じゃがいも保存方法|長持ちさせるコツと、常温や冷蔵庫での保存の注意点
じゃがいもを常温・冷蔵・冷凍で保存する際の注意点と長持ちさせるコツを詳しく解説。芽や緑色の皮に含まれる毒素「ソラニン」や「チャコニン」への対策、リンゴと一緒に保存する理由、便利な保存グッズまで、家庭で実践できる安全な保存方法を紹介します。
完成時間(分): | 0分 |
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準備時間(分): | 0分 |
調理時間(分): | 0分 |
レシピ分量: | 1人前 |
料理のスタイル: | その他 |
料理区分: | その他 |
「じゃがいも」の美味しさを長く味わうための保存方法
1.
じゃがいもは、基本的には保存しやすい野菜ですが、「ソラニン」や「チャコニン」といった毒素も持ち合わせており、保存方法を間違えると食中毒になってしまうおそれもあります。
長く美味しく、安全にじゃがいもを味わうためにも適切な保存方法を確認しておきましょう。

新聞紙などにいれ、風通しの良い冷暗所で保存
1.
じゃがいもは常温保存できる野菜ですが、保存するのにちょうどいい温度は5~7度ぐらいと言われています。
長期で保存するならある程度の冷暗所に保管するのが基本です。
2.
じゃがいもを新聞紙やキッチンペーパーで包むことで、光や冷気が直接当たらず、コンディションを保ちやすくなります。そのうえで適度な湿度を保つためにも、じゃがいもをポリ袋などに入れて保管しておくと良いでしょう。

3.
大量に手に入れた場合には、じゃがいもの上に直接じゃがいもを重ねるのではなく、間に新聞紙を敷いたりすると、新聞紙が緩衝材にもなりますし、湿気のコントロールにも一役買ってくれます。
4.
※冬は廊下など屋内で保管可能。ただし、じゃがいもは4度以下で保存すると低温障害を起こして、赤やピンク色に変色してしまうこともあります。
夏は冷蔵庫の野菜室で保存
1.
野菜室は温度が3~8度程度と、じゃがいもの保存に適した温度になっています。冷蔵庫でじゃがいもを保存するなら、野菜室に入れるようにしましょう。
2.
野菜室の中は冷蔵室より湿度が高く保たれていますが、じゃがいもは湿度の高い場所では芽が出やすくなります。
じゃがいもを新聞紙やキッチンペーパーで包むことで、光や冷気が直接当たらず、コンディションを保ちやすくなります。そのうえで適度な湿度を保つためにも、じゃがいもをポリ袋などに入れて保管しておくと良いでしょう。
じゃがいもはリンゴと一緒に保存すると、発芽を抑える作用も
1.
新聞紙や袋で保管する際は、じゃがいもと一緒にりんごを入れるのが効果的です。

2.
実はリンゴが発生するエチレンガスに、じゃがいもの発芽を抑える作用があるのです。
エチレンガスは主に成長を促す植物ホルモンで、リンゴとほかの果物を一緒に置いておくと熟成を早める効果がありますが、じゃがいもにとっては成長を抑制する働きとなり、じゃがいもをリンゴと一緒に保存すると、じゃがいもの発芽が抑えられるというわけです。
光を遮断して、じゃがいもの毒素生成を阻止

出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s299/s299-309282
実はじゃがいもは光に当たることで皮が緑色に変色し、ソラニンやチャコニンといった毒素が生成されてしまうのです。
光に当たると毒素が生成される、というのは日光だけの話でなく、蛍光灯の光でも毒素は生成されてしまいます。そのため、たとえ室内でもじゃがいもは光の当たらない冷暗所での保存が大切になるのです。
植物は外敵から身をまもるために天然の毒素をつくることがあり、ソラニンやチャコニンはそうやってつくられる天然毒素の一種です。これらを多く含むじゃがいもを食べると、吐き気や嘔吐、下痢などの食中毒症状を引き起こす恐れがあります。
じゃがいもの芽に毒がある、という話はよく聞きますが、皮が緑色になっている部分にもソラニンが多く含まれていますし、家庭菜園などで収穫した十分に熟していないじゃがいもにも皮のまわりに含まれていることも。心当たりがあったらしっかり皮をむき、万一苦みを感じたらそれ以上食べないように気をつけましょう。
じゃがいも保存に使える便利グッズ 野菜巾着袋

出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F411/F411-032-0363
100%オーガニックコットンで、薬剤を一切使用せずに手作りの柿渋で「太陽染め」した生地なので、食品を入れるにも安心して使えますね。
柿渋には抗菌、防腐、消臭、防虫といった効能も期待できますよ!
じゃがいもの冷凍保存はできる?
じゃがいもは可食部の8割近くが水分なので、生の状態で冷凍すると解凍する時に水分が抜け、本来の味わいや風味が損なわれやすいのです。
とはいえ、さほど食感の違いが気にならない調理方法もあります。例えば冷凍状態からそのまま煮込むなどすれば、一定の食感を保つことができますが、そのためには冷凍保存する前にじゃがいもをカットするなどして使いやすい状態にしておきましょう。
1回の調理で使い切れる分量でカットしておき、解凍せずそのままスープなどに加えれば、食卓をより美味しくしてくれます。
また加熱したじゃがいもをマッシュして、塩やこしょうなどで味付けしたものを小分けにして保存袋で冷凍すれば、調理の素材やちょっとした副食、お弁当のおかずなどに少量ずつ使えて便利です。
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