更新日: 2026年06月29日

【イベントレポート】「親子で学ぶ「電車線支持物」のヒミツ 」JR東日本×(株)シントーコー

2026年5月16日(土)に、JR東日本と、電車線支持物の専門メーカーである「株式会社シントーコー」によるおしごと体験学習「親子で学ぶ『電車線支持物』のヒミツ」in埼玉・川口を開催しました。本記事では当日の様子を紹介します。

「親子で学ぶ『電車線支持物』のヒミツ」

工場見学の様子
2026年5月16日(土)に、JR東日本と、電車線支持物の専門メーカーである「株式会社シントーコー」がコラボし、おしごと体験学習「親子で学ぶ『電車線支持物』のヒミツ」in埼玉・川口を開催しました。
当日は親子約30組のお客さまがお越しになり、多くの方にとって知る機会が少ない「電車線支持物」について、電車の安全運行に大きな役割を果たしていることや、「電車線支持物」が完成するまでの過程を、普段はなかなか入れない工場での見学や体験を通して学んでいただきました。

【日 時】2026年5月16日(土)
10:00~11:30/13:00~14:30/15:30~17:00の3回
【場 所】株式会社シントーコー(埼玉県川口市)
【対 象】小学生(1~6年生)とその保護者

おしごと体験学習では、学校での勉強が社会や自分の将来につながっていることをお伝えしており、本イベントは以下の項目に対応しております。
★新学習指導要領の関係項目★
小3理科「電気の通り道」
小4理科「金属、水、空気と温度」
小6理科「燃焼の仕組み」

電車線支持物とは?

電車線支持物についての授業の様子
まず、子どもたちはミニ授業で「電車線支持物」や「鉄」についてクイズなどを交えながら学びました。
「電車線支持物」とは、鉄塔やビーム(梁)などから成り立っている構造物のことで、文字通り電車線を支えています。電車線は非常に重く、支えるには大きな力が必要になるため、硬い鉄でつくられています。

電車線支持物をつくる工程

電車線支持物をつくる工程の写真
工場見学では、硬い鉄を自在に変形させながら電車線支持物を製造していく過程を実際に見て体験してもらいました。

鉄を「切って・曲げて・くっつける」工程を経て、最後の仕上げとして「長持ちさせる」ためにメッキ加工を行います。

見どころ① 鉄を曲げる「ハンマー体験」

ハンマーで鉄を曲げる様子
鉄は非常に硬い金属ですが、高温で熱すると柔らかくなり、打って形を変えたり、曲げて加工することができます。子どもの力でも簡単に曲がりますが、「鉄は熱いうちに打て」ということわざもある通り、30秒もしないうちに鉄は冷えて元の硬さに戻ってしまいます。

実際の仕事の場面では、重いハンマーで大きな部材を正確に曲げることが必要なため、高い技術が求められます。安全に配慮しながら子どもたちにも体験してもらいましたが、狙った的に当てるのはなかなか難しかったようです。

見どころ② 鉄をくっつける「溶接見学」

溶接でつなぎ合わせた鉄に触れている様子
子どもたちには実際の溶接の様子を見てもらうとともに、溶接でつなぎ合わせた鉄に触れてもらいました。見た目は簡単に曲がりそうですが、鉄は冷えてしまっているため人力では曲げられません。
電車線支持物は様々な部材を溶接で組み合わせてできていますが、その強さを体感できたようです。

見どころ③ 鉄を長持ちさせる「メッキ加工見学」

メッキ加工見学の様子
メッキ加工の見学です。鉄を450℃に熱して液化した亜鉛に漬け込むことから、職人さんはメッキ加工工程を「天ぷら」や「チョコフォンデュ」に例えながら説明していきます。

電車線支持物は、悪天候や地震などの災害にさらされる場面もありますが、亜鉛でコーティングすることで腐食せずに長持ちさせることができます。

見どころ④ 「ボルト締め体験」

ボルト締め体験の様子
工場で実際に使われている工具を使い、ボルト締め体験を行いました。
力加減や工具の扱い方に苦戦しながらも、自分の手でしっかりと締める達成感を味わっている様子が印象的でした。

ご参加いただいた皆さまの感想

参加者の集合写真
工場での記念撮影を行った後、教室に戻って振り返りを行いました。子どもたちや親御さまの声からは、充実した様子がうかがえます。

(子どもたちの声)
・鉄を700℃~850℃で焼くと折りまげたりできることが分かりました。
・大きいハンマーが楽しかったです。
・てつにめっきをやってさびないようにするのがすごかったです。
・しじ物という物は、大切なものだとまなび、たいけんをして、楽しかったです。

(親御さまの声)
・子どもがとても興味を持ち体験を楽しんでいました。とても丁寧な対応ありがとうございました。
・電車好きの息子と共に楽しかったです。私もカンカン出来て楽しかったです
・とても貴重な体験ができました。子どもの楽しそうな笑顔が見られました。ありがとうございました。
・あっという間の1時間半でした。説明も小学1年生でもわかりやすく、見るだけではなく実際に作業を体験できてとても楽しかったようです。

主催者から一言 ~株式会社シントーコー 丸山副社長~

シントーコー社員と参加者の見学中の様子
提供:株式会社シントーコー
本イベントは、小学生のお子様方に当社の製作する「電車線支持物」や、ものづくりの魅力を身近に感じていただくことを目的として開催しました。

当日は、多くの方にご参加いただき、お子様たちが体験を通して楽しみながら学んでいただいている様子が印象的でした。お子様、保護者様ともに当社の仕事にご関心を持っていただけたことを大変嬉しく感じております。

お子様たちから頂いた手書きの感想は我々社員の仕事へのモチベーション向上にも繋がりました。

今回の経験がお子様たちにとって仕事への興味や将来の選択の一助となれば幸いです。

今後もこのような取り組みを通じて、より多くの皆さまに当社を知っていただけたらと考えております。
株式会社シントーコーHP arrow-right

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