扇形庫転車台見学会 in 会津若松を2025年11月22日(土)開催します！

2025年11月22日（土）にJR東日本が保有する現役の扇形庫と転車台の見学会イベントを開催します！
普段は立ち入ることのできない郡山総合車両センター会津若松派出の構内で、全国的に数少ない扇形庫や転車台を間近で見学・撮影できます。なお、SLばんえつ物語が会津若松駅に定刻通り到着した場合、C57形蒸気機関車の転車台での回転、扇形庫への入線など、折り返し運転に向けた準備作業をご覧いただけます。

扇形庫（せんけいこ）は、転車台を軸として複数の車庫が扇のように広がる構造を持つ鉄道施設です。機関車の方向転換と格納を同時に行える合理的な設計で、鉄道の発展に大きく貢献しました。
方向転換の必要のない電気・ディーゼル機関車の普及により、徐々に姿を消していきましたが、会津若松にある扇形庫は現役で活躍しています。

会津若松にある扇形庫は鉄筋コンクリート構造で15線の収容本数を持つ大規模な機関庫です。かつては会津地域を走る数多くの蒸気機関車の拠点として大いに活躍しました。
現在は只見線を走るキハ110系やE120系が入線しており、車両基地としての役割を果たしています。

扇形庫に合わせて設置される転車台は、回転台の支持構造が下側にある、全国でも珍しい『下路式』転車台です。
これらの扇形庫と転車台は昭和初期に完成し、日本の近代化に貢献した貴重な建造物ということで、平成20年度に経済産業省より「近代化産業遺産」に登録されています。
SLばんえつ物語運行時は次の折り返し運転に向けて、扇形庫に一旦入った後、点検作業を行います。

イベント名：扇形庫転車台見学会 in 会津若松
開催日：2025年11月22日(土)
開催場所：郡山総合車両センター会津若松派出の構内(会津若松駅)
価格：10,000円(税込)
参加対象：中学生以上の方(18歳以上の大人1人につき、小学生1人無料で参加可能）
販売期間：2025年10月27日(月)12時～11月16日(日)23時59分

スケジュール
13:15 会津若松駅改札前にて受付開始
13:30 受付終了、移動開始
13:45 注意事項の説明、ヘルメットと安全チョッキの着用
14:00 見学開始
14:50 見学終了、アンケート
14:55 会津若松駅に向けて移動開始
15:10 解散
※「SLばんえつ物語」が会津若松駅に時刻通り到着した場合、C57形蒸気機関車の転車台での回転、扇形庫への入線・出線など、折り返し運転に向けた準備作業をご覧いただけます。
※当日の運行状況により時刻が変更となる場合もございます。

今回のイベントでは全国でも珍しい現役で活躍する扇形庫、転車台を間近で見学することができます。
SLばんえつ物語が会津若松駅に定刻通り到着した場合、C57形蒸気機関車の転車台での回転、扇形庫へ入線など、折り返し運転に向けた準備作業をご覧いただける貴重な機会となっていますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
※掲載の内容は2025年10月現在の情報です。