ふるさと納税の上限額とは？事前シミュレーションで控除額の上限を確認しましょう！

ふるさと納税とは、自分の生まれ育った街や応援したい自治体を選んで寄付ができる制度です。
応援したい自治体に寄付を行うことで、返礼品として地域の特産品や伝統工芸品、宿泊券などを受け取れます。

他にも、ふるさと納税で寄付した金額のうち、自己負担額2,000円を除いた金額分の税金控除や還付が受けられるため注目されています。

「ふるさと納税」には寄付金の上限額がないため、どれだけ寄付を行っても問題はありません。
しかし「ふるさと納税」における「税金控除の上限額」は設定されているため注意が必要です。

また、税金控除の上限額は年収や家族構成などによって変わります。
自分の場合はどれだけ税金控除が受けられるのかを事前に確認しておきましょう。

ふるさと納税における税金控除上限額を確認するための計算は、数学が苦手な人には難しいもの。

そこでぜひ使ってみて欲しいのが、ふるさと納税の返礼品を取り扱っているサイトに用意されている無料シミュレーションサービス。
自分の年収や家族構成を入力すると、自分の控除上限額の目安を簡単に確認できます。
また、社会保険料や生命保険料の控除額などを追加で入力すれば、より一層詳細な目安を確認可能です。

ぜひこの機会に、ふるさと納税で受けられる控除上限額をチェックしてみてください。

ふるさと納税の「税金控除額上限」を超えて寄付を行ってしまう場合もあるかもしれませんが、ふるさと納税はあくまで「寄付」。制度的にもキャンセルはできないのでご注意ください。

それでも上限を超えてしまう時には、基本は超えた分が自己負担となってしまいますが、ワンストップ特例制度ではなく、確定申告することで自己負担の割合を下げる事ができる可能性があります。

ワンストップ特例制度で受けられるのは、住民税から10%の控除のみですが、確定申告をすると住民税の控除に加え、所得税の還付も受けられます。

そのため控除額の上限を超えてふるさと納税をした場合、「確定申告」を検討してみてください。

地域の特産品や伝統工芸品、宿泊券などを受け取れる上に税金の還付や控除も受けられてお得な「ふるさと納税」。
しかし人によって「税金控除の上限額」が異なるので、知らずに上限を超えてしまうと損をしてしまう可能性があります。

せっかくお得な制度を使うなら、損をするのは避けたいですよね。
ふるさと納税に興味があるなら、簡単に税金控除の上限額を調べられるシミュレーターを使って、事前に自分の上限額を知っておきましょう。