更新日: 2024年04月15日

1年中楽しめる国営ひたち海浜公園!見どころやアクティビティを紹介

1991年に開業した国営ひたち海浜公園は、スイセンやチューリップ、ネモフィラ、コキアなど1年を通してさまざまな草花を楽しめます。また、遊園地やサイクリング、アスレチックなどアクティビティも豊富です。この記事では国営ひたち海浜公園の概要や季節ごとの見どころ、さらにアクティビティを紹介します。ご家族でも友人と一緒でも楽しめる場所であるため、お出かけ先を探している方はぜひ参考にしてください。

国営ひたち海浜公園とは

国営ひたち海浜公園のコキアの紅葉
国営ひたち海浜公園は茨城県ひたちなか市に位置する国営公園です。首都圏で多様化するレクリエーションに対するニーズに応えるために国が計画し、1991年に開業しました。公園の総面積は東京ドーム約46個分に相当するもので、非常に大きな公園となっています。

また、公園のテーマとして「海と空と緑が友達 爽やか健康体験」を掲げており、園内には樹林や草地、砂丘、海浜、湧水地などさまざまなエリアを備えている点が特徴です。詳しくは後述しますが、1年を通してさまざまなエリアで楽しむことができます。

さらに園内にはサイクリングコースや遊園地なども併設されているため、ご家族でのお出かけ先や、友達と一緒に楽しむ場所としてもおすすめです。
国営ひたち海浜公園公式サイト

1年中楽しめる国営ひたち海浜公園の見どころ

国営ひたち海浜公園の様子
国営ひたち海浜公園は四季折々の花々を楽しめる場所でもあり、その点でも1年を通して楽しむことが可能です。

たとえば3月下旬〜5月上旬にかけては、スイセンやチューリップ、ネモフィラが続々と開花していきます。3月下旬〜4月中旬に楽しめるスイセンは約500品種100万本が咲き誇り、白と黄色の色合いが綺麗な世界を作り出してくれるでしょう。

また、4月中旬〜4月下旬にはチューリップが見頃を迎えます。230品種26万本の色鮮やかなチューリップは絶景です。そして、ネモフィラは4月中旬〜5月上旬にぜひ見てみてください。丘を一面青一色に染め上げるネモフィラは国営ひたち海浜公園のおすすめポイントの1つです。

夏になると百日草などの夏の花々を楽しむことができます。また、夏休みの時期ということで、園内ではさまざまなイベントも行っているので、子どもたちにもいい思い出作りとなるでしょう。

秋にはコキアを楽しんでください。コキアは9月には緑色のもこもことした姿を、10月上旬ごろまでは緑と赤のグラデーションを楽しめます。また10月中旬をすぎると丘一面を真っ赤に染め上げる紅葉を楽しめるなど、色合いの変化を味わうことも可能です。ライトアップもされるため、夜のコキアも堪能してください。

冬はアイスチューリップがおすすめです。また、干支の巨大地上絵も楽しめます。

このように1年を通してさまざまな草花が咲き乱れるため、同じ公園でも訪れるタイミングによって異なる楽しみ方ができます。

国営ひたち海浜公園で楽しめるアクティビティ

ソフトクリームの画像
国営ひたち海浜公園は、自然を堪能できるだけでなく、さまざまなアクティビティも用意されている点が特徴です。

たとえば園内には「プレジャーガーデン」という遊園地があります。観覧車やジェットコースター、空中ブランコ、メリーゴーラウンドなどさまざまなアトラクションがあるため、子どもから大人まで幅広く楽しめるでしょう。

また、親子で楽しめる「林間アスレチック広場」もおすすめです。全15種類の遊具は、小学校低学年くらいまでのお子さんが対象となっています。バーベキュー広場も隣接されているので、バーベキューやアウトドアを楽しみたい人にもおすすめのスポットといえます。

天気のいい日にはサイクリングがおすすめです。園内には1,400台以上のレンタル自転車があり、11kmのサイクリングコースも用意されているため、園内の自然を楽しみつつ自転車で心地のよい風を感じてみてはいかがでしょうか。

そのほかにも、「みはらしの里」には、菜の花やそばなどの景色が広がっており、その一角には茅葺屋根の古民家が建っています。こちらは、茨城県稲敷市にあった旧土肥家の主屋と隠居屋を移築したものです。市の有形文化財にも指定されている貴重な建物なので、こちらもぜひ訪れてみてください。

このように、国営ひたち海浜公園は幅広いアクティビティが用意されています。ここで取り上げた以外にも、夏限定で楽しめる水遊び広場やパターゴルフ・ディスクゴルフなども楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

国営ひたち海浜公園の利用情報

国営ひたち海浜公園の画像
ここでは国営ひたち海浜公園の利用情報を紹介します。所在地や営業時間、定休日、利用料金は以下の通りです。

■所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4

■電話番号:029-265-9001

■営業時間:9:30~17:00 (季節により変動あり)
■定休日:
・火曜日(祝日の場合はその直後の平日)
・12月31日、1月1日 2月の第1火曜日の前日からその週の金曜日まで

■料金:
・大人450円(団体290円)
・シルバー210円(団体210円)
・中学生以下 無料

なお、モフィラやコキアが見頃を迎える期間は、季節料金として350円が追加でかかります。2024年は4月6日(土)~5月6日(月・振)と10月ごろが季節料金の対象となっているので注意してください。
国営ひたち海浜公園公式サイト

国営ひたち海浜公園へのアクセス方法

国営ひたち海浜公園にむかう列車の画像
国営ひたち海浜公園へは、電車や車、高速バスなどでアクセスできます。各アクセス方法は以下の通りです。

■電車:
・上野駅から常磐線特急に乗車し勝田駅で下車
・勝田駅からは海浜公園方面行きのバスに乗り海浜公園西口または南口下車

■車:
・常陸那珂有料道路ひたち海浜公園ICから県道247号経由で3分ほど
・常磐道常陸南太田ICから県道293号、国道245号経由で15分ほど

■高速バス:東京駅八重洲南口からひたちなか・東海行き高速バスで2時間ほど

車で訪れる場合に気になるのが駐車場ですが、国営ひたち海浜公園では4,350台の収容が可能であり、駐車料金は普通車であれば1日520円で利用可能です。

国営ひたち海浜公園に行くならJRが便利

この記事では、国営ひたち海浜公園の概要や見どころなどを紹介しました。国営ひたち海浜公園は1年を通してさまざまな草花を楽しめるだけでなく、アクティビティスポットもたくさんあるため、ご家族でも友人と一緒でも楽しむことができます。

また、東京都内からもアクセスしやすく、ネモフィラやコキアのシーズン中は勝田駅や阿字ヶ浦駅からも臨時バスが出ているため、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

なお、東京都内など遠方から国営ひたち海浜公園に行くなら、渋滞知らずのJRの利用がおすすめです。

国営ひたち海浜公園の最寄駅である勝田駅には特急ひたち/ときわが停車するため便利です。えきねっとを利用すれば、オンライン上で特急列車の切符を購入できるので、早めの申込みでよりおトクになるためぜひ活用してみてください。
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駅社員が行ってみた「国営ひたち海浜公園」~コキアだけじゃない魅力発見!~

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