JR東日本×音頭金属「重機のパーツ工場探検＆乗車体験！」小学生親子向け体験イベントレポート

JR東日本と音頭金属がコラボした親子で学べるおしごと体験学習「ことむすび」のイベントを千葉県野田市にて2025年11月15日（土）に開催しました！重機の重要パーツ「カウンタウェイト」の工場見学や重機の乗車体験など、重機づくしのイベントの様子をレポートします！

今回は日立建機さまより全面協力をいただき大充実のイベントをなりました！ちなみにイベント日にも近い11月19日は「いいじゅうき」で「建設機械の日」なんです！青空の広がる重機日和のなかで楽しく学びました！

【イベント概略】
■座学
・社会を支える重機と「かなめ」の部品のカウンタウェイトを学ぼう！
■体験
・こんなに大きい⁉カウンタウェイトができるまでを工場見学で学ぼう！
・ホンモノの油圧ショベルに乗ってみよう！

工事現場でよく見る油圧ショベルなどの重機に必要不可欠なパーツが「カウンタウェイト」なんです！「カウンタウェイト」とは荷物とは反対方向に付ける重りとなります。「掘る」「吊るす」といった作業では、前方に大きなウエイトが掛かり何もしないと転倒してしまうため、後方にバランスを取るための重りを搭載するのです。重機ファンからは、ユニークな形状から“おしり”と呼ばれることもあります。音頭金属はこのカウンタウェイトを製造する企業なんです。

イベントの冒頭で、クイズや、油圧ショベルとカウンタウェイトの小型モデル（今回のために音頭金属が特別に3Dプリンターで製作！）を使って、社会を支えている重機の役割、その重機を支えているカウンタウェイトの役割を楽しく学びました！

それではいよいよ盛りだくさんの工場見学へ出発です！

カウンタウェイトの製造方法は大きく2種類あるんです。イベント冒頭での座学で覚えたことを見学＆体験です！
■製缶（せいかん）カウンタウェイト
・特徴：重くて大型の製造ができる
・作り方：鉄板をつなぎ合わせて枠を作り、中に重量コンクリートなどを入れる
■鋳造（ちゅうぞう）カウンタウェイト
・特徴：細かく精密に製造できる
・作り方：砂で枠をつくりその中に溶かした鉄を流し込んで作る

製缶カウンタウェイトの枠に重量コンクリートなどを入れる大迫力の「充填」の工程見学や、ミニチュアを使用した「塗装」体験、実際に使用している3Dスキャナーを利用した鋳造カウンタウェイトの「検査」体験など盛りだくさんのイベントを体験しながら学んでいきます。

鉄板をつなぎ合わせてモノをつくる「溶接」の工程では、日立建機の「溶接大好きマン」こと田山さんより、大きな重機をつなぎ合わせる溶接のすごさや重要性、溶接を行う際の注意点などを実演見学を踏まえて学びました。

お待ちかねの重機の乗車体験です！

重機は様々な種類を5台準備し全て乗車可能！大人が横についてミニショベルの操作体験をしたり、運転席が上下する油圧ショベルに乗車して上まであげてもらったりと、大人も子どもも楽しんでいました！

参加親子さまは、重機づくしのイベントを楽しんでいただきました。以下はイベント終了後アンケートの抜粋となります。

【保護者さまの声】
■説明だけでなく子供達が興味を持って取り組めるアクティビティを工夫を凝らして準備して下さってることに感激しました。親子共とても充実した時間を過ごすことが出来ました。帰りの送迎もありがとうございました。
■色々な体験が出来て、本当に楽しかったです。その中でも塗装体験、ショベルカー体験がとても楽しかったです。丁寧親切に教えて頂き、心から感謝致します。
■本当に神体験でした。ここでしかない体験で絶対忘れないとおもいます。

【お子さまの声】
■実さいにうごかせてたのしかった。体けんできることがたくさんあっておもしろかった。いろんなことがわかった。
■カウンタウェイトは、どんなのかどうやってつくってるのかべんきょうになりました。いっぱいかんがえました。よかったです。
■たのしかったことわようせつです、みれてたのしかったです。

この度、日立建機さま全面協力のもと、JR東日本さまとおしごと体験学習「ことむすび」を共催にて実施でき、参加親子の皆さまに楽しんでいただけたこと大変嬉しく思います。また、建設機械とカウンタウェイトの魅力をお伝えできる良い機会になったとも思います。

「カウンタウェイト」は建設機械にとって必要不可欠な部品です。今回の「ことむすび」でお子さまの笑顔を見て、音頭金属は建設機械の「支える」を造ることで土木・建設の陰の立役者として、引き続き社会に貢献していきたいと思いました。

ご参加いただいた親子さま、弊社の「ことむすび」にご協力いただいた皆さまに深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

「鉄道の日」をご存じですか？明治5年（1872年）10月14日に新橋～横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことを受け、平成6年（1994年）、その誕生と発展を記念し、毎年10月14日は「鉄道の日」となりました。

そして「建設機械の日」も新たにできたんです！日本建設機械工業会は2025年に設立35周年を迎えたことを機に、一般社団法人日本記念日協会の認定を受けて、11月19日を「建設機械の日」としたのです。

大きい鉄の塊には子どもをはじめ多くの人を魅了するロマンがあります！建設機械の魅力も覗いて見ませんか？今回のイベントで全面協力をいただいた日立建機さまは、日立建機公式の重機ファンコミュニティ「重機ファンダム」を運営されています。ご興味のある方は以下のリンクよりご登録しチェックしてみてください！