「相模の大凧まつり」とは江戸時代(天保年間:1830年頃)から続く神奈川県相模原市の伝統行事で、現在は毎年5月4日と5日に相模原市内の相模川河川敷の4会場で実施されています。各会場は大凧文化の保存と継承を行っている各地域の大凧保存会が運営を行っており、それぞれの会場で趣向を凝らして大小様々な凧揚げが行われます。
4会場の大凧はそれぞれの地域の大凧保存会の手作りですが、中でも新戸会場の大凧は8間(14.5m四方)の大きさで、毎年実施されている手作りの大凧としては日本一のサイズと言われているそうです。
更新日: 2025年04月21日
2025年GWは、今年は日本一の「相模の大凧まつり」を観に行こう!
毎年実施される大凧揚げとしては日本一の大きさの凧と言われる「相模の大凧まつり」。今年も2025年5月4日(日)、5日(月)に相模原市内相模川河川敷の4会場で開催されます。
ここでは相模の大凧まつりについて、実際に昨年初めて参加した情報を元にご紹介いたしますので、今年の観覧の参考にしてください♪
「相模の大凧まつり」今年は5月4日(日)、5日(月・祝)開催
ポスターイメージ【提供:相模の大凧文化保存会】
空に舞う大凧【写真提供:相模の大凧文化保存会】
「相模の大凧まつり」は5月4日(日)、5日(月・祝)両日とも10:00~16:00の時間で開催されますが、大凧揚げはなんと言っても風が重要。凧揚げに必要な勢いのある風は、1日の寒暖差による上昇気流の発生などにより午後のほうが良い条件になりやすいようです。
そのためおまつりに参加される地域の皆さんはピクニックのように準備をし、1日河川敷でのんびり過ごしながら凧揚げを応援して楽しんでいます。
そのためおまつりに参加される地域の皆さんはピクニックのように準備をし、1日河川敷でのんびり過ごしながら凧揚げを応援して楽しんでいます。
大凧の仕組み
風を待つ大凧【画像提供:相模の大凧文化保存会】
大凧は毎年すべて手作りで制作されており、材料は竹と和紙で作られています。新年が明けると、竹の切り出しから始まり、切り出した竹を組み合わせて正方形の凧の骨組みを作って反りを入れ、そこに和紙を張り合わせて作った16枚の紙を貼って凧にします。
4会場で1番大きな新戸地区の8間凧は約14.5m四方のサイズですが、その重量は約950㎏にもなります。それだけ大きな凧を揚げるには長年受け継がれた凧揚げの技術がなくてはなりません。総勢100名近くの揃いの衣装を着た揚げ手たちはたくさんの係に分かれ、風を合図に一斉に大凧に向かいます。
どんな風に巨大な凧が風に舞うのか、ぜひ実物をお楽しみください。
4会場で1番大きな新戸地区の8間凧は約14.5m四方のサイズですが、その重量は約950㎏にもなります。それだけ大きな凧を揚げるには長年受け継がれた凧揚げの技術がなくてはなりません。総勢100名近くの揃いの衣装を着た揚げ手たちはたくさんの係に分かれ、風を合図に一斉に大凧に向かいます。
どんな風に巨大な凧が風に舞うのか、ぜひ実物をお楽しみください。
相模の大凧まつりの会場
会場案内図イメージ【提供:相模の大凧文化保存会】
相模の大凧まつりは4会場で開催されます。
いずれも相模川の左岸(相模原市側)の河川敷にあり、それぞれの会場への入場は無料です。各会場はそれぞれの地区の大凧保存会が運営を行っています。会場にはお約束の屋台が出たり様々な催し物があったりなど各会場をお楽しみいただけます。
【会場ごとのポイント】
〇新戸会場:一番大きな8間凧を見ることができます。
〇勝坂会場:隣の新戸会場と隣接しているので、どちらも一緒に楽しめます。
〇下磯部会場:JR相模線相武台下駅から一番近いのはこちらです。
〇上磯部会場:JR相模線下溝駅が最寄り駅となります。駅から徒歩約5分と1番近い会場です。
1日かけてのんびり凧揚げを応援しながら観覧するスタイルですので、どこの会場に行っても楽しめますよ。土手や原っぱに座れるよう、レジャーシートがあると便利です。
いずれも相模川の左岸(相模原市側)の河川敷にあり、それぞれの会場への入場は無料です。各会場はそれぞれの地区の大凧保存会が運営を行っています。会場にはお約束の屋台が出たり様々な催し物があったりなど各会場をお楽しみいただけます。
【会場ごとのポイント】
〇新戸会場:一番大きな8間凧を見ることができます。
〇勝坂会場:隣の新戸会場と隣接しているので、どちらも一緒に楽しめます。
〇下磯部会場:JR相模線相武台下駅から一番近いのはこちらです。
〇上磯部会場:JR相模線下溝駅が最寄り駅となります。駅から徒歩約5分と1番近い会場です。
1日かけてのんびり凧揚げを応援しながら観覧するスタイルですので、どこの会場に行っても楽しめますよ。土手や原っぱに座れるよう、レジャーシートがあると便利です。
公共交通機関(JR相模線の紹介)
各会場の駐車場には限りがあるため、公共交通機関の利用をおすすめします。
各会場の最寄り駅はそれぞれ
新戸・勝坂会場はJR相模線相武台下駅から徒歩約15分
下磯部会場はJR相模線相武台下駅から徒歩約10分
上磯部会場はJR相模線下溝駅から徒歩約5分
となっております。
JR相模線は首都圏とは思えない懐かしい雰囲気を味わえるのどかなローカル列車。実は2つの駅はどちらも無人駅です。精算機などの設備もございませんので、交通系IC乗車券をご利用の場合はあらかじめ往復分のチャージをしておくと便利です。
各会場の最寄り駅はそれぞれ
新戸・勝坂会場はJR相模線相武台下駅から徒歩約15分
下磯部会場はJR相模線相武台下駅から徒歩約10分
上磯部会場はJR相模線下溝駅から徒歩約5分
となっております。
JR相模線は首都圏とは思えない懐かしい雰囲気を味わえるのどかなローカル列車。実は2つの駅はどちらも無人駅です。精算機などの設備もございませんので、交通系IC乗車券をご利用の場合はあらかじめ往復分のチャージをしておくと便利です。
相模の大凧センターを巡るスタンプラリーも開催
イメージ【提供:相模原市まち・みどり公社】
2025年5月4日(日)、5日(月・祝)限定でJR相模線相武台下駅・下溝駅と相模の大凧まつり4会場・相模の大凧センターを巡るスタンプラリーも開催されます。大凧祭りとあわせてこちらも是非お楽しみください。
GWは相模の大凧まつりを楽しみましょう!
相模の大凧まつりの紹介と各会場へのアクセス、同時開催の相模の大凧スタンプラリーなどについてご案内いたしました。
私は今年も家族で大凧まつりを観に行く予定です。実はGWでどこも大混雑の中、家族に白い目で見られずにのんびりできるなんて最高なんです!
のどかな景色の中、凧を応援するゆったりした1日を是非皆さまにも体験してもらいたいです。
皆さまも素敵なGWをお過ごしください♪
私は今年も家族で大凧まつりを観に行く予定です。実はGWでどこも大混雑の中、家族に白い目で見られずにのんびりできるなんて最高なんです!
のどかな景色の中、凧を応援するゆったりした1日を是非皆さまにも体験してもらいたいです。
皆さまも素敵なGWをお過ごしください♪
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JREメディア編集部