのイベントを湯河原でぜひお楽しみください!

湯河原の「ほたるの宴」は2024年で43回目!

湯河原の「ほたるの宴」
(湯河原温泉観光協会提供)「ほたるの宴」開催中の万葉公園入口広場の様子
1981年頃から開催されている「ほたるの宴」は、今年で43回目。

「ほたるの宴」の会場となる万葉公園はでは、例年5月下旬から6月上旬に発生します。

暗闇の木々に舞うホタルの光は、時が経つのを忘れてしまうほど幻想的です。

万葉公園の入口広場では、夜の散策がもっとエモーショナルになるアイテム「手持ち提灯」を販売しています。
縁結びの神様、狸福(りふく)神社に奉納する絵馬の他、金・土・日曜日限定でキッチンカーも出店します!
「ほたるの宴」は公式サイトをチェック!

湯河原の町に舞うホタルは夏の風物詩

河原小学校生徒さんによるほたるの幼虫の放流
(湯河原温泉観光協会提供)湯河原小学校生徒さんによるほたるの幼虫の放流の様子
湯河原町では昔から町内の河川でホタルが確認されています。

ホタルが生育していく上で必要なものは、「きれいな水・エサ・川岸の土」です。
ホタルが育つ生息環境を守っていくことは、地域の自然環境をまもっていくことと繋がります。
美しいホタルの光をご覧になっていただくと同時に、自然環境の大切さを考える機会になってほしいとの思いで、ゲンジボタルの幼虫の飼育と放流が現在も行われています。

放流に参加した湯河原小学生の生徒さんに感想を聞いてみると、
「初めて見た幼虫はちょっと怖かった」
「放流した幼虫が成長して、夏にまた会えるから嬉しい」
「川に放したら、すぐに岩に張り付いて面白かった」

といったように、ホタルを身近に感じ、愛情が芽生えている様子が伝わってきました。

子どもたちの手を離れ成長した姿を見せてくれるホタルの光は、湯河原の夏の風物詩です。

湯河原温泉観光協会の皆さまに聞いた!ホタル観賞チェックポイント♪

万葉公園で撮影された、暗闇に飛び交うホタルの光
(湯河原温泉観光協会提供)暗闇に飛び交うホタルの光
ホタル観賞のチェックポイントを、湯河原温泉観光協会の皆さまに教えていただきました。ポイントは全部で3つです!

①ムシムシした暑い日
ホタルがもっとも活発に飛ぶのは「気温が高く、曇った日で、風のない夜」という条件がそろっている日。ムシムシした暑い日などよく飛びます。

②ホタルがよく飛ぶ条件
月明かりのない暗い夜の方が多く見られます。逆に、雨がふっていたり、強い風が吹いていたり、気温が低い夜などは、雨風を避け葉の裏や藪の中で静かに光っているだけですなので、ほたるが飛ぶ様子を見ることはできません。

③ピークは21時ごろ
良く飛ぶ時間は大きく3つに分けられます。
1回目は日没直後からで、ピークは午後8時ごろです。2回目は午前0時ごろ、3回目は午前3時ごろです。

この3回の中でもっとも活発に飛ぶのは最初の回で、活動する時間も1番長いです。活動のピークを過ぎると、ほたるはそれぞれ近くの草や木に止まって休みます。

是非、ホタル観賞の参考にしてください。
ホタルの鑑賞マナーは公式サイトでチェック!

「狸福(りふく)神社」にはホタル観賞にぴったりの「手持ち提灯」を販売

万葉公園の中にある「狸福(りふく)神社」。新緑に赤い鳥居
(湯河原温泉観光協会提供)狸福神社
縁結びの神様として知られる「狸福神社」には、こんな由来があります。

山間の地、この湯河原に一匹の雄狸が居りました。ある日の事、土地の人達が狩猟の弓で狸を傷つけてしまいました。

雄狸は山間を流れる河原に湯の湧き出る所を見つけ、傷を癒していると、同じように足に火傷を負った雌狸が浸かりにやって来ました。

二匹の狸は来る日も来る日も傷を癒しに通ううちに、恋仲になり、やがて傷も治り、晴れて夫婦となりました。

二匹はこの湯のご恩を忘れる事なく、人に化けては湯河原の温泉のすばらしさを説き、旅人の願を叶え、福をもたらす神の使いとなり、今でも湯を守り続けて居ます。

参照元:https://www.yugawara.or.jp/event/3315/
万葉公園の入口広場では、狸福(りふく)神社に奉納する絵馬や夜の散策をより楽しんでいただくための手持ち提灯を販売しています。
ホタル観賞の合間に、手持ち提灯を持って訪れたいですね♪
夜の狸福神社
(湯河原温泉観光協会提供)夜の狸福神社
手持ち提灯
(湯河原温泉観光協会提供)手持ち提灯。

2024年6月1日(土)、6月2日(日)は「湯探歩(ゆたんぽ)」で湯河原の魅力再発見♪

万葉亭
(湯河原温泉観光協会提供)万葉亭
湯河原町で偶数月の第一土曜日・日曜日に開催しているイベントです。
第13回となる6月1日(土)、6月2日(日)は、ほたるの宴開催期間中です!

湯河原温泉場をご自分のペースでのんびり散策しながら、旅館・店舗・団体などのこの日だけの特別なおもてなしをお楽しみいただけるイベントです。

湯探歩マップは公式HPの他、湯河原惣湯 玄関テラスと町立湯河原美術館、湯探歩回遊(スタンプラリー)参加店で紙のマップを用意しています。

ここで、万葉公園内にある茶室「万葉亭」のおもてなしをご紹介します。
6月1日(土)、6月2日(日)いずれも10:00~15:00の間に、抹茶(お菓子付き)をご一服いただくと「湯河原温泉入浴剤1包」をプレゼント!
帰宅しても湯河原を感じられるプレゼントが嬉しいですね。

その他にも限定メニューやウォーキングツアーなど、湯河原を満喫できるイベントが目白押しです!
お出かけ前に、公式HPをチェック!

その他の湯河原おススメ癒しスポットをご紹介!

初夏の湯河原におススメな「湯探歩(ゆたんぽ)」と「ほたるの宴」についてご紹介しました。
湯河原の魅力が詰まった癒しスポットがたくさんあります。その一部をご紹介します。

癒しその①旅の玄関「湯河原駅」の手湯

湯河原駅の駅舎と駅前広場
東海道線を降りて湯河原駅の改札をでると、高い天井から柔らかな日差しが降り注ぎます。木のぬくもりが感じられ、あたたかく優しい雰囲気が、湯河原町の雰囲気にぴったりです。

湯河原駅の駅舎は、隈研吾建築都市設計事務所が手掛けており、2017年に完成しました。券売機前にかけられた、赤い暖簾が温泉地らしさを醸し出していますね。
そして、「湯の町」を象徴するスポットがこちら!
温泉の温かさを肌で感じられる「ゆがわらの手湯」です。

ついてすぐに湯河原温泉を肌で感じることができます。
温泉の温かさと水音が心地よく、ついつい長居をしてしまいます。
ゆがわらの手湯
温泉の町ならではのこころもほっこりあたたまるサービスですね。

癒しその②万葉公園の川のみち

玄関テラス
(湯河原温泉観光協会提供)玄関テラス
湯河原駅からバスで10分ほど。日本の歴史公園100選に選定された万葉公園は温泉街の中心にあり、源泉掛け流しの外湯(日帰り入浴施設※要予約)やゆったり過ごせるテラス、足湯、観光ステーションなどを備えた公園です。

バス停に降り立ってすぐ見えるのが玄関テラスです。
玄関テラス1階にはカフェと観光ステーション、2階にはコワーキングスペースや読書が楽しめます。
玄関テラスの下にあるトンネルを通ると、川沿いを散策できる「川のみち」にでられます。

そこはまさに別世界!
迫力のある滝や、川のせせらぎ、新緑の青が次々と目に飛び込んできます。
千歳川に沿って遊歩道が整備されており、景色に目を奪われていても安全に散策することができます。

川のみちには所々にテラスが設置されており、足を休めつつ美しい景色を堪能することができます。
全身でマイナスイオンを浴び、浄化されるようです。

万葉公園には、万葉集に詠われた草木が植えられており、四季折々の変化を楽しむことができます。
川の道
(湯河原温泉観光協会提供)川の道

癒しその③不動滝

不動滝
(湯河原温泉観光協会提供)不動滝
湯河原駅からバスで13分ほど。「不動滝」バス停を降りてすぐにあるのが不動滝です。

滝へ向かう遊歩道があり、近づくにつれて大きくなっていく滝の音に期待で胸が膨らみます。

落差15メートルと迫力満点!!
遊歩道は滝の近くまで伸びており、マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュすることができます。

滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊があり、出世や厄よけを祈願することもできます。

初夏の湯河原を楽しもう!

おでかけは渋滞知らずの電車旅がおすすめ!さらに在来線グリーン車なら、広々した座先で快適に目的地までの度をお楽しみいただけます。

湯河原駅へのアクセスは、東京駅から東海道本線で約1時間40分。さらに普通列車グリーン車に乗れば、リクライニングや広めのテーブルもありますので、旅の計画を立てたり、お食事を楽しんだり、ゆったりと過ごしていただけます。

初夏の湯河原は、川のせせらぎをBGMに温泉と食と文化を楽しめる「湯探歩(ゆたんぽ)」やホタル観賞など、ゆったり癒されてみませんか。

電車に乗って、初夏の湯河原を満喫してください!
湯河原のおすすめ情報は、JR東日本横浜支社公式Instagramでも発信中です!
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