提供:白神山地ブナの学校運営協議会

白神山地のグルメ厳選7選!地元で愛される絶品名物【秋田・青森】 [PR]

白神山地のグルメは、秋田・青森両県の自然と文化が育んだ郷土料理が魅力。山の幸と海の幸が融合し、地域ごとの名物料理や季節の味覚が楽しめる食の宝庫です。
この記事ではそんな白神山地のグルメ事情についてご紹介いたします。

白神山地のグルメとは?自然が育む食の宝庫

白神山地のグルメは、この地ならではの自然環境が育んだ素材と、そこに暮らす人々が長年培ってきた食文化が融合した「土地の味」です。青森県南西部から秋田県北西部にかけて広がる白神山地は、世界自然遺産にも登録される原生的なブナ林を有し、清らかな水と豊かな土壌に恵まれています。この環境が育む食材は、力強く、かつ繊細な風味を持ち、訪れる人の舌と心を惹きつけてやみません。

この地域の特徴は、山の幸と海の幸が共存している点にあります。内陸部ではキノコや山菜、そばといった山の恵みが中心となり、沿岸部ではヒラメやマグロなどの新鮮な魚介が楽しめます。このように多様な自然条件が食文化に反映されており、「白神山地のグルメ」は一括りにできない奥深さと広がりを持っています。

また、周辺の各町村にはそれぞれの名物料理が存在し、いずれも地元住民に長く愛されてきました。地元の食材を使った料理は、素材本来の味わいを活かす調理法が選ばれ、素朴でありながら深い旨味を感じられるものばかり。観光として訪れる人々にとっても、その土地の記憶に残る一皿となるでしょう。

旅の目的として「食」を重視する方にとって、白神山地はまさに理想のエリアです。山間部の清流で育つ野菜、ブナ林の恵みであるキノコ、そして白神の森から流れる栄養たっぷりの水で育つ新鮮な魚介。これらを活かした郷土料理の数々は、派手さこそありませんが、五感にじんわりと染み込んでくるような魅力があります。

白神山地のグルメを味わうことは、その風土や人々の暮らしぶりを知ることにもつながる、豊かな体験になるはずです。

秋田側で味わう白神山地の名物グルメ

秋田県側の白神山地エリアでは、山の恵みを活かした素朴で味わい深い郷土料理が堪能できます。なかでも注目したいのは、藤里町と八峰町の名物グルメ。山あいの町で受け継がれてきた伝統と、新たな地産地消の取り組みが融合し、訪れる人々に忘れがたい味を提供しています。

藤里町の「白神ラム」

白神ラム
藤里町は、白神山地の東の玄関口に位置する静かな山間の町です。藤里町が特に力を入れているのが「白神ラム」。地元の農場でストレスなく育てられた国産の羊肉は、臭みが少なく柔らかい肉質が魅力。脂ののりも程よく、焼くと甘みのある香ばしさが広がります。町内では、白神ラムを使ったラムクレ丼などが味わえるほか、直売所では冷凍パックで購入することも可能です。観光客からは「今までのラムのイメージが変わった」という声も多く聞かれます。

自然の恵みを活かしながらも、地元の努力で新たなブランドに育てられた白神ラム。藤里町を訪れるならぜひ味わっておきたい逸品です。
詳しくはコチラ

八峰町の「ハタハタ寿司」と「海鮮丼」

ハタハタ寿司
八峰町は秋田県の日本海側に位置し、冬の風物詩として知られる「ハタハタ」が名物の漁師町です。中でも注目すべきは、秋田伝統の発酵料理「ハタハタ寿司」。これは塩漬けしたハタハタと麹を混ぜて漬け込み、乳酸発酵させたなれずしの一種で、酸味と魚の旨味、そこに麹のまろやかさが加わり、複雑ながらもクセになる味わいが特徴です。

さらに、八峰町の新鮮な海の幸をふんだんに使った海鮮丼も人気で、イチオシは地元のブランド「輝サーモン」。白神の水が入り混じる栄養豊富な海で養殖されたこのサーモンは、脂乗りもよく旨味が濃いと多くの観光客を魅了しています。

この八峰町は白神山地の山の幸とは対照的に、日本海の豊かな恵みを象徴する料理が食べられる地域であり、風土と文化を映し出す味が楽しめます。

現在では町内の加工所や道の駅などでハタハタ寿司が販売されており、お土産としても人気があります。初めて口にする人には少し驚きのある味かもしれませんが、一度その奥深さを知ると忘れられなくなる、それが八峰町の魅力です。

※ハタハタは漁獲量の減少により現在大変希少価値が高く、時期によっては食べられない可能性もございます。
ハタハタ寿司について詳しくはコチラ

青森側の白神山地で出会える絶品料理

青森県側の白神山地エリアには、津軽地方特有の食文化と白神山地の自然が融合した魅力的なグルメが点在しています。海と山の境界にあるこの地域では、豊かな漁場から届く海の幸と、山間地で育まれた清らかな水と大地の恵みが共演しています。西目屋村、鯵ヶ沢町、深浦町といったエリアごとに、それぞれ個性的な名物料理が味わえます。

西目屋村の「白神そば」

白神そば
白神山地の北端に位置する西目屋村。この地の名物として知られるのが「白神そば」。白神山地の冷涼な気候と澄んだ湧き水、昼夜の寒暖差が育むそばは、香りとコシの強さが自慢です。

特に人気があるのが、西目屋村の道の駅「Beechにしめや」で提供される十割そばはしっかりとした食感と喉ごしの良さが評判で、観光客だけでなく地元住民にも長く愛されています。ざるそばやかけそばのほか、山菜やきのこを添えた山菜そば、数量限定の熊肉が入ったクマそばなど、自然の恵みを活かしたメニューが揃います。

白神山地の自然を全身で感じたあとに食べる一杯のそばは、特別な風味と安らぎをもたらしてくれることでしょう。
詳しくはコチラ

鯵ヶ沢町の「ヒラメのヅケ丼」

ヒラメの漬け丼
日本海に面する鯵ヶ沢町は、新鮮な魚介類が水揚げされる港町として知られています。その中でも特に人気なのが「ヒラメのヅケ丼」。

ヒラメの身は程よい厚みと歯ごたえを残しつつ、タレが染み込むように漬けられています。タレは店ごとにレシピが異なり、醤油をベースにゴマや生姜を効かせたもの、少し甘めに仕上げたものなど多様。地元の飲食店や旅館で提供されており、鯵ヶ沢町を訪れる観光客にとって定番のランチメニューとなっています。
ご飯との相性も抜群で、ひと口ごとに素材と風土の調和を感じることができます。
詳しくはコチラ

深浦町の「深浦マグロステーキ丼」

深浦マグロステーキ丼
深浦町もまた、津軽西海岸に位置する漁業の盛んな町です。ここで注目されているのが「深浦マグロ」を使ったステーキ丼。深浦産の天然本マグロを三種の小どんぶり(刺身、片面焼き、両面焼き)で味わうことができる地元ならではの贅沢な一品です。

ごはんにあらかじめセットされている「長芋」や、汁物に使われている「つるつるわかめ」等、一度に深浦の名物が味わえるほか、店ごとに異なるこだわり抜かれたステーキタレや付け合わせの小鉢の数々も楽しみの一つ。

深浦に訪れたら必食のご当地グルメです。
詳しくはコチラ

道の駅・直売所で買える名産品

白神山地周辺の各町村には、それぞれ個性豊かな道の駅や直売所が点在しています。これらの施設では、地元の農産物や水産物、加工食品などが販売されており、観光客にとっては“白神の味”を自宅に持ち帰る絶好のチャンスとなります。

たとえば、西目屋村の「Beechにしめや」では、キノコや山菜を使った加工品や地酒のほか、珍しい熊肉を使ったクマカレーがお土産に人気です。また、藤里町の直売所「森のえき」では、白神ラムを使った冷凍食品などが販売されており、どれも“土地の味”が詰まった逸品ばかりです。

一方、鯵ヶ沢町の海の駅や深浦町の道の駅では、地元で水揚げされた魚介類や干物などの加工品のほか特産品が豊富に揃い、お土産や贈答品としても喜ばれています。冷蔵・冷凍設備が整った売り場では、新鮮な海の幸を安心して購入できるため、グルメ好きにはたまらないスポットです。

これらの名産品は、旅の思い出を自宅でも再現できるだけでなく、土地とのつながりをもう一度感じさせてくれる特別な存在になるはずです。
Beechにしめや
森のえき
道の駅ふかうら
海の駅わんど

白神山地グルメをより深く味わう旅のコツ

白神山地のグルメを堪能するには、ただ目的地に足を運ぶだけではもったいない。せっかく自然豊かなこの地域を訪れるのであれば、季節や地域性を意識しながら計画を立てることで、より記憶に残る“食の体験”ができるようになります。ここでは、白神山地のグルメを最大限楽しむための旅のコツをご紹介します。

季節ごとのおすすめ時期

白神山地の名物グルメは、季節によって旬が大きく変わります。そのため、時期に応じた食材を狙って旅程を組むことで、より新鮮で美味しい体験ができるのです。

春には山菜が芽吹き、山の幸のうまみを活かした料理が特徴です。夏は冷たいそばや川魚料理が人気となり、避暑地としても最適。秋にはキノコ類や新米、そして深浦のマグロが旬を迎えるため、ボリュームのある料理が楽しめます。そして冬には、温かい郷土鍋が恋しくなる季節。雪に包まれた白神山地で食べる鍋料理は、寒さの中で格別の美味しさを感じさせてくれます。

それぞれの季節で異なる味と出会える白神山地では、年に何度でも訪れたくなる魅力が詰まっています。

宿泊とグルメの組み合わせ方

白神山地のグルメをじっくり味わうなら、日帰りではなく一泊以上の旅がおすすめです。というのも、このエリアの本格的な郷土料理は、ホテルや旅館などの宿泊施設で提供されることが多く、地元の旬の食材をふんだんに使った夕食メニューが豊富に揃っているからです。

たとえば、藤里町のゆとりあ藤里では、白神ラムを使った季節限定の会席料理が味わえます。西目屋村の白神館では、山菜等の地物を使った料理を、地元のそばで作ったそば焼酎や白神の水で醸した日本酒等と一緒に楽しんだり、深浦町や鯵ヶ沢町では、港に近い旅館で獲れたての海鮮を使った料理が提供されます。

宿泊を軸にグルメ旅を組み立てることで、地元の人との交流や、その土地ならではのサービスを受けられるのも大きな魅力です。

地域全体で食を楽しませる仕組みが根付いている白神山地。グルメだけでなく自然・文化・人との出会いも含めて旅の魅力を体感することができます。
秋田県「藤里町」の宿泊
青森県「西目屋村」の宿泊
青森県「深浦町」の宿泊
青森県「鯵ヶ沢町」の宿泊

訪問時の注意点とおすすめポイント

白神山地エリアは自然環境を守るための規制が多く、特に国立公園内ではゴミの持ち帰りや指定場所以外での火の使用禁止など、マナー遵守が求められます。また、山間部ゆえに交通手段が限られる場所も多いので、レンタカー利用や公共交通の時刻をしっかり確認して計画を立てましょう。

グルメ目当ての訪問では、地元の直売所や道の駅、または宿泊施設での食事を中心に据えるとよいでしょう。これらの場所では季節限定メニューや地元ならではの特別料理が楽しめることが多く、スタッフから料理の背景やおすすめの食べ方を聞けることもあります。

旅の計画段階で現地の観光協会や飲食店の最新情報をチェックし、予約が必要な体験プログラムなども確認すると安心です。

白神山地のグルメは、ただの食事以上の価値を持っています。豊かな自然、伝統、そして地域の人々の思いが込められた味わいをぜひ現地で体感してください。


※記載の情報は2025年9月30日現在の情報です。時期によって、記載の情報は変更の場合があります。
※記載の画像は、すべてイメージです。
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