JR東日本×関東分岐器「鉄道分岐器のヒミツを学ぶ！親子で工場見学＆体験！」イベントレポート

JR東日本と関東分岐器がコラボした小学生親子向けおしごと体験学習イベント「ことむすび」。鉄道分岐器の役割や仕組みを学び、大迫力の工場見学と製造工程を体験できる貴重なイベントをレポート！当日は熊谷駅と上尾駅のJR東日本の社員も参加して盛り上がりました！

【イベント概略】
■座学
・そもそも分岐器とは⁉クイズで分岐器の役割と仕組みを学ぼう！
■体験
・どうやってつくるの⁉大迫力の工場見学！
・鉄道分岐器製造の本格的な各工程を体験しよう！

★新学習指導要領の関係項目★
本イベントは以下の項目に対応しております。
小5社会「我が国の工業生産」

おそらく皆さまは、鉄道の分岐器について聞いたこともあるし、多分これかなと見たこともあると思います。

でも、鉄道分岐器の役割やどのようにして製造されているかなど、詳細はベールに包まれているのではないでしょうか？知っているようで知らない鉄道分岐器についてクイズを交えながら楽しく学んでいきます！

レールを真っ赤になるまで熱して形を整える鍛造、レールを固くする焼き入れの工程や、実際に間近でみる鉄道分岐器の大きさなど、大迫力の工場見学に子供も大人もびっくりです！

実際に組み上がった鉄道分岐器は大きいだけではなく、ミリ単位の精度も求められています。ここ岡部工場で大迫力＆緻密な職人技の作業で鉄道分岐器は製造されています。

いよいよお待ちかねの体験のコーナーです！実際に鉄道分岐器を製造する際のホンモノの工程を体験していきます！

レールを押さえつける「ネジ釘」や「座金」の締結体験や、枕木を識別する銘板へ自分の誕生日の刻印体験、手動でのレール転換など盛りだくさんの体験を子供も大人も楽しんでいました！

参加親子さまは、盛りだくさんのイベントを楽しんで、分岐器に対する理解を深めていました。
以下は、イベント終了後アンケートの抜粋となります。

【子供たちの声】
・たのしくレールのつくるこうていを見ていろいろとまなべました。
・めいばんをしたのがたのしかったです。またやりたいです。
・ねじをうめるところがたのしかった。
・てつをおしたりあとはもった。てつどうのことをしってみたいですので、ほかのことむすびいってみたいです。

【保護者さまの声】
・鉄道は色んな方々のご支援、ご協力のもと成り立っており、作る、動かす、走るがどれだけ大変なことかを子供たちが知る良いきっかけになったかと存じます。大変お忙しい中、貴重な体験をありがとうございました。
・非常に珍しい機械を分かりやすく解説していただきありがとうございました。シンプルな機械の大切な役割や加工精度の高さに驚きました。また、参加したいと思える楽しい時間をありがとうございました♪
・普段見ることができない事柄なので大変興味深くとても楽しかったですありがとうございました。

私たちは、鉄道には欠かせない分岐器類の製造を行っている会社です。分岐する線路の先には、人と人、都市と都市、情報と人、数えきれないほどの出会いがあります。鉄道の誕生以来、分岐器の歴史も歩みをはじめ「より速く」「より遠くへ」「より快適に」「より安全に」を課題とする鉄道の発展に私たちも「分岐器」を通じて貢献してきました。

「ことむすび」の実施は昨年に続き2回目となります。今回はJR東日本の熊谷駅と上尾駅の社員の皆さまにもご協力いただき、前年よりさらにコンテンツを盛り込み充実したイベントにすることができました。普段見ることのない鉄道分岐器のおしごとについて、参加いただいた皆さまにお伝えでき、楽しんでいただけたことを大変嬉しく思っております。

これからも、加速する鉄道の発展と高速輸送時代のニーズに柔軟に対応しながら、鉄道分岐器分野の新たな可能性に取り組み、培われた技術を駆使して分岐器の新時代を拓いていきたいと思います。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。