JR東日本では、列車に持ち込む荷物にルールを定めています。
持ち込む荷物の大きさや重さが決められており、品物によっては袋に収納する必要があったりと、持ち運びの方法も指定されています。
列車に持ち込めない荷物もあります。
危険品や不潔なもの、他のお客さまに危害を及ぼすおそれのあるもの等は持ち込みが禁止されています。
事前に手荷物のルールを知って、安心して列車を利用できるようにしたいですね。
こちらの記事では、列車に持ち込める荷物のルールと、持ち込めない荷物について解説します。
更新日: 2024年09月11日
ご存じですか?列車に持ち込める荷物、持ち込めない荷物。JR東日本の手回り品ルールを解説
JR東日本では、列車に持ち込む荷物にルールを定めています。大きさや重さのルールのほか、サーブボードや折り畳み自転車等は袋に収納するなど、持ち運びの方法も指定されています。
また、不潔なものや、他のお客さまに危害を及ぼすおそれのあるものは持ち込むことができません。
この記事では、JR東日本の列車に持ち込む荷物のルールを解説します!
列車への荷物の持ち込みには、ルールがあります
列車に持ち込める荷物のサイズと重さ
列車に持ち込める荷物は、サイズと重さが定められています。
縦・横・高さの合計が250㎝以内で、長さは2mまで。
重さは30kg以内のものを、2個まで持ち込むことができます。
ただし、傘、つえ、ハンドバックなど身の回りのものは個数に数えません。
縦・横・高さの合計が250㎝以内で、長さは2mまで。
重さは30kg以内のものを、2個まで持ち込むことができます。
ただし、傘、つえ、ハンドバックなど身の回りのものは個数に数えません。
列車に持ち込む際にルールがある荷物
スポーツ用品、楽器、娯楽用品などは、長さが2mを超える場合であっても、列車の車内で立てて持ち運べるものであれば、持ち込むことができます。
その際は、専用の袋、ケースなどに収納する必要があります。
また、サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、小さく解体、または折りたたんで袋に収納しなければなりません。
その際は、専用の袋、ケースなどに収納する必要があります。
また、サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、小さく解体、または折りたたんで袋に収納しなければなりません。
ペットなどの小動物は「手回り品きっぷ」が必要
犬や猫などの小動物を列車に持ち込む場合は「手回り品きっぷ」が必要です。このきっぷは有人改札で駅係員に声をかけて購入します。
ペットの持ち運びは、全身が入るケースに入れる必要があります。
ペットの持ち運びは、全身が入るケースに入れる必要があります。
危険が伴うものは、列車への持ち込みができません
列車を利用する他のお客さまに危害を及ぼすものや、列車の車内を破損するおそれのあるものは、持ち込むことができません。例えば、危険品、刃物、暖炉やコンロ、動物、死体、不潔なもの、臭気を発するものがこれにあたります。
ただし、刃物は、厳重に梱包されていれば持ちこむことができます。対象とする刃物や梱包方法は「刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン」(平成30年12月国土交通省鉄道局)を参考にしてください。
動物については、少量の小鳥、小虫類、初生ひな、魚介類でケースに入れたものは持ち込みが可能です。なお、犬、猫、小動物などの場合は有料となり「手回り品きっぷ」の購入が必要です。
ただし、刃物は、厳重に梱包されていれば持ちこむことができます。対象とする刃物や梱包方法は「刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン」(平成30年12月国土交通省鉄道局)を参考にしてください。
動物については、少量の小鳥、小虫類、初生ひな、魚介類でケースに入れたものは持ち込みが可能です。なお、犬、猫、小動物などの場合は有料となり「手回り品きっぷ」の購入が必要です。
列車に持ち込めない危険品は、細かく定められています
列車に持ち込むことができない危険品は、可燃性液体、高圧ガス、可燃性固体、酸類、火薬類、揮散性毒物、農薬、マッチと軽火工品、油紙・油布類、吸湿発熱物、酸化腐しょく剤、放射性物質、セルロイド類を指します。
一部の危険品は、梱包方法や数量のルールを守れば持込み可能となるものもあります。しかし、ガソリン、灯油、軽油などの可燃性液体そのものは、量にかかわらず列車への持込みが禁止されています。
また、可燃性液体、高圧ガス、可燃性固体を含む製品であって、小売店などで一般的に購入可能なもの(酒類・化粧品類・医薬品・ヘアスプレーなど)は、2リットル以内または容器を含む重さが2キロ以内であれば、持込み可能です。この場合、中身が外に漏れ出ないようにご注意ください。
一部の危険品は、梱包方法や数量のルールを守れば持込み可能となるものもあります。しかし、ガソリン、灯油、軽油などの可燃性液体そのものは、量にかかわらず列車への持込みが禁止されています。
また、可燃性液体、高圧ガス、可燃性固体を含む製品であって、小売店などで一般的に購入可能なもの(酒類・化粧品類・医薬品・ヘアスプレーなど)は、2リットル以内または容器を含む重さが2キロ以内であれば、持込み可能です。この場合、中身が外に漏れ出ないようにご注意ください。
列車に持ち込めるもの、持ち込めないものを知って、ルールを守って列車利用を
多くのお客さまが利用する列車を安全にご利用いただくため、手荷物の持込みに関して定めているルールをご紹介しました。
列車の持ち込む荷物について、迷った場合はホームページ等でご確認いただくか、駅係員へご相談ください。
列車の持ち込む荷物について、迷った場合はホームページ等でご確認いただくか、駅係員へご相談ください。