一人暮らしに必要な家電と選び方・お得な購入方法を紹介

快適な日常生活を送るうえで家電は欠かせません。

しかし、一人暮らしを始めるときに、「どこまで揃えればいいの？」「それぞれどういう基準で選べばいいの？」「欲しいものはいっぱいあるけど予算が足りない」と悩む方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は一人暮らしをするうえで必要な家電と、その選び方について解説。
さらに、必要な家電をお得に揃える方法もお教えします。

一般的に、生活をするうえで最低限必要な家電は「冷蔵庫」、「洗濯機」、「電子レンジ」、「テレビ」、「炊飯器」、「掃除機」の6点だと言われています。

上記のランキングは、株式会社AlbaLinkが一人暮らし経験者500人を対象に調査した「一人暮らしの家具・家電に関する意識調査」の結果です。
こちらでも、「冷蔵庫」、「洗濯機」、「電子レンジ」、「テレビ」、「炊飯器」、「掃除機」は上位あるので、一人暮らしでも最低限この6点の家電をそろえると良いでしょう。

賃貸物件の場合は、部屋にあらかじめ備え付けられた家電もあります。
備え付けられていることが多いのが「エアコン」。そのほか、照明器具やIHコンロ、温水洗浄便座などが備え付けられている物件もあります。

購入する家電を最小限に留めるためにも、部屋にあらかじめ備え付けられている家電については、必ず確認しましょう。

ちなみに、必要な家電や家具がひと通り備わっている「家具・家電付きの賃貸物件」もありますので、家電を買い揃えたくない方などは、こちらを検討するとよいでしょう。

一人暮らしに最低限必要な「冷蔵庫」、「洗濯機」、「電子レンジ」、「テレビ」、「炊飯器」、「掃除機」について、それぞれの選び方を解説します。

冷蔵庫選びで重要なのは、必要な容量の見極めです。
自炊をする場合は、食材の買いだめや作ったおかずの保存なども考慮し「150～250L」の冷蔵庫を選ぶとよいでしょう。
一方、食事は外食やコンビニ弁当で済ませるというひとは、飲み物や調味料の保存がメインとなると思うので、「100L〜150L」の冷蔵庫がおすすめです。

容量以外だと、電子レンジがのせられる耐熱天板仕様になっている冷蔵庫が便利です。

その他、搬入経路や設置スペース、静音性能や省エネ性能など、一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶときの注意点はいくつかあります。
以下の記事に詳しくまとめているので参考にしてみてください。

洗濯機選びのポイントは、必要な容量の見極めと、「縦型洗濯機」か「ドラム式洗濯機」かの選択です。
容量については、2〜3日分をまとめて洗濯するひとは5〜6kg程度、4〜5日分の洗濯物をまとめ洗いするひとは7kg〜8kg程度の洗濯・脱水容量の洗濯機を選ぶとよいでしょう。

また、洗浄力と本体価格の安さ重視なら縦型洗濯機、乾燥機能と節水・省エネ性能が必要であれば、ドラム式洗濯機を選びましょう。

その他、搬入経路や設置スペース、便利機能など、一人暮らし用の洗濯機を選ぶときの注意点はいくつかあります。
以下の記事に詳しくまとめているので参考にしてみてください。

電子レンジについては、料理や飲み物が温められれば充分というひとは、シンプルでリーズナブルな「単機能電子レンジ」。オーブン料理やお菓子・ケーキ作りをするひとは「オーブンレンジ」を選ぶと良いでしょう。

電子レンジには、円上の回転台が回りながら温めるターンテーブルタイプと、回転台のない フラットテーブルタイプがあります。
フラットテーブルタイプは、ターンテーブルタイプに比べて価格が高くなりますが、庫内の掃除がしやすいのがメリットです。

一人暮らし用の炊飯器は、本体もコンパクトな3合炊きが人気ですが、一度にたくさん炊いて冷凍する場合は、5.5合炊きもおすすめです。

炊飯器の加熱方式は3種類あり、ご飯のおいしさを求めるひとは「IH炊飯器」や「IH圧力炊飯器」がおすすめ。本体価格の安さ重視であれば「マイコン炊飯器」を選びましょう。

最近では、炊飯だけでなく料理もできる「調理機能付き炊飯器」もあるので、気になるひとはチェックしましょう。

掃除機は形状によって、「キャニスター型」、「スティック型」、「ハンディ型」、「ロボット型」と4種類あります。一人暮らしの場合は、コンパクトで場所を取らないスティック型かハンディ型が人気です。

忙しくて掃除する時間をなかなか取れないひとには、ロボット掃除機もおすすめですが、床に紙くずや細い紐などが落ちたままで使用すると、絡まって故障の原因になるので注意が必要です。

テレビはサイズのラインナップも多く迷いがちな家電ですが、部屋の広さに合わせて選ぶのがおすすめです。

【部屋の広さとテレビのサイズの目安】
・4.5～6畳：24～32型
・8～10畳：40～50型
・10畳以上：52型～

また、最近は、NetflixやU-NEXTなどの動画配信サービス（VOD）に対応したテレビも増えています。映画やドラマ鑑賞が趣味であれば、VODに対応したテレビを検討するとよいでしょう。

上記に挙げた6つの家電以外にも、「電気ケトル」や「アイロン」、「トースター」など、持っていると便利な家電があります。

以下の記事を参考に、あなたの生活に必要な家電を揃えましょう。

家電選びで失敗しないためのポイントは4つあります。

■部屋の広さや間取りに合わせたものを選ぶ
家電を購入する際に見落としがちなのが、自分の部屋の広さや間取りです。
広さや間取りを考慮せずに買ってしまうと、設置したい場所に収まりきらなかったり、生活動線に被って邪魔になってしまったりします。

特に、冷蔵庫や洗濯機は、部屋のなかであらかじめ設置場所が指定されていることが多いので、本体と設置スペースの寸法を測り忘れると、「買ったのに設置できない」なんてことになりかねません。

購入する前にそれぞれの家電の設置場所のサイズをメジャーで測って、収まりのよい部屋づくりを目指しましょう。

■値段だけで選ぶのはNG
家電を一気に揃えるのは、かなりのコストがかかるので、少しでも節約したいと考えるのは心理です。
しかし、値段だけをみて機能性の低い家電や、自分の生活スタイルに合っていない家電を買ってしまうと、すぐに故障して余計な修理費用がかかったり、使えなくて買い換えるはめにもなりかねません。

家電を購入するうえで価格は大事ですが、しっかり吟味して長く使えるものを揃えることが重要です。

■デザインにもこだわろう
家電は部屋に置き、毎日のように使うツールです。
せっかく購入するのですから、できるだけデザインにもこだわり気に入ったものを買いましょう。

本体の色やトーンを揃えて統一感を持たせる、数点だけでもお気に入りの家電にする、それだけで気分が華やぐはずです。

■段階的に購入するという方法も
一気に全ての家電を購入するのが難しければ、まず生活に最低限必要な家電だけを買い、残りは徐々に揃えていっても構いません。

新生活はスタートして初めてわかることもたくさんあります。家電も必要に応じて揃えていくことで、不要な買いものをせずに済むことでしょう。

家電を選ぶ時間がなかったり、デザインに統一感が欲しい場合は、各メーカーや家電量販店が用意した「家電セット」を購入するのもおすすめです。

値段も、個別に購入する場合に比べて割引されていることがほとんどです。

一人暮らし向けに用意されている「家電セット」であれば、ひとりで使うのに適した大きさや容量になっているので、設置スペースなどの心配もほとんどないでしょう。

一人暮らしに必要な家電の種類と、その選び方をご紹介しました。

最低限必要な家電は、「冷蔵庫」、「洗濯機」、「電子レンジ」、「テレビ」、「炊飯器」、「掃除機」の6点。それぞれの家電の選び方については、この記事を参考にしてみてください。

家電を選ぶ時間がなかったり、自信がないときは、「家電セット」でまとめて購入するのがおすすめです。

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