盛岡駅周辺で三大麺を堪能！JR社員が紹介する日帰りグルメの旅

岩手県盛岡市は、東京駅から新幹線を利用することで約2時間でアクセス可能な都市です。盛岡市には、魅力的なグルメ・観光スポットが多数あります。

今回は、魅力満点の盛岡市の中でも盛岡駅周辺の「三大麺」にフォーカスしたグルメの旅を紹介いたします。

JR盛岡駅に隣接するショッピングセンター「フェザン」は、ファッション、雑貨、飲食店、お土産店など約160店舗が集まっている大型商業施設です。現在は本館・フェザンテラス・おでんせ館などのエリアで構成され、岩手の名物グルメや銘菓、工芸品なども充実しています。

盛岡駅の新幹線ホームから徒歩5分。「やぶ屋盛岡駅ビルフェザン店」に到着しました。やぶ屋は岩手県花巻市に花巻総本店があり、大正12年(西暦1923)創業の歴史ある蕎麦屋です。盛岡駅グルメの旅は、やぶ屋のわんこそばから始まります。

…やぶ屋盛岡駅ビルフェザン店…
住所:〒020-0034盛岡駅ビルフェザンB1F
TEL:019-654-7689
営業時間:11:00-22:00(L.o21:30)

今回は、「フェザン店限定お試し10杯コース」を注文しました。ちなみに量が足りない方は、10杯ずつおかわりも可能です。

席に着くと店員さんが「準備はいいですか?では、いきますよ!」の一言。最初の一杯を投下し、わんこそば体験のスタートです。そばの味はシンプルな優しい味で何杯でも食べられてしまうような印象でした。薬味は、ネギ・とろろ・なめこ・大根おろしなど種類が多く、味変には困りません。

お椀が空になった瞬間に「はい、どんどん！」「はい、もう一杯！」の掛け声とともにすかさず次の一杯が投下されます。店員さんのテンポの良さと勢いに圧倒され、あっという間に10杯を完食し、わんこそば体験は終了です。

わんこそば体験でまだまだお腹が空いているそこのあなた。続いては本格的な盛岡冷麺を提供してくれるお店にご案内いたします。

今回訪れたのは、盛岡駅から徒歩8分の場所にある「大同苑盛岡総本店」。

大同苑は、焼肉と冷麺のお店で上質な和牛とコシ際立つ盛岡冷麺が楽しめる名店です。

…大同苑盛岡総本店…
住所:〒020-0024岩手県盛岡市菜園2-6-19
TEL:019-654-5588
営業時間:11:00-22:00(L.o21:30)

注文したのは「盛岡冷麺一人前」。

まず目を奪われるのは澄んだ琥珀色のスープ。そして透明感のある麺。ゆで卵やりんごも添えられており見た目だけで食欲をそそります。

スープは前沢牛と厳選された上質のいわて牛のすじと牛骨が使用されており、甘みがありながらもコクをしっかり感じられました。麺は箸で持ち上げるとしなやかな弾力が伝わってくるほどで、強いコシとつるりとした口当たりが心地よく、スープとの相性も抜群です。添えられているりんごのさわやかな甘みや、ゆで卵のまろやかさが冷麺のキレのある味わいにアクセントを加えてくれて最後の一滴まで飲み干したくなる一杯でした。

辛さは調整することができ、小辛・中辛・大辛・極辛の4段階から選ぶことができます。辛さを抜くこともできるので辛い物が苦手な人も安心して食べることができます。

旅の締めくくりは、わんこそば体験もした駅ビルフェザンで食べるじゃじゃ麺です。

旅の最後に訪れたのは、「白龍フェザン店」です。

白龍は、岩手県盛岡市内丸に本店がある創業約60年の老舗です。

…白龍フェザン店…
住所:岩手県盛岡駅前通1盛岡駅ビルフェザン1Fおでんせ館
TEL:019-623-5167
営業時間:11:00-21:30(L.o21:00※フードL.o20:45)

注文したのは「じゃじゃ麺(小)」。

最初に中央に盛られた肉味噌と麺をしっかり混ぜてからいただきます。

一口いただくと味噌のコクが口いっぱいに広がります。黒々と濃厚な肉味噌のコク、もちもちした平打ち麺の甘み、きゅうりの清涼感のバランスが絶妙でクセになる味わいでした。また添えられているおろし生姜、紅ショウガを途中で加えることで良いアクセントになり味が一変します。

締めとして少し残した麺に生卵とゆで汁を加えた、ちいたんたんもおすすめです。締めまで楽しめるおすすめの一杯でした。

今回は、岩手三大麺を巡る日帰り旅をご紹介いたしました。わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺を食べることで岩手の魅力を直に感じることができ、旅の終わりにはお腹も心も満たされているはずです。食欲の秋ということで是非三大麺を巡る旅を実践してみてください。

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※掲載の内容は2025年11月現在の情報です。