憧れの寝台特急「カシオペア」。そのウェルカムスイーツとして開発された、カシオペア「笹川流れの塩ブラウニー」のストーリーをご紹介します

寝台特急「カシオペア」はJR東日本が誇る、E26系客車。オール2階建てで、銀色のステンレスボディーに5色のラインが映える、スタイリッシュで美しい車両として知られています。
また、機関車には、「カシオペア」のヘッドマークが燦然と輝きます。

1999年～2016年までは上野～札幌間を結ぶ定期列車として運行されていました。その後は団体臨時列車「カシオペア紀行」として運行され、憧れの寝台特急として、多くの方に親しまれています。

その「カシオペア紀行」のウェルカムスイーツとして開発されたのが、カシオペア「笹川流れの塩ブラウニー」。

ヘッドマークをデザインしたフィルムに包まれた商品を、Ｅ26系車両をイメージした銀色の箱の中に入れています。カシオペアの車内でお楽しみいただけるよう、上品で濃厚なチョコレートブラウニーをご用意。これにアクセントとなる「笹川流れの塩」や「アロニア」のジャムを加え、ひとつひとつ丁寧に手作りで届けしている上質な焼菓子です。

この濃厚なチョコレートブラウニーに、ほどよいアクセントを加えてくれているのが塩。カリっとしょっぱい塩は角がなく、甘みがある手作り塩。

この塩は、日本屈指の透明度を誇る海岸景勝地である、新潟県村上市の「笹川流れ」で汲み上げられた海水を、昔ながらの製法で丁寧に作られた逸品。美しい海からくみ上げた海水を寝かせて不純物を取り除いたあと、大量の薪をくべ、釜でゆっくりと炊いて手作業でかきまぜながら水分をとばす。さらに藁で編んだ苞（つと）でゆっくり時間をかけながら、にがり分を飛ばしていくという、根気のいる工程。

こうやって出来上がった塩は、美しい日本海の旨味が凝縮され、まろやかな塩となります。

「アロニア」って、聞いたことありますか？

アロニアは、北米原産のベリー系のバラ科の小果樹。
日本では北海道や新潟、長野、海外では北アメリカやロシアなど、寒冷な地域で栽培されることが多い植物。果実の見た目はブルーベリーに似ていますが、果肉はブルーベリーよりも固め。渋みもあるので、生では食べられず、ジャムなどに加工されることが多い果実です。

このアロニアは、目の健康をサポートする「アントシアニン」という抗酸化作用のあるポリフェノールが、ブルーベリーよりも多く含まれていることから、「スーパーフード」「メディカルフルーツ」などと呼ばれることもあるそうです。

新潟県で大切に育てられた希少なアロニアのジャムをを、濃厚なチョコレートブラウニーに加えることで、ほのかな酸味がさわやかな味わいを感じさせてくれます。

カシオペア「笹川流れの塩ブラウニー」は、「カシオペア紀行」のウェルカムフルーツとして商品開発されましたが、「家でも食べたい」「お土産にしたい」などとの声を受け、10個入り・15個入りのギフトボックスもあります。
Ｅ２６系の車体をイメージした銀色の箱も、手土産の際のアクセントになりますね。

またこちらの商品は、ＪＲ東日本のおみやげグランプリ（2024，2025）にもエントリーされている、人気の商品です。

カシオペアに乗車したことがある方もない方にも楽しんでいただける、作り手のこだわりが伝わる、上質で濃厚なチョコブラウニー。
カシオペアの運行が終了しても、引き続き販売される予定なので、カシオペアに思いをはせながらおいしく食べられますね。

鉄道や電車が好きな方にも、チョコレートやおいしいお菓子が好きな方にも、おすすめできる逸品。
10個入り、15個入りのシリーズもあるので、お手土産にもぴったり。

さらに食べ終わったあとも、きれいな銀色の空き箱は保存して、活用してみるのもおすすめです。
一度おためししてみては。